中島梨絵のレビュー一覧

  • 恋文の技術 新版

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    #恋文の技術感想
    谷口誠司
    守田一郎
    小松崎友也…マシマロ
    伊吹夏子
    大塚緋沙子
    マリ先生…三枝麻里子
    森見登美彦
    タモツ
    ナツ
    間宮少年
    守田薫
    コヒブミー教授
    フジイ

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    2025年11月17日
  • いちばんうつくしい王冠

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    ネタバレ

    いままでのハードな世界観から一転したような青春物語。
    これまでのものとはテンションがぜんぜん違う!(笑)
    これはほとんどの人が読んでも楽しめると思う。

    はじめはどうして集められ、閉じ込められたのかも分からなくて、そこから徐々にお互いのことを知り、演劇をすることの理由が分かっていく過程が面白い。
    自分がしていたことに気づき、しかもそれに向き合うなんて誰もが出来ることではないはず。
    劇の結末はどうするかを自分たちで考えて、こうするしかないって答えを劇中劇で指し示すなんてまじスマート!カッコイイ。シンシンって映画の演劇練習とかに近い感じなのもよかったですね。

    今作に出てくる子供たちの家族は決定的

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    2025年11月08日
  • 恋文の技術 新版

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    森見登美彦氏の友人、守田一郎氏が、京都大学からクラゲの研究のために半年間能登鹿島臨海研究所に出向することとなり、寂しさから友人たちと文通した書簡集。恋バナをしたり、下ネタに走ったり、実験ノートやデータの入ったパソコンを誘拐したりして、卒論制作ギリギリのチキンレースをしたり、バカバカしくも学生さんらしい生活がうかがわれて一緒に何かをやっている気分にさせられる爽やかで微笑ましい作品。

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    2025年10月25日
  • 恋文の技術 新版

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    やっぱり森見登美彦は最高だ!

    読書に教訓など求めるなと云わんばかりの気取らなさ! 基、事実云ってる!

    知的でどこか品のあるダサさ!

    妙にリアルな灰色の青春譚!

    なのに真夏のサイダーのような読後感!

    好きィー!

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    2025年10月09日
  • エヴァーグリーン・ゲーム

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    ネタバレ

    面白い!
    本屋さんで煌びやかな表紙に惹かれて購入。チェスは国境を越える。
    小児病棟でチェスをきっかけに出会い切磋琢磨した仲間。チェスに生きる楽しみを見出した盲目の少女。アウトローながらチェスだけに人生を賭ける男性。チェスに熱量を注ぐ人たちの出会いと別れを描く。

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    2025年09月22日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    中身がないように見せて中身があるようなそぶりを見せる本。
    守田君が書いた文通しか読んでないのに、登場人物の人となりや、それぞれがどんな文通を書いていそうか想像できて楽しかった。

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    2025年09月11日
  • エヴァーグリーン・ゲーム

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    ネタバレ

    「チェスと命と、どっちが大事かわからないの?」終盤のこの質問に対する答えがこのお話の全てだと思う。この人物が出てくる意味ある?とかこのシーン、このセリフ必要?みたいに思うところがあったが、読後、全てが必要だったことがわかる。楽しかった。

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    2025年08月31日
  • エヴァーグリーン・ゲーム

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    チェスに魅了され、チェスに人生をかける登場人物達の物語。

    チェスの知識はまったくないけど、登場人物達の心情の描写がとても丁寧で、気付いたら感情移入するようにのめり込んで、読み進める手が止まらず。終盤はほぼ息を止めて読んでいたような。
    どの登場人物も魅力あるキャラだっので、チェスプレイヤー以外の目線のスピンオフなんかも読んでみたいかも。

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    2025年08月15日
  • 恋文の技術 新版

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    森見ワールドというか、森見の書く人物像って全て面白くて、でも人情的な温かみや人間くささ(拗らせ?笑)があって魅力だなあと思いました。
    ずっと読んでたいし、こころに栄養が行き渡るような本でした。

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    2025年08月07日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    研究に向いてない根性の足りない理系院生が主人公で、自分と設定が同じすぎる。将来に悩んでる今のタイミングで読めて良かった。

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    2025年05月04日
  • 恋文の技術 新版

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    主人公が様々な友人と手紙を交わす物語ですが、ついつい笑ってしまうような場面もありサラッと読めてしまいしました!
    最近こういった本に巡り会えていなかったので満足のいく1冊でした!

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    2025年04月25日
  • 恋文の技術 新版

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    京都の大学院から研究のため遠く離れた実験所に飛ばされてしまった主人公、守田一郎。彼はそこでの寂しさをうめるため、京都に住む同級生の友人、先輩、妹、教え子の少年、彼らへ文通修行と称して手紙を書く。友人の恋の相談、先輩との因縁、妹への講釈、教え子の少年の近況、おっぱい事件など……

    守田一郎、愛すべき阿保である。彼のへそ曲りで、言い訳がましく、どこか拗らせた手紙が私は大好きだ。
    この本を読んでる間ずっと笑いっぱなしだった!!

