竹内一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
結果を出す人はどこを見ているか、読み終わってもよくわからなかったのだが、質問するときは、たとえば営業で売れたのはなぜだろう?と聞くよりも、売れた時ってどんな気持ちになるんでしょう?と聞くと話の核心は「売れた事実」ではなく「人が嬉しいこと」に変容する、つまり人に何かを話すときは、自分が見たものを、自分が嬉しかったことにへんかんしてみると、心がほっこりする話になることが多いよだとか、心理的な小さいことを積み重ねる的な内容になっているように思う。
読む前は、タイトルから見て、どういうところを見ているからこういう結果を出せるという話を想像していたが、いや、結局のところ何か即興で結果が出るわけではないが -
Posted by ブクログ
ヒット作「人は見た目が9割」に続く第二弾。
タイトルに惹かれて読んでみた。ちなみに第一弾は読んでいない(笑
読む前に、自身の見た目に自信がないから読みたくなるんだろうかなどと内省。
読んで見ると「見た目」とはいわゆるルックスという意味だけではなかった。本書でいう「見た目」は「非言語情報」である身体、表情、動作、色、音、匂いなどである。
①情報には「言語情報」と「非言語情報」がありあらゆる情報には非言語要素が含まれる。
②つい「言語情報」に重きを置きがちだが見た目で判断してはいけないとの市民社会の常識に負うところが大きい。
③実際には「非言語情報」により判断を左右されていることが多い。
④生 -
Posted by ブクログ
リモートワーク全般に関する初歩的な困難さについての本といったところでしょうか。ものすごく目新しい画期的なコミュニケーションについての示唆があるかというとそうでもなく、ちょっと期待外れな感がありました。おそらく表紙のイラストや吹き出しに書かれている内容から、それらに対する斬新な解決策が示されるのでは、との期待感を持ってしまったがための落差であろうと推測いたします。
ただ、著者の訴えの通底にあるものは対面によるリアルコミュニケーションに分がある、そのうえでリモートワークでいかにコミュニケーションをはかるか、という想いなのではいかと拝察いたします。であればリモートワークにおけるコミュニケーションに -
Posted by ブクログ
ネタバレ竹内一郎氏による著作。
劇作家・演出家・漫画原作者1956年福岡県久留米市生まれ。
1981年、横浜国立大学教育学部心理科卒業。2005年、九州大学博士(比較社会文化)
本書は2005年10月20日発行。
マンガ論、表現論も言える内容。
また直接は関係ないが、題名の重要さを教えてくれる本となっている。
人は見た目が9割。
本書の内容以上に題名が良い。
手にとってもらう、気がついてもらう為にいかに良いタイトルを
つけることが出来るかどうか。
言葉は重要ではあるものの言葉以外の情報からも多くものを
人間は伝えているのである。
アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士の実験結果
人が他人 -
Posted by ブクログ
自分に自信が持てなくて、手に取った本。
アメリカの研究者の発表で人は他者から受け取る情報として、言語からは約7%にとどまることが分かったらしい。あとは非言語から情報を得ていることになる。話すスピード、仕草、トーン。それらを意識することで他者からの印象を操作?できるんだと理解した!
「有能な経営者は社長室には籠っていない。現場が好きで、人やトラブルに遭うことを恐れない」とある。自分は小学校の教員をしているが、確かに自信のある教科のときには子ども達に声をかけて回るが、そうでないときは机間巡視する機会が減っていることに気がついた。それでは子どもたちから「自信がないのかな?」と不信感につながること -
Posted by ブクログ
聞いたことあるけど読んだことはなかったシリーズ。タイトルのキャッチーさが話題になってヒットしたのかな、という感想。
タイトルから連想する外見や容姿のことだけではなく、言葉を介さないコミュニケーション「ノンバーバル・コミュニケーション」というものについていろいろと書かれている本。その内容はだいぶ多岐に渡って、漫画の表現技法に触れたり色が与えるイメージについて語ったりと、作者の人が頭に浮かんだことを次から次へとまくしたててくるような印象を受けた。
自分は今まで一度手に取った本は極力最後まで一行も取りこぼさず何かしら得てやろうという気持ちで読書をすることが多かったんだけど、自分にとって有益でないと判