あらすじ
喋りはうまいのに信用できない人と、無口でも説得力にあふれた人の差はどこにあるのか。女性の嘘を見破りにくい理由とは何か。すべてを左右しているのは「見た目」だった! 顔つき、仕草、目つき、匂い、色、温度、距離等々、私たちを取り巻く言葉以外の膨大な情報が持つ意味を考える。心理学、社会学からマンガ、演劇まであらゆるジャンルの知識を駆使した日本人のための「非言語コミュニケーション」入門。
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Posted by ブクログ
作者の「見た目」に関する興味深い考察が書かれている。
タイトルから「ルックス」という意味での「見た目」を想起した人は、「思っていた内容と違う」と感じるかもしれないが、これはこれで、心理学のような要素が多分に含まれていて面白い。
ルックスを変えることは難しいが、雰囲気や仕草、話し方や色、タイミング…などなどが人に与えるイメージを知り、理想に近づけるよう自身で実践していくことなら、誰でも明日からできる。
Posted by ブクログ
1,要するにどういう本だったか。どういう学びを得たのか
言葉以外がもつそれぞれの力をいろんな角度から語っている。
一つは王道の見た目、他にも仕草や、歩き方、座っている姿勢、話の間、匂い、マナー、表情が見た目としての要素を含んでいるとこの本では仰っている。
そして、それを漫画や舞台に例えることが多々あるのがこの本だ。
一つ、驚いたこととしては、顔の形にも法則があり、その人の性格が分かるということ。例えば、丸顔の特徴としては、「明るい」「愛嬌に富んで、包容力がある」「決断力・行動力がない」「情に流されやすい」「短気ではない」が挙げらている。
[2,奥義]
使っていくこととしては、相手の特性に合わせてのノンバーバルコミュニケーションである身振り・手振り等のアクションの使い方、表情や自分のまつ話の間、話の聞き方、うなずき方、あいづちを変えていくことである。
Posted by ブクログ
人間の情報伝達は、言葉だけではなくノンバーバルなコミュ二ケーションの方が重要だと改めて再確認させられた。
非言語コミュニケーションの入門としては良書だと思う。
Posted by ブクログ
人は、言葉よりも言葉以外のノンバーバルコミュニケーションをよく見てる。当たり前だけど、改めて解説されるとなるほどなーって思った
漫画の表現についても、色々工夫されてるんだなって知れて面白かったです
Posted by ブクログ
街を歩いて見かける子供の表情は実に表現力豊かで見ていて面白い。エレベータのような狭い空間でベビーカーに乗ってる赤ちゃんと目が合ったら、こちらは兎に角わかりやすく変顔をしてみせたりする。大抵の赤ちゃんはびっくりした顔で目を逸らす。恐らく「見慣れない異質なモノ」として若干の恐怖と共に、これ以上見ててはいけないと言う本能的な安全策が取られたのではないか。それを見ているのが楽しい。
一般的に親は幼い子供に対して、ややオーバーな表情で相対する。本当は幼い子でも、微妙な表情の変化にもある程度察したり気づけるだろうが、先ずは大袈裟に身振り手振りを加えて表情を教えることで、将来大きくなった際に社会でうまく生きられる術の一つになっていくのだろう。身振りと言えば、親が拳を握りしめて勢いよく頭上に上げると、咄嗟に首をかがめてしまう。小さい頃は親もよく殴ってきた。
本書はタイトルから、見た目の格好良さで人生が決まってしまうのかと、少し諦め気味にページをめくってみたところ、コミュニケーションにおけるノンバーバル・メッセージの大切さについて詳しく説明している。ビジネスでも必ず第一印象で商談の行方が決まると言われるほど、口煩く研修で聞いてきたが、確かに見た目は重要な要素であると仕事の中で多く感じる。最近はウェブミーティングで顔出し禁止なんて会社もあるが、その様な会社に対してはこちらも顔出ししない。よく考えると、お互いに話に興味があるのか無いのか、表情から汲み取ることが出来ないので、話す側にはかなりの緊張感がある。挨拶程度の軽い内容ならまだしも、重要なプロジェクトの会議だと、今までなら報告主の話し方や表情、体の向きなどをみていれば、進捗が思わしくないんだなと気づけた。最近はそうしたものも無いから、兎に角報告の言葉から全てを察するしか無い。報告される側も精神的にかなり疲れる時代になった。
