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一人の元潜入捜査員が自殺した。薬物捜査のエキスパートとしてめざましい実績を持つ男。だが、公金流用を理由に依願退職に追い込まれていた。さらに退職時、大量の覚醒剤を持ち出していたというのだが……。警視庁監察係の本郷岳志と仲間は、彼を裏切り死に追いやった警察内部の黒い人脈に気づく。「警察の中の警察」が巨悪に立ち向かう圧巻のエンタテインメント!
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Posted by ブクログ
退職間もないひとりの元刑事が自殺をした。
特別にゆかりの土地でもなさそうな場所で命を絶った刑事のお骨は、引き取り手のないまま宙に浮いている。
入江に命じられ北本とともにお骨の引き取りに向かった本郷は、はからずもしばらくの間寮の自室でお骨と同居を余儀なくされる。
薬物捜査のエキスパートと呼ばれた男はなぜ死んだのか。
調査を進めていくと、過去にも似たような事件が起きていたことがわかり・・・・。
「この仕事を選んだ理由は?」
誰しも仕事を選ぶときには、何かしらの理由があると思う。
経済的な理由、やりがいを感じられるから、単純にその仕事が好きだから。
いろいろな理由はあるだろう。
たぶん警察官だって例外ではないと思う。
それでも、警察官には人並み以上の正義感と倫理観を持っていてほしいと思う。
出世、金、名誉。
欲にまみれたとき、人は転落への一歩を踏み出しているのかもしれない。
分をわきまえて謙虚に生きる。
言葉にすれば簡単なようだけれど、一度良い思いをしてしまった人間にとっては引き返すことは難しいのだろう。
民間人である沙緒里たちとの協力体制はリアル感がない。
もしかしたら本当は世間に知られていないだけで現実にはあるのかもしれないけれど・・・。
でも、監察として生きていくことを決めた本郷にとって、拠り所である沙緒里たち親子との絡みは物語としては必要なものなのだろう。
シリーズ第3弾はすでに発売されている。
ぜひ読んでみたい。
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