笹本稜平のレビュー一覧

  • 山狩

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    山狩という題名から、山を舞台に犯人を追い詰めることがメインの小説かと思って読み始めたけれど、実際に描きたかったのは警察内部のごたごたや裏社会とのつながりだったように感じた。実際小説の3/4くらいはそのあたりを丁寧に描いていて、犯人も分かっているのになかなか捜査が進まない。最後1/4くらいで山を舞台に一気に話が展開するけれど、犯人は山を舞台に逃げ回ったりするわけではなく、山狩で狩られるのは殺人を疑われる村松さんの方で、そっちなのかーとちょっと微妙な気持ちになってしまった。
    最終的に犯人の親の犯罪まで表沙汰になり、怪しい組織が解体されるのはよかったけれど、もう少し山を舞台に犯人とのデッドヒートがあってもよかったかな…と思った。

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    2025年08月29日
  • 恋する組長

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    いやーおもしろかった!ヤクザとどっぷり絡みながら際どいところで仕事をしている探偵の「おれ」
    極悪無能刑事やらインテリやくざやら仕事しない電話番の女の子やら…もうキャラが抜群☆
    そしていつも難しい依頼を受けて危うく殺されそうになる。これをどう回避するかがおもしろい!解決方法には、そう来たか!と楽しくなる☆
    決して奇想天外奇天烈奇妙ではなく、軽快でスッキリした、わたしが好きな勧善懲悪☆
    初読みの作家さんですが、オススメです!

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    2025年07月19日
  • 分水嶺

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    感想
    文章は読みやすく、スッとはいってくる。

    自然や山からしたら人間は不要の存在。

    しかし、筆者の作品は直接登場しない人物が信じられないくらい悪意を持ってるパターン多いな。


    あらすじ
    風間は、広告写真の世界から締め出され、父親がやっていた北海道の山岳写真で生計を立てることにする。

    ニペソツ山で籠って写真を撮ろうとした際に田沢という男性と出会う。田沢はかつて無罪を主張したが、殺人容疑で捕まり、出所したという。

    父親も田沢も1880年代に絶滅したはずのエゾオオカミを探し求めて山に入っていたのだった。

    田沢が殺したとされる地元にホテルを誘致しようとした三山。冤罪の疑いがある。田沢は誰かにふっかけられて再び刑務所に入れられそうになるが、風間が身元引受人になり、事なきを得る。

    そのお礼に田沢は風間の父親が秘密にしていた山のスポットに連れて行ってくれるという。

    その頃、三山から再度リゾート開発の話が持ち上がる。一方、田沢と風間はオオカミの巣と思われる場所と骨を見つけて、北大の研究者へ骨を持ち込む。

    教授はほぼオオカミの骨で間違いないと言い、DNA鑑定にうつる。その間、田沢にコンビニ強盗の嫌疑がかけられ、田沢は山に籠るが、吹雪の中、雪崩に巻き込まれて、生死を彷徨う。風間は吹雪の中を助けに出たが、場所の検討がつかない。そんな折、オオカミが案内役となり、田沢の元へ導く。

    しかし雪崩に巻き込まれた田沢は息を引き取る。その後、田沢の冤罪も証明される。

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    2025年05月06日
  • 大岩壁

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    笹本稜平さんの作品を読み重ねてくると、登場人物達の立ち位置やこの先の展開を序盤である程度類推できてしまう。それゆえ、その想像がどうひっくり返されるのか?という視点で読み進めることになり、ゼロベースで楽しめなくなって悲しい。(たぶん笹本作品の読みすぎ)

    ただ、他作品と同様に山にまつわる詳細な描写はこの作品でも超一品。昨年のヒマラヤでの事故やその後のドキュメンタリー映像などを追いかけている身からすると、山(壁)の登り方や風景など、リアルな映像を伴って脳内にイメージすることができ、そのために必要な情報を過不足なく筆一本で与えてくれる笹本さんは、なんと山への理解が深い作家さんだと心底唸らされる。

