【感想・ネタバレ】人は見た目が9割のレビュー

あらすじ

喋りはうまいのに信用できない人と、無口でも説得力にあふれた人の差はどこにあるのか。女性の嘘を見破りにくい理由とは何か。すべてを左右しているのは「見た目」だった! 顔つき、仕草、目つき、匂い、色、温度、距離等々、私たちを取り巻く言葉以外の膨大な情報が持つ意味を考える。心理学、社会学からマンガ、演劇まであらゆるジャンルの知識を駆使した日本人のための「非言語コミュニケーション」入門。

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ネタバレ 購入済み

衝撃的なタイトルで,読む前は抵抗を感じた。
しかし,想像していたような,容姿の良さを重視する内容ではない。
大人としてのマナーや身だしなみ,人への配慮について,今一度考えさせられる。

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2020年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

竹内一郎氏による著作。
劇作家・演出家・漫画原作者1956年福岡県久留米市生まれ。
1981年、横浜国立大学教育学部心理科卒業。2005年、九州大学博士(比較社会文化)
本書は2005年10月20日発行。

マンガ論、表現論も言える内容。
また直接は関係ないが、題名の重要さを教えてくれる本となっている。
人は見た目が9割。
本書の内容以上に題名が良い。
手にとってもらう、気がついてもらう為にいかに良いタイトルを
つけることが出来るかどうか。

言葉は重要ではあるものの言葉以外の情報からも多くものを
人間は伝えているのである。

アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士の実験結果
人が他人から受け取る情報の割合
顔の表情55% 
声の質(高低)、大きさ、テンポ38% 
話す言葉の内容7%

コミュニケーションの主役は言葉だと思われがちだが、それは大間違いである。
人は能力や性格もひっくるめて「見た目が9割」といっても差し支えないのではないか

「本をたくさん読む人」が「たくさん勉強している人」という錯覚が生まれる。
「本をたくさん読む人」が必ずしも「情報をたくさん摂取している人」ではないのである。
私達は「本をたくさん読む人」の中に、人望もなく、仕事もできず、社会の仕組みが
全く理解できていないと思える人がたくさんいることを知っている。

演出家は「ヒゲ」を基本的にコンプレックスの表れと見る。
自分を実際よりも上に見せたい心理はヒゲに表れる。
ヒゲは周囲に威圧感を与える働きがある。
逆に言えば、そうした小細工をしないと周囲を威圧できないという意識がどこかにあるといえる。

いくら好きでも、もとは他人なのだ。
自分一人の空間も必要だ。
そうしないと恋愛感情とは別のところで、精神的に持たない。
私は、半同棲生活を始めようとする学生には「二間以上の部屋」を
推奨している。パーソナルスペースを確保せよ、と。
喧嘩した時には、人は相手の顔を見たくないものである。
そんな時、相手の顔が見える状態ではストレスは募るばかり。
若い人が恋を成就させたいのなら、あまり離れてはならない。
また、近づきすぎてもいけない。

書物による知識も大事だが、同じように、巷を見渡すことで
習得していく知識も無視できない。
→個人的に暗黙知とこのノンバーバルコミュニケーションは
 関係があるように思えた。

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2023年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

話題になっていたので読んでみた。小さい頃から、人を見た目で判断するなと教えられてきた世代なので、ちょっと抵抗がありつつも読み進めた。確かに、ビジネスをする上では、人は見た目が9割だと思った。いや。。。ビジネスに限らず、コンパとかでも9割近いのかも。だって、他に判断する材料がないから。まぁ、ここで言う見た目っていうのは本当の見た目だけじゃなくて、雰囲気とかの周辺要素も含めという意味みたいだけど。

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2020年01月04日

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