本人は無自覚だが、癖ほど他人を不快にさせるものはない。クチャクチャと音を立てて食べたり、貧乏ゆすりをしたり、頻繁にため息をついたり、舌うちをしたり、髪やひげを触ったり、ツメをかんだり……と挙げればキリがない。演出家として役者の癖と格闘してきた著者が、自分では気づきにくい癖とのつき合い方を指南。仕事や恋愛でよい結果を得られず、「見た目」を磨こうとする人がいるが、癖を直す方が何倍も効果的。ストレス過多で、癖が増える一方の現代人必読の書。
Posted by ブクログ 2012年04月15日
自分の癖が誰かにとっては拷問になる。
最近、日常的に感じていた事が書かれていた。
周囲の誰も気にしていないが、自分はどうしても気になってしまう他人の癖。
「たかが癖」ではあるが、それが原因で会社を辞めてしまう例も書かれている。
色々と癖の直し方も書かれているが、結局自分では無い(そして相手に言...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月28日
なくて七癖と言うほど癖は、誰しもが大なり小なり持っている。自分でも自覚しているものからそうでないものまで様々である。少なくともこの本を読んで、自分は癖のないスッキリとした人になろうと強く思いました。自分のためと言うよりも周りへの配慮と云ったとくころでしょうか。数々と紹介されている癖に、身近なものが多...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月29日
しばらく前に、口癖を指摘された。
私は結構、でもとかだって、と言うらしい。
言われて始めて、意識して、そうかもしんないと思った。
癖って、言われなきゃ気づかない。
癖がなかなか治らないのは、迷惑したり困っているのが本人ではなく、周りの人だから。
むしろ本人は癖になってる行動によって、ストレス状態か...続きを読む