【感想・ネタバレ】先生とそのお布団のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年05月27日

全1巻。
『後宮楽園球場』の作者による、自身の作家人生を綴ったようなライトノベル。与えられた希望に夢を見て無惨に打ち切られることの繰り返しの悲哀に満ちた日々だけど先生によって癒される。読んだ私も癒される。
売れっ子女子大生作家との関係がとても居心地が良い。

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Posted by ブクログ 2019年12月10日

ラノベなのに文学。
「ラノベについてのラノベ」というメタ的なところも含めて好みでした。
ただ、同時に、これはラノベとしてはなかなか売れないだろうとも思います。

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Posted by ブクログ 2018年04月05日

特に生きたくないという感覚が最近あったわけではないけれど、読後、生きたいと強く思った。
石川博品は、元々好きな作家だったけれど、一層好きになったし、紙で購入しなかった作品があることを少し恥さえした。

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Posted by ブクログ 2023年03月02日

半分くらいは、石川先生のリアルな経験なんだろうなぁと思う。
あるいは、今までに読んで「個性的で面白い、少ない巻数で終わったのが惜しい」って感想を抱いたラノベの作者さんのほとんどはこういう苦い経験を積み重ねてきた人たちなのかなぁ、なんて思ったりもした。
じんわりと心に残ってふとしたときに思い出すような...続きを読むお話でした。

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Posted by ブクログ 2023年05月31日

 この作家さんの本を読むのは2冊目となる。石川布団(もちろんペンネーム)という売れないラノベ作家と、人語を解し本までも読む猫の「先生」が織りなす日々を描いている。あたためていた企画が出版社の都合でボツになったり、原稿にはダメ出しを食らったり、シリーズが打ち切りになったりもする。これって、よくあること...続きを読むなんだろうか。

 それでも書き続ける布団。作家という職業の悲哀というか、哀愁が感じられる。本書は、カクヨムで短編小説として公開したものを、加筆修正して長編化したもの。ほほ私小説らしい。

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Posted by ブクログ 2019年02月26日

ラノベレーベルから出てるとは思えないような内容だった。この作家さんのファンだったら楽しめるのかもしれないけれど、私はこれを初めて読んだのであんまり……という感じだった。すべてがあっさり味って感じ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月07日

帯に「絶賛の声多数!」とあったので期待しすぎたかな…
出版物全てに言えるけど、帯で過剰評価し過ぎな作品は総じておもしろくないなぁ…。

思った通りに最後先生死んじゃうし。
思った通りすぎて泣けない。
死=感動 という「絶賛の声」ならなんて安い絶賛なのか。

私は作家じゃないからそうなのかと思うしかな...続きを読むいけど、このラノベがすごい!にランクインしても売れない作家止まりなの?
イベントであれだけ同人誌が売れてても?
その辺のバランスに違和感。

あと表紙の女の子…若手天才作家の。女の子である必要あるかなぁ?
ロマンスを入れるなら女の子でもいいけど、ロマンスもないし、それなのに表紙にいる違和感。
表紙にいるからそれなりに出てくるのかと思いきや、ほぼほぼ出てこない。
それなら表紙は主人公と先生だけでいいのでは?
なんだか、「女の子がいないと売れない」って考えてる編集部の案かなーとか思っちゃう。

あと主人公がいい人すぎる。
ネットにライバル作家の悪口書く…とか、性悪ならこのラストでもいいけど、いい人すぎてさらにこのラストはちょっと報われないなーと思った。仔猫かわいいけど。
かといって人気作家になるのも違うな…難しい。

でも私もモノを造る側なので、造る苦しみはよくわかる。
評価されない哀しみも、期待を裏切られる絶望も。
その部分はすごく共感できる。
だからこそ、帯に「何者かになりたかった人に」とあったから、何か救われると思って読んだだけに肩透かしだった。
特に何も…新しいことは見つけることができなかった。

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