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    2025年03月31日
  • 山狩

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    千葉県の伊予ヶ岳の山頂で発見された女性の遺体。ストーカー被害を訴えた女性のものだった。事件を解明しようとする山下や小塚たちは、警察内部や外部の暴力団、地元の警察や暴力団と、癒着する企業に、捜査を阻まれるという四面楚歌の状態になる。

    500メートル以上の山がない千葉県が舞台で、山岳小説という特異な一冊ですが、一般登山道というよりも獣道の様な人が寄りつかないような場所で、繰り広げられる逃走劇に、山岳小説というイメージが持てませんでした。

    ストーカー事件にしても、宮部みゆきの模倣犯の真犯人の様に普段は知的な印象だけど、シリアルキラーぶりが目につくイメージがありましたが、この犯人は、計画的だけど、どこか杜撰だったりと掴みどころがないのも感想

    警察と暴力団、地元暴力団の癒着にしても、後半の倫理を無視した警察のやり方についても、本当に屑だなと思ったり。それだけに、少ない警察の正義と言える山下や小塚たちの活躍が際立っていたなと思います。

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    2025年02月02日
  • 天空への回廊

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    かっこいいね。
    山とテロ二つの脅威。
    話が大きくてよくわからなかった
    時もあったけれど、一気に読んでしまった。

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    2024年12月07日
  • 偽装 越境捜査

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    ネタバレ

    越境捜査シリーズ第5弾。今回は成り上がり大企業を相手に殺人事件と汚職と不正輸出の事件を追う。

    正直ザツさが目立つ。例えば、宮野のキャラがこのシリーズの個性なのに、悪徳部分を強調するためか、書き分けの必要性からか、質の悪いワトソン兼コメディリリーフの立場に縛っていることなんかは気になって仕方がない。愛憎相半ばのキャラって描くのが難しいんだろうけど、これでは悪目立ちで退場してしまったスターウォーズのジャージャービンクスじゃないか、勿体ない。

    肝心の謎解き部分も、積み上げた推理というよりはご都合主義が多く(動画の入手なんて最悪のパターン)、舞台の移動も無駄に多く、総じてページ数の割に内容が薄い。

    このシリーズ追いかけ続けるべきかどうか思案中。とりあえずちょっと休憩しようと思う。

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    2024年10月14日
  • サイドストーリーズ

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    鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
    一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
    皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
    街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
    同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
    心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
    平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
    ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
    雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
    落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
    オレンジの水面(『北天の馬たち』番外編/貫井徳郎)
    多田便利軒、探偵業に挑戦する(『まほろ駅前』シリーズ番外編/三浦しをん)

    小説を読んだことがなくても映像作品を見たことがあったり、全く知らないシリーズは少なかった。

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    2024年10月06日
  • 極点飛行

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    感想
    ストーリーは単純で分かりやすいが、ちと長いな。

    そして、南極で戦闘とかありえないでしょう。筆者は極地での戦闘がお好き。

    筆者お馴染みにワード、インマルサット、アノラックを見て安心する。テルモスまだ出てないなぁ。と思いきや400ページ付近でテルモス!


    あらすじ
    アキラは日本の航空会社を辞めて、南極へ飛行機を飛ばす民間航空会社のWAAのパイロットだ。

    ある日、チリの富豪のアイスマンが怪我をしたと連絡が入り、急遽、南極へ駆けつける。アイスマンの隊員のギュンターが頚椎をやられており、病院へ搬送する途中で亡くなる。アイスマンの姪のナオミは、ギュンターの婚約者であり、悲嘆に暮れる。

    アイスマンが南極に行く理由はナチスの財宝を探すという噂が聞こえてくる。ネオナチの元空軍のモラエスがアイスマンの周囲で不穏な動きをする。

    モラエスに加えて、アメリカからも金を求める動きがある。決戦は冬季の南極にて行われる。

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    2024年09月08日
  • 春を背負って

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    感想
    大都会で会社の歯車となって、どこに貢献しているのか分からない仕事をするよりも、田舎で人と支え合い、それを身近に感じる方が幸せなのかもしれない。主人公の享がその生き方を示している。

    あと、山での過信や軽率な行動は自分のみならず救出する人にも多大な迷惑をかけるので注意が必要!