本書を読めばそうした表情や声色、体の向き、化粧や服装などから人の心理的な状態を知る事ができ、コミュニケーションの中でも役立つ事を理解できる。また、日本の代表的文化である漫画はその様な主人公や脇役の配置、表情、ひいては吹き出しの文字の置き方からコマ割りまで、充分に考えられた好例として多数挙げて説明している。生憎、殆ど漫画やテレビを見ずに育った自分からすると、もう少し読んでおけば自分の表現力もマシになり、仕事も上手くいったかなと後悔する。
とは言え、本書の「見た目」は結果的に幅広い分野での意思疎通に関する活用方法にまで及ぶので、読み終わった後の充実感が高い。読み終わった後に街へ出ると、今まで以上に人間観察をしてしまいそうだ。個人的にはチームミーティングや1on1でも活かせるものなので、読んだ事を秘密にしておきたいくらいだ(レビュー書いてる時点でムリ)。
また、現代社会は表現の自由と個性の尊重が一際重視される時代に入っている。女性は良い意味で誰を見ても韓国風に見えてくるし、LOFTに溢れる男性用化粧品の広告に映っている男性グループなどは、何度目を凝らしても見分けが全くつかない。最近人の名前を覚える事が苦になってきたが、脳の老化に加え、こうした見た目の統一性にも起因している様に思える。個性を大事にしろと言いながら、没個性に向かう社会。海外を旅したり洋画を観て眺める外国人が皆同じ(ような)顔に見える様に、日本国内を歩いていても同じに見えてしまう時代が来た。益々、見た目の重要度は上がっているのかもしれない。
Posted by ブクログ
外見が人に与える影響が大きく、人は見た目で判断する傾向がある。
服装や髪型、身だしなみなどの外見の改善によって、自信や印象が向上することがある。
職場やビジネスなどでも、外見の印象が重要視されることがある。
一方で、内面や人格も重要であり、見た目だけで人を評価することは適切ではない。
外見に関する努力は、自己啓発や人生を豊かにするために有効であるが、常に外見ばかりに気を取られてしまうと、本質を見失うことがある。
外見を大切にすることと、内面を大切にすることは、バランスよく取り入れることが望ましい。
自分自身が納得できる外見を目指し、自分らしさを大切にすることが大切である。
Posted by ブクログ
見た目はコミュニケーションにおいて、非常に大事な役割を果たす。人は見た目で判断するなと言うが、見た目をよく理解し駆使することでより良いコミュニケーションがとれ、相手の気持ちを察することも可能である。
人が他人から受け取る情報は顔の表情が半分を占める。
髭は自分を上に見せたいという表れ
サングラスは内面を覗かれたくない、しかし相手は観察する
漫画の白黒は無駄な情報を省き、読むリズムを作る、省略の美である
なにか目立たせたい時はあえて、逆の色をいれる、ダメに見える色を入れて引き立てる
荷物の色は作業効率を変える
色には様々なイメージがある118
間は気持ちを揺らしかける、感情移入させる
会議で座る場所は発言権の強さにより変わる
Posted by ブクログ
ノンバーバルコミュニケーションの本、漫画の表現技法がでてきたところが新鮮です。
メールや、オンライン会議だけではなく、大事なことは本当にあってみないということに、腑に落ちます。
言葉以外の情報にもっと目を向けよう が結論
気になったのは、以下
・言葉の情報は、わずか7%
・立場の弱い女性の勘は要注意
・マンガはつまるところ「見た目」勝負の文化
・マンガの弱点は、音声がないところ、なんとかして音声表現を視覚化しようと試みる
・日本人のノンバーバルコミュニケーションは、世阿弥の「秘すれば花」、語らぬ文化、「お互いに、語らずに察する」
・色もコミュニケーションの一つ
・タイミング、間、沈黙も伝える技術
構成は、次の通りです。
はじめに
第1話 人は見た目で判断する
第2話 仕草の法則
第3話 女の嘘が見破れない理由
第4話 マンガの伝達力
第5話 日本人は無口なおしゃべり
第6話 色と匂いに出でにけり
第7話 良い間、悪い間、抜けてる間
第8話 トイレの距離、恋愛の距離
第9話 舞台は人生だ
第10話 行儀作法もメッセージ
第11話 顔色をうかがおう
あとがき
Posted by ブクログ
「人は見た目が9割」
竹内一郎著 新潮社
言葉は七%しか伝えない
○ 顔の表情 五五%
○ 声の質(高低)、大きさ、テンポ 三八%
○ 話す言葉の内容 七%
信頼できる行動
①自律神経信号
②下肢信号
③体幹(胴体)信号
④見分けられない手振り
⑤見分けられる手のジェスチャー
⑥表情
⑦言語
