中島梨絵のレビュー一覧
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書簡体小説ですが、各キャラクターの個性が強く表現されていてすごいです。
主人公の守田は研究室の友人や先輩、妹などいろんな人たちにひたすら手紙を書き続けています。
本来、物語は主人公と主人公以外の人物や環境による影響によって成り立つと思うのですが、この物語はただひたすら守田からの手紙だけで展開されます。彼の書く手紙の内容から友人たちからの返信があったと推測されるのですが、それを踏まえてさらにまた守田が手紙を書くことで彼らの関係性や人間性がどんどん浮き彫りになります。
物語の最後にしてようやく守田が恋する相手への手紙が出てきますが、結果がどうなったのかを想像できるのもまた楽しみのひとつです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ夏休みの初日に集められた少年少女7人。目覚めたら見知らぬ体育館。不気味な着ぐるみは言う。みんなで劇を完成させてもらう。それ以外にここから出る術はないと。
よくあるデスゲーム系かと思って読み進めれば違った。面白かったです。
ここまでしないとダメなのかと。ここまでしないと自分がした事を客観的に見れないのかと。悲しい現実。反省しなさいと言うのは簡単だけどやられた方はそうじゃないと思うんだろうな。でも立場は固定じゃないし気づかないうちに逆転してることもある。誰かの被害者はもしかしたら誰かの加害者かもしれない。そう考えるといたたまれないし苦しい。
該当する人たち全員にこんなことはできない。 -
Posted by ブクログ
SNSで見掛けて、ずっと気になっていた作品。
文庫化を機に手に取った。
文庫の装画が箔押しでキラキラしていて、とっても素敵(*ˊ ˋ*)
世界有数の頭脳スポーツ・チェスと出会い、その面白さに魅入られた、4人の若者。己のすべてをかけてチェスプレイヤー日本一を決める大会に挑む彼らの勝負の行方はー…?
本書の題材は「チェス」。
…なのですが、チェスについて全然知らなくても楽しく読めた。
チェスの奥深さ、美しさが文章から伝わってきたし、時折語られるチェスプレイヤーの名言、プレイの手法など興味深かった。
本書の飾り罫が全部チェスの駒で、駒の種類や数が少しずつ違うので、なにか意図がありそう…!(と思い -
Posted by ブクログ
ギャハハ!!
めっちゃくちゃ面白かったーーー!!!!
笑った笑ったー!!
恋文の武者修行中の守田一郎は
京都の友達…妹…家庭教師の元教え子…
偏屈作家の森見登美彦先生に手紙を書きまくる
ヘタレ男子である守田一郎の純情が炸裂する!!
んもー!
ニヤニヤが止まらない!!
0281(ゴロ合わせ!笑)ばんざーいって
連呼してた守田一郎は…
どんな美女をも振り向かせ 手紙でメロメロにする
恋文のスキルを磨くことはできるのか…笑
想い人に贈る 伊吹夏子さんへ失敗書簡集の章は
大爆笑しながら読みました
手紙で笑いをとるワードセンスがある守田一郎なのに
本当に好きな