    あらすじ
    奥秩父の国師ヶ岳と甲武信ヶ岳の間にある地味な山小屋を、4年前の父親の突然の死によって継いだ享。

    古屋の切り盛りを手伝ってくれているゴロさんの話。

    山に自生するシャクナゲを守る話。

    自殺願望のある女性を救う話。美由紀はシャクナゲを見て生きる希望を取り戻し、山小屋で働くことにする。

    崖で亡くなっていた白骨死体と84歳男性の奇妙な縁。

    小屋仕舞いとゴロさんの脳梗塞。ゴロさんは生きる気力を失いかけるが、薬が劇的に効いて全開に。

    春山で大荒れの天気になった時に、遭難しかけたパーティを救う話。

    7歳の少女が猫と開業前の小屋に迷い込んだ話。

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    2024年08月09日
  • 天空への回廊

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    エベレストに登山中の真木郷司は空から落ちてきた衛星の事故に巻き込まれる。

    衛星には秘密があるらしく、アメリカ、中国、ネパール、テロと様々な思いが交錯し、事態は世界規模の戦争の危機へと発展していく。

    郷司が5日間もデスゾーンで行動するとかありえないし、ヒマラヤでミサイル攻撃や銃撃戦自体がもう世界の終わりみたいな感じでちょっと非現実感が凄かった。

    あと登場人物多すぎでややこしすぎ

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    2024年08月07日
  • ボス・イズ・バック

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    笹本稜平の連作ミステリ作品『ボス・イズ・バック』を読みました。
    笹本稜平の作品は、3年前に読んだ『時の渚』以来なので久し振りですね。

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    泣く子も黙る悪相の山藤組のボス・山虎。
    飼い主よりも凶暴で、いったん噛みついたら決して離さない、山虎の愛犬・ベルちゃん。
    なぜか、山虎以外で唯一ベルちゃんが懐いている探偵事務所の電話番・由子。

    組の解散騒ぎ、失踪、そしてまさかの殺人事件!? 
    悪徳刑事や生臭坊主も巻き込んで、探偵が突き止めた意外な真相とは──。
    軽快軽妙な筆致が心地よい、軽ハードボイルドの傑作!
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    2015年(平成27年)に刊行された名無しの探偵シリーズの第2作です。

     ■ボス・イズ・バック
     ■師走の怪談
     ■任侠ビジネス
     ■和尚の初恋
     ■ベルちゃんの憂鬱
     ■由子の守護神
     ■解説 宇田川拓也(ときわ書房本店)

    しがない私立探偵の“おれ”にとって最重要の顧客「山藤組」組長の山虎が、いきなり引退して堅気になると言い出した……本当なら事務所が潰れかねない大事だ、、、

    だが、案の定その裏には、とんでもない魂胆があるようで──。(表題作)ゴリラまがいの悪徳刑事に、金と女に目がない生臭坊主……個性的な面々とのやり取りも楽しい、ユーモラスで痛快な連作ミステリ!

    泣く子も黙るヤクザの組長と、飼い主より凶暴な組長の愛犬、そしてなぜか愛犬に懐かれている探偵事務所の電話番、ゴリラまがいの悪徳刑事に、金と女に目がない生臭坊主、インテリヤクザ、そして個性的な面々に振り回されっぱなしの探偵……軽快で軽妙な筆致が心地よく、ハードボイルドの要素を愉しめるユーモアたっぷりのミステリなので気楽に読めました、、、

    そんな中で特に印象に残ったは、

    山藤組の解散騒動の裏に隠された陰謀を暴く『ボス・イズ・バック』、

    由子が失踪し、殺人の容疑者になってしまう……ベルちゃんの活躍と探偵が突き止めた意外な真相が印象的な『由子の守護神』、

    の2作品かな……愉しめました。

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    2024年04月07日
  • サハラ

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    かっこいい!男の子なら好きな小説です。
    終わり方も少しアクションバンバンの方が。
    いずれにしろ一気に読んでしまいました。

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    2023年12月31日
  • 南極風

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    登山中の事故をめぐる山岳ミステリ。
    犯人は初手から明示されているので、展開にはそれほど意外性はない。
    メインはあくまでも山である。

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    2023年12月16日
  • 卑劣犯~素行調査官~

