笹本稜平のレビュー一覧
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児童ポルノサイトの捜査をしていた国枝刑事が何者かにひき殺された。車の所有者である生活安全部長の鹿野は、車は事件前に盗まれアリバイもあると主張。鹿野には児童性愛趣味の噂が尽きないのだが―。警視庁監察係の本郷と仲間たちは、国枝の部下らとともに、上級官僚が握り潰そうとするおぞましい秘密に迫ってゆく。Posted by ブクログ
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酷暑の夏に読んでもマカルーの極寒猛吹雪の中にいると錯覚するほどの、圧倒的な情景描写。孤独の局地にいる一人称で語られながらも仲間たちの情熱が伝わってくる心理描写も凄い。Posted by ブクログ
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東京都葛飾区在住の資産家老人・有村礼次郎が突然失踪した。質素で孤独な生活を送る老人と唯一交流のあった少女・奈々美の訴えで臨場した警視庁捜査一課特殊犯捜査係の堂園晶彦は、有村邸の玄関から血痕を発見する。同時に預金通帳や有価証券、時価二億円の根付コレクションが消えていた。有村老人は元暴力団員・中俣勇夫に...続きを読むPosted by ブクログ
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亡くなった仲間の想いを背負って、山に登る。
そこは予想通り。再チャレンジした登りでも、様々な困難が生じるところまでは盛り上がるんですが、最後は「あれ?」と言う感じで、意外にあっさりと終わってしまいます。ちょっと何だかなぁPosted by ブクログ -
山岳小説
初めて読んだ山岳小説
スポーツショップで登山のグッズを眺めてしまった
マッキンリーの写真を検索してみた
ところどころ記録したくなるような文章、
表現の仕方は素晴らしかった
Posted by ブクログ -
現在は所轄にいる元捜査一課の刑事と、キャリアで本庁の管理官である息子が、連続殺人事件の捜査にあたる。
親子という設定は面白いが、少し饒舌な表現なのか、読むのに我慢が必要だった気がする。
シリーズ化されているとのことなので、これから読んでいきたい。Posted by ブクログ -
「素行調査官」シリーズ第2弾。
悪徳警察組織の闇を、内部の警察官たちが明らかにし、法の下に裁くという図式。警察小説の大きな流れの一つで珍しいものでもなく、またこの一作をもって「超傑作」というような小説でもない。正直凡百なものである。
でも、マンネリ流れを楽しむスキルがあるなら、笹本さんの警察小説は...続きを読むPosted by ブクログ -
ぐわわ!クソ面白くなかったーそれなのに600ページ近くあったー。話があっちこっち行きすぎなのに犯人に工夫がねえ、せっかく魅力的な素材の凄腕女性サイバー捜査官が全く生かされてねえ、主人公に魅力がねえ、ハイテク捜査とか言ってるのにほんのオマケで生きてねえ、なにが面白いんだよーこれ!Posted by ブクログ
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東京都葛飾区在住の資産家老人・有村礼次郎が突然失踪した。質素で孤独な生活を送る老人と唯一交流のあった少女・奈々美の訴えで臨場した警視庁捜査一課特殊犯捜査係の堂園晶彦は、有村邸の玄関から血痕を発見する。同時に預金通帳や有価証券、時価二億円の根付コレクションが消えていた。有村老人は元暴力団員・中俣勇夫に...続きを読むPosted by ブクログ
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“おれ”は、東西の指定広域暴力団と地場の組織が鎬を削る街に事務所を開く私立探偵。やくざと警察の間で綱渡りしつつ、泡銭を掠め取る日々だ。泣く子も黙る組長からは愛犬探しを、強面の悪徳刑事からは妻の浮気調査を押しつけられて…。Posted by ブクログ
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一人の元潜入捜査員が自殺した。薬物捜査のエキスパートとしてめざましい実績を持つ男。だが、公金流用を理由に依願退職に追い込まれていた。さらに退職時、大量の覚醒剤を持ち出していたというのだが…。警視庁監察係の本郷岳志と仲間は、彼を裏切り死に追いやった警察内部の黒い人脈に気づく。Posted by ブクログ