「シンクロニー傾向(同調傾向)」あるいは「姿勢反響』
打ち解けた親しい相手には、手の動きや、姿勢、頷き方まで似てくる。
読み聞かせには、2種類の間
2秒程度の通常の「間」、もう一つは5秒以上続く「長い間」
以下、省略
Posted by ブクログ
人を見た目で判断してはダメですよ。
よく言われますが、マサにそういう事なんだと思わせる内容でした…ただ、全てがそうかなと考えさせられる内容だなとも…自分を振り返るキッカケになったと思います。
著作が見ていた漫画に関わった方と演出家であることで個人的には説得力が増していました。
Posted by ブクログ
タイトルからは、あくまで【外見】の話かと思っていたのだが、本書は【言葉以外で表現される】ことの話であった。伝え方というのは、内容はもちろん大切なのだが、それ以外の所作が重要だと分かった。社会人としても、人としても気付かされることが多い一冊。
慮
衝撃的なタイトルで,読む前は抵抗を感じた。
しかし,想像していたような,容姿の良さを重視する内容ではない。
大人としてのマナーや身だしなみ,人への配慮について,今一度考えさせられる。
Posted by ブクログ
タイトルはインパクトがありますが、本の内容は極めて丁寧な根拠と共に書かれていて説得力が違います。
単純に見た目のことだけかと思いましたが、序盤は心理学的な要素、中盤から後半は筆者の得意分野である演劇や漫画という視野で、見た目•行動の心象への分析がなされています。
その為、タイトルから少し脱線してるのでは?と思う部分もありますので、タイトルのみでビジネスに活かそうと思った方は物足りなさがあるかもしれませんね。
すぐに見た目の事を仕事や恋愛に活かしたい!という方は単純な要点をまとめた心理学の本を読むべきかもしれません。
Posted by ブクログ
人は見た目で判断する
そうだよね~
言葉は7%くらいしか伝わらない
ふ~ん
面白い 内容はノンバーバルコミュニケーションだ
意気込んで読み始めたが
何だか退屈した
漫画のコマ割り 表情 距離
間の取り方などなど
年取ったからか
そうかな~
Posted by ブクログ
はじめ容姿がいい人は得をする、という内容かと思ったが、本当はもっと広い見方での「人が与える印象は雰囲気、見た目が大きいよ」という話。ノンバーバルコミュニケーションや演劇で「そう見せるにはどうすれば良いか」の話が多いので、心理学的な要素が強いかな
つい無意識にやりがちなことの説明をしたり、これってこうだよね、と換言してる。例をたくさん上げてくれているので分かりやすかったです。
Posted by ブクログ
結局見た目がいいやつが得するみたいな表現でタイトルが使われている感じがする
内容としては心理学的な話が中心なのでタイトルが一人歩きしてる感がある
演劇に携わる方からの視点で所作について語られていたのが面白かった
論文等の裏付けはなかったが狙った印象を与えるにはどうすればよいかの話はよかった
Posted by ブクログ
タイトルで嫌煙していたし、その分タイトルが秀逸だと思う。
ルッキズムという言葉が流布し始めた現代に一石を投じた本だと思う。見た目の善し悪しではなく、見た目がいかに社会活動に影響するのかを学べました。
Posted by ブクログ
竹内一郎氏による著作。
劇作家・演出家・漫画原作者1956年福岡県久留米市生まれ。
1981年、横浜国立大学教育学部心理科卒業。2005年、九州大学博士(比較社会文化)
本書は2005年10月20日発行。
マンガ論、表現論も言える内容。
また直接は関係ないが、題名の重要さを教えてくれる本となっている。
人は見た目が9割。
本書の内容以上に題名が良い。
手にとってもらう、気がついてもらう為にいかに良いタイトルを
つけることが出来るかどうか。
言葉は重要ではあるものの言葉以外の情報からも多くものを
人間は伝えているのである。
アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士の実験結果
人が他人から受け取る情報の割合
顔の表情55%
声の質(高低)、大きさ、テンポ38%
話す言葉の内容7%
コミュニケーションの主役は言葉だと思われがちだが、それは大間違いである。
人は能力や性格もひっくるめて「見た目が9割」といっても差し支えないのではないか
「本をたくさん読む人」が「たくさん勉強している人」という錯覚が生まれる。
「本をたくさん読む人」が必ずしも「情報をたくさん摂取している人」ではないのである。
