あらすじ
本人は無自覚だが、癖ほど他人を不快にさせるものはない。クチャクチャと音を立てて食べたり、貧乏ゆすりをしたり、頻繁にため息をついたり、舌うちをしたり、髪やひげを触ったり、ツメをかんだり……と挙げればキリがない。演出家として役者の癖と格闘してきた著者が、自分では気づきにくい癖とのつき合い方を指南。仕事や恋愛でよい結果を得られず、「見た目」を磨こうとする人がいるが、癖を直す方が何倍も効果的。ストレス過多で、癖が増える一方の現代人必読の書。
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Posted by ブクログ
自分の癖が誰かにとっては拷問になる。
最近、日常的に感じていた事が書かれていた。
周囲の誰も気にしていないが、自分はどうしても気になってしまう他人の癖。
「たかが癖」ではあるが、それが原因で会社を辞めてしまう例も書かれている。
色々と癖の直し方も書かれているが、結局自分では無い(そして相手に言えるものでもない)ので状況は変わらない。
が、自分だけの悩みが書かれているだけで気持ちは軽くなった。
誰かの癖に悩んでいる人だけではなく、「なぜか周りが(心当たりはないのに)冷たい」と思う人は一度読んでみた方が良いかもしれない。
知らないうちに誰かに拷問しているかもしれないのだから。
Posted by ブクログ
帯に書いてあった「こんな癖に心当たりありませんか?」のチェックシートにあるあるー!ってなってしまった。他人の癖が拷問のように感じるとき、自分もまた他人に拷問をしてしまっていないか注意する必要がありますね。
Posted by ブクログ
何気なくしてしまう癖が他人にどう思われてるのか、とっても聞きたくなりました。本読んで自分の癖を振り返ると恥ずかしいやら治したいやら・・・。他人の癖を見て反面教師にしつつ、自分の悪い癖を良い癖に替えていきましょうかね。
Posted by ブクログ
人にはいろんな癖がある。一つの癖が原因で結婚のチャンスを逃してしまうこともある。いろんな癖を紹介しているので、心当たりがある人は注意してみよう。
Posted by ブクログ
演出家である著者による人々の癖の観察日記のような内容。特に何か膝を打つような指摘は無く、色んな癖が書き綴られています。ところどころ面白いエピソードは散りばめられているものの、話の目的地がよくわからない構成と文章で、結局「何なの?」って感じで終わってしまった。そもそも専門家ではない著者が「〜と思う」という文体で語るので説得力もなくモヤモヤ…。
著者の交友関係で見かけた癖であるだけに「自分のことを言ってるのでは?」と不快になる関係者もいるのではないかと余計な心配をしてしまった。
Posted by ブクログ
なくて七癖と言うほど癖は、誰しもが大なり小なり持っている。自分でも自覚しているものからそうでないものまで様々である。少なくともこの本を読んで、自分は癖のないスッキリとした人になろうと強く思いました。自分のためと言うよりも周りへの配慮と云ったとくころでしょうか。数々と紹介されている癖に、身近なものが多々あり自他問わず身につまされる思いで一気に読み終えました。物足りなかったのが、全般的に癖の列記とそれにまつわる周りの反応迄しか書かれていないところ。一読者としては、演出家としての視点で、更に深く主観を交え語って欲しかった。
Posted by ブクログ
様々な癖が紹介されていて、自分にあってはまるところを読むとはっとさせられた。
・ためいきをつく
・髪の毛をいじる
上記のような悪い癖で周りに影響を与えているんだということをあらためて認識。自分の癖を客観的に見る視点が重要。