あらすじ
【『このライトノベルがすごい!2015』(宝島社刊)で2014年度新作ランキング1位! 作品(シリーズ)ランキング5位!!】【おまけミニ小説も収録!】大白日(セリカン)帝国――野球の巡業で身を立てていた白日人が興した国。その皇帝暗殺の野望を胸に秘める少年・海功(カユク)は宮廷に入り込むため、少女に扮して後宮の一員となる。新入り宮女として勤務しはじめた彼が見たものは、帝国中から集められた美少女たちが、野球で皇帝の寵愛を争う熱狂の楽園、すなわちハレムリーグであった。野球少年の海功もハレムリーグに巻き込まれていき――!? 番外編ミニ小説も特別収録!!
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Posted by ブクログ
既刊2巻。
野球と女の子を併せた、中華風でもあり中東風でもあり、宇宙人とか人外が出てくる、後宮という場での女の闘いと肌色満載の復讐譚。
他のラノベには無い珍妙な味わいのある作品で、もっと上のリーグでの試合が見たかった。
Posted by ブクログ
かための文章からそこはかとなくあふれ出すエロス。何というかすごい作品に出会ってしまった、というのが第一印象。金髪碧眼の大型遊撃手はやっぱり見栄えがしますね。
後宮の少女たちが意外にも大真面目に熱血野球! かと思えば獣人やら吸血鬼やらが出てきて異能の力で野球したりと、後半はファンタジーでごった煮状態でしたが。
1巻だけで終わるのは惜しいと思っていたところにいつの間にか2巻が出ていた……早く続きを読まねば。
Posted by ブクログ
アラビア風の後宮で野球をする話
後宮らしい陰謀などもいちおう伏線張られているが
この1巻ではとにかく野球
現代の高校を舞台に「男が(重要)」野球するのは
ライトノベルで不可能なのだろうけれど
作者の過去作品がなければ
なんだかなあで終わりそうな一冊
Posted by ブクログ
異世界のムスリム系帝国の後宮で、野球。女装して野球。後宮での日常生活がちゃんと描かれており、熱と砂漠の匂いがするのに、野球。この発想はどこからきた!?後宮と野球という異質なものを違和感なく結びつけ、世界を作る作者の力に脱帽。
Posted by ブクログ
某国あたりを思わせる舞台と後宮そして野球というどんな食い合わせかと思う設定もこの作者にかかれば青春スポ根ラブ立身出世モノになるのだ。女性の肉体描写が不思議と下品じゃないのも良い。4章で野球不参加なのに細かな描写が挟まれたせいか幢幡(マニ・ハイ)が好き
Posted by ブクログ
ええーとなんだこれ…女装で後宮で野球……。
黙っているとかわゆい主人公がしゃべるとかなり男らしいところがなかなか良い。外に残してきた従兄の伐功(バルク)と共に復讐を志している…というのでいいねいいねえ、と思っていたら途中からなんかその辺わりとどうでもよくなっちゃってません?初志貫徹!
後宮だし美少女でさえあれば他人種でもいいんだなあ…と思っていたのもつかの間、人種とかそういう問題じゃなかった。超人・人外多過ぎじゃないですか?カオスだ…。いやまあ女装で後宮で野球って時点で分かってたけどカオスだ…。
ところで幢幡(マニ・ハイ)好きです。しかし花刺(フワーリ)も…大変気になる…。でも宦官長もわりと好きなのでイラストレーターさんのあとがきを読んで悔しさを抑えられない。
Posted by ブクログ
野球と喧嘩は後宮の花。
帝国に集められた美少女達は寵妃の座を目指して黒球を追う。
その帝国に美少女に扮して潜り込み、皇帝の命を狙う主人公。
チャンスをつかむことができるのか?
絶対に手を出さないタイトル名ですが、このラノで単管でトップ10入りしていたので気になって購入。
正直な感想として、ラノベで書くようなものじゃない。
練り込まれて設定だし、キャラの心情を上手く描けているとは思うが、ラノベとして読もうとしてるのに、ラノベっぽい要素は絵だけ。
文章も堅苦しいしね。
ホントにレーベルミスとしか言いようがない。
一般小説を好む人に感想を聞きたいかな。