私達は「本をたくさん読む人」の中に、人望もなく、仕事もできず、社会の仕組みが
全く理解できていないと思える人がたくさんいることを知っている。
演出家は「ヒゲ」を基本的にコンプレックスの表れと見る。
自分を実際よりも上に見せたい心理はヒゲに表れる。
ヒゲは周囲に威圧感を与える働きがある。
逆に言えば、そうした小細工をしないと周囲を威圧できないという意識がどこかにあるといえる。
いくら好きでも、もとは他人なのだ。
自分一人の空間も必要だ。
そうしないと恋愛感情とは別のところで、精神的に持たない。
私は、半同棲生活を始めようとする学生には「二間以上の部屋」を
推奨している。パーソナルスペースを確保せよ、と。
喧嘩した時には、人は相手の顔を見たくないものである。
そんな時、相手の顔が見える状態ではストレスは募るばかり。
若い人が恋を成就させたいのなら、あまり離れてはならない。
また、近づきすぎてもいけない。
書物による知識も大事だが、同じように、巷を見渡すことで
習得していく知識も無視できない。
→個人的に暗黙知とこのノンバーバルコミュニケーションは
関係があるように思えた。
Posted by ブクログ
自分に自信が持てなくて、手に取った本。
アメリカの研究者の発表で人は他者から受け取る情報として、言語からは約7%にとどまることが分かったらしい。あとは非言語から情報を得ていることになる。話すスピード、仕草、トーン。それらを意識することで他者からの印象を操作?できるんだと理解した!
「有能な経営者は社長室には籠っていない。現場が好きで、人やトラブルに遭うことを恐れない」とある。自分は小学校の教員をしているが、確かに自信のある教科のときには子ども達に声をかけて回るが、そうでないときは机間巡視する機会が減っていることに気がついた。それでは子どもたちから「自信がないのかな?」と不信感につながることも考えられる。改善しよう。
この本を読んで、他者は言葉の内容をほとんど聞いていないことが分かった。明日から大きな声でハキハキと話すことが、「あいつ自信持ってるな」と思わせる第一歩だと考え仕事に臨もう!
Posted by ブクログ
主にノンバーバルコミュニケーションについての解説をさまざまな例で説明していた。人は見た目が九割と言うタイトル名だったため、容姿や視覚的情報を題材にして人間関係構築プロセスを説明してくれると期待したが、内容は少し違った。
Posted by ブクログ
所要時間:3.5
印象的な文章:なし
オススメ度:
身内 3
身内以外 3
過去の自分(20歳) 3
未来の自分(60歳) 2
子供が【30】歳のときに読んで欲しい
あまりタイトルと内容がマッチしていない印象。
Posted by ブクログ
聞いたことあるけど読んだことはなかったシリーズ。タイトルのキャッチーさが話題になってヒットしたのかな、という感想。
タイトルから連想する外見や容姿のことだけではなく、言葉を介さないコミュニケーション「ノンバーバル・コミュニケーション」というものについていろいろと書かれている本。その内容はだいぶ多岐に渡って、漫画の表現技法に触れたり色が与えるイメージについて語ったりと、作者の人が頭に浮かんだことを次から次へとまくしたててくるような印象を受けた。
自分は今まで一度手に取った本は極力最後まで一行も取りこぼさず何かしら得てやろうという気持ちで読書をすることが多かったんだけど、自分にとって有益でないと判断した場合は切り捨てるのも一つの手、という話を以前どこかで聞いたので、この本で試しに「さすがにこれはいいや…」と思った項目をいくつか読み飛ばしてみた。その時間を他のことに費やせるのなら、それはそれで有益かもなと。
Posted by ブクログ
言葉より視覚的に目で見る方が、得られる情報量が多い。
人間の癖、表情、色の認識、行動心理まで、あらゆる動作を散文的に表したのが本書。
これまでは、素通りしてた事象を事細かに筆者の主張を添えて分析している。
2005年の本だが、令和の時代においても重宝されるコミュニケーション能力を学べる。
ノンバーバルコミュニケーションを体現していきたい。
Posted by ブクログ
「人は見た目が9割だから」
と最近職場で自分が口にするけど、この本を読んだことなかったから読んでみた。
この本で言う見た目というのは
ノンバーバルなところで、いわゆる「見た目」とは少し違う。
話す言葉の内容は7%。
それ以前の顔の表情や声の質が93%。