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    児童ポルノ禁止法違反を取り締まる部署に所属する国枝敦雄は、違法サイト運営者の柳田を逮捕したが、取り調べは難航していた。その国枝がジョギングの最中に何者かにひき逃げされた。首席監察官の入江と監察の本郷、北本らのチームは国枝の上司にあたる生活安全部長の鹿野の所有車がひき逃げを行ったことから鹿野に目を付けた。
    監察チームは鹿野には児童ポルノ収集の性癖があり、国枝の事件とのつながりがあることを突き止めたが捜査1課の動きが鈍いことと国枝の部下の荒井と木川への扱いがおかしいことから警察内部からの何らかの圧力を感じ、副総監の藪内が関与していると推測した。

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    2023年12月04日
  • 孤軍 越境捜査

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    いつものように帰宅した鷺沼に二人組の尾行がついていた。捜査していた事件は六年前の強盗殺人事件。川口老人が殺害された事件だったが6億ものタンス預金があるという噂だった。捜査していくと川口老人の一人娘は主席監察官の村田政孝の妻であった。
    その後捜査を続ける鷺沼達の周囲に神奈川県警の公安が現れたりメンバーが監察に呼び出されたり鷺沼の車が全損事故にあったり不審なことが相次いだ。
    首席監察官とそれに繋がる警察高級幹部の悪事と隠蔽工作が明らかになりつつも決定打を欠いていた捜査チームはいつもの宮野、福富、彩香のタスクフォースに加え、権力の悪事を許せないマルサの君野や監察の田口を味方に引き入れ巨悪に立ち向かう。

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    2023年12月04日
  • 転生 越境捜査

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    大手金融業者マキオスの会長槇原は30年前に殺された白骨死体の可能性がある。当時押し入った空き巣の片割れの葛西が「あれは槇原を殺害した原口が成り代わっている」と証言した。いつものタスクフォースが活動を開始した。

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    2023年12月04日
  • サンズイ

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    ネタバレ

    警視庁捜査2課は「サンズイ」と呼ばれる汚職事件を担当している。捜査2課の園崎は国会議員桑原の秘書の大久保が東秋生市の土地買収に絡む汚職に絡んでいるとみて事情聴取したが上層部から圧力がかかり捜査を握りつぶされる。
    その後も大久保を追求しようと試みる園崎だったがそんな折、妻の紗子が大久保らしき男にストーカーされている事に気づいた。捜査に対する威嚇とも考えられ大久保に呼び出されたところ、紗子と息子の雅人が交通事故に遭い意識不明となる。
    病院に駆けつけ妻子を心配する園崎を訪れたのは大久保子飼いの千葉県警捜査1課の中林、妻子殺人未遂の容疑であった。
    政治家側の様々な圧力、妨害、公権力の濫用により追いつめられてゆく園崎、上司の本間や仲間の水沼、千葉県警の山下、北沢の協力を得て大久保陣営に対抗する。

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    2023年12月04日
  • 天空への回廊

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    長いよ。ダラダラと長い。ほぼ外人しか出てこないし、スケールめちゃデカくしようとしてるのは理解するけど、登場人物に全く感情移入出来ないし、ロマンスらしき物もあるけどほんの淡くしか描かれないし、作家の自己満足のみな一冊だった… ラストの主人公の動きにはおいおいまだやるのかよ、って感じで若干読むとこあったけど、やはりトータルでは微妙な駄作だと思う。夢枕獏が解説で褒めてたけど意見が合わない。

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    2023年11月13日
  • ソロ ローツェ南壁

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    ソロクライマー、奈良原和志。知り合いの磯村のパーミッションに相乗りし、アルパインスタイルで未踏の壁やバリエーションルートに挑戦している。

    磯村の公募登山で一緒だったメンバーが日本の登山用具メーカーで広報をやっており、このメーカーのサポートをもらって、ローツェ南壁の登記単独登攀に挑戦する。

    と、こう書いてしまえば簡単だが、ソロクライマーの奈良原がすんなりサポートに承諾しないわ、ローツェにはなかなか挑戦できないわと、ストーリーが交錯する。

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    2023年07月19日