やはり第一印象は非常に重要。
この本に関しては筆者が漫画と演劇を生業にしているから、細かい表情の出し方とかかいてあった。
最後の方はふ~んくらいでわりと興味なかった。
心理的距離とそのときの発する言葉、会話などの具体例があるとなおよしだった。
Posted by ブクログ
人間がいかに外見から人を判断しているかを、筆者の本業である舞台と漫画の演出方法を題材に詳しく説明がされていく。
会話以外のコミュニケーションを「ノンバーバル・コミュニケーション」というらしいが、結局この本ではそれが何かということをサラッと広く触れているだけで、具体的な何かを手にいれられる訳ではなかったのが残念だ。
むしろ、日本が世界に誇るマンガの表現力の凄さに驚いた。
また、マナーが計算しつくされた行動理念であることも驚きだ。これはもう少し別の書籍で探求してみたい。
さらに日本人は無口なおしゃべりと題して、様々なノンバーバル・コミュニケーションを使って自分を表現する方法に触れているが、これについては「日本人の表現心理」という本の中で纏められているらしいので、これも読んでみよう。
語らぬ:相手にわからせるのではなく相手を察する
わからせぬ:自分から相手を説得ようとしない
いたわる:相手の気持ちを考え直接的な表現を控える
ひかえる:強い自己主張はしない
修める:一つの道を極めようとする
さささやかな:細かい部品や物、行動を愛する
流れる:諸行無常
まかせる:相手に判断を任せる
Posted by ブクログ
言葉より言葉以外の方が伝達力が高い
能力や人格が見た目に現れる
人間以外は言葉を使わない、言葉を使わなくてもどうにかなる
目は口より雄弁
自律神経信号 汗、動悸
下肢信号 貧乏ゆすり
体幹信号 姿勢 の順で信用できる
髭は威圧感を与える
人はソファーなど隙間に入るのが好き
繰り返す、頷く、相槌は同調
前のめり、相手との間の障害物を除く、両手が足の上にある
4回以上頷くと否定
まばたき、他者の視線を一瞬遮る
実質視線を逸らすのと同じ
上着を脱ぐのは緊張していない
二者間で目を見て話すのは3~6割の時間
実際にあうのは1~3割
1秒以上合うとストレス
女性は聞いてる時に相手の目を見る
額に髪を下ろすと3.4歳若く見える
相手に分からせ自分を通す ヨーロッパ
お互いに語らず察する 日本
日本では労わる、察するのが大事
食品に青のパッケージはタブー
化粧で女性は自信を持つ
相手との間をつかむ必要がある
自分のために時間を使ってくれる人に打ち解けていく
密接距離 45センチまで 触れられてもよい
個体距離 120センチ 親しい 性を問わない
社会距離 360センチ 仕事の仲
講習距離 それ以上 無関係
敵は真正面に座る
席の真ん中に座る人はよく話す
最初に来て端に座る人は控えめ
なんたる偶然 ゲーム
互いに質問し共通点があると、なんたる偶然と叫ぶ
破れ鍋に綴じ蓋、互いが長所と短所を補完しあう、バディ
Posted by ブクログ
なぜ見た目が大事かという話を科学的に分析している本かと思いきや、大分方向が違った。
ほとんど、舞台や漫画のの場合でどう見た目を見せるかという話だった。
心理学者や脳科学の人の本を読もう。
Posted by ブクログ
【人は見た目が9割】それがこの本の結論なのだろう…ならどうしたらい良い印象を持ってもらえるんだろう?と、答えを求めて読み始めてしまうと物足りなさを感じてしまうかもしれない…。ベストセラーになった本なので期待していただけに、ちょっと残念。
他人から受け取る情報は、言葉による伝達7%より、言葉以外の伝達93%(顔の表情55%、声の質(高低)・大きさ・テンポ38%)、の方が伝達力が高い (※実際には身だしなみや仕草も影響する)という結果を持ってきて、作者の経歴から特に関わりのある演劇や漫画の話でを例に説明しているといった感じ。
動物行動学者デズモンド・モリスによると人間の動作を信頼できる順に並べると①自律神経信号(動悸 汗)、②下肢信号(足の動き)、③体幹信号(体の姿勢)、④見分けられない手振り、⑤見分けられない手のジェスチャー、⑥表情、⑦言語 となり、やはり言葉は信頼できないと述べている。
その仕草はどのように相手にとられるのか、丸顔や逆三角など顔立ち(サングラスやヒゲ)によってどのような印象をもたれるか、色にはどのようなイメージがあるか、パーソナルスペースや相手との距離感などについて書かれており、ざーっとノンバーバルコミュニケーションの方法を確認するにはいいのかも☆