    この本を読み終わった後は、無性に手紙を書きたくなる。ただの手紙ではなくて、守田一郎の手紙のように読み手がクスッと笑える手紙を書きたい!
    森見登美彦先生、どうやったら守田一郎

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    2025年04月09日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    最初は、何だか読みづらい感じでダラダラと続くのだろうかという中読み進めていくと、色々なところでの繋がりなどが結びつき、恋文の技術とは一体!?となり面白かった。

    恋文の技術を学ぼうと思い、手に取ったが(冗談です笑)森見登美彦さんの小説ゆえのテンポでの進みに一気に読み切ってしまった。

    恋文を書くという事は体裁を整えてかくよりも、そう、気持ちを載せること。それは愉快で楽しく感情的に。

    そう、自分も文通をしたい。

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    2025年03月04日
  • 恋文の技術 新版

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    森見登美彦さんらしく、少し変わった人物たちの物語。
    主人公の恋路がどうなっていくのか、そしてどうなったのか。個人的には、報われて欲しいが、なんか厳しそうな気もする。
    読んでいて、楽しくページをめくることができました。

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    2025年03月01日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    京都の大学院生が能登に飛ばされたのを機に書き始めた書簡形式の小説。

    友人の小松崎君、先輩の大塚さん、家庭教師時代の教え子の間宮君、作家の森見さん…色々登場人物は出てくるもののあくまで手紙という形式なので「◯◯から見た××さん像」で話が進んでいくのが個人的に面白いと感じた。

    あとはシンプルに主人公、守田一郎氏のユーモアある表現力がクスッと笑えて、森見登美彦著作ではダントツに読みやすいと感じた。こういうユーモアのある人が身近にいて欲しいと思ってしまう一冊だった。

    もちろんこの感想から得られる教訓などない。

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    2025年02月23日
  • リリース

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    久々の草野たきさん。と思ったら結構昔の本で驚きました。相変わらず子どもの心情描写がうまくて一気に読みました。
    主人公は自分だけが色々悩み考え、苦労していると思っている。でも実は部活の仲間も、家族もみんな様々な事情や悩みを抱えている。そのことに気づくまでの物語です。確かに主人公は自己中で、他人を理解しようとしていなかったけど、この頃の子どもがそこまで他者の頭の中を理解できるかと言われたら、自分も全然だったと思います。そして今も、わが子の頭の中の少しもわかってないのかもしれないなと自らを省みました。
    お母さんだけはあまり共感できなかった(すべてわかってたみたいに話してたけど、わかってたのなら上の子

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    2025年02月16日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    書簡体小説なるものをたぶん初めて読んだ。学校の教科書に出てきてなければ確実であると思ったが、夏目漱石のこころがそうらしい。こころは全部読んだけど、そうだっけ?

    森見登美彦節全開の作品である。第一章の「外堀を埋める友へ。」というタイトルだけでもうやられたと思った。
    そして、期待通りの拗らせ大学生主人公の守田。恋文で世の中のいかなる女性を籠絡させる技術を身につけることを目指すってなんやねん。最初から面白すぎる。谷口さんの紹介文も面白くて好きだった。精力ドリンクのところである。手紙の文章が憎たらしくもう愉快極まりないのだが、それぞれへの人物への手紙が重なることでさらに面白くなる。あと森見さんって、

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    2025年02月11日
  • 恋文の技術 新版

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    守田一郎くんとその仲間たち。11月11日に大団円を迎えることができたのか、いや、やっぱりなにか解らぬ事件が勃発し、守田くんは絶望されてしまうのか。(笑)
    能登、七尾の、美しい情景が目に浮かびます。

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    2025年02月01日
  • 恋文の技術 新版

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    京都の大学から能登の実験所に「飛ばされ」た大学院生が、文章修行の名目でひたすら書いた手紙で構成される書簡体小説。この書影には載っていないが、『スキップとローファー』の高松美咲さんの限定カバーにつられて購入。

    書簡体小説とはいえ、往復書簡ではなく、複数名への往信が並んでいるのが特徴で、著者・森見登美彦氏への手紙もある。

    著者によると、夏目漱石の書簡集(漱石から出した手紙だけ)がヒントになったようだ。同じ事柄がテーマでも、相手によって書いてあることが微妙に違ってくるので、往復書簡よりも広くかつ不安定な世界が描写されているのが面白い。

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    2025年01月23日
  • 大岡弘武のワインづくり 自然派ワインと風土と農業と

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    ワインの勉強を志す人には必読の書。ワイン生産者の方々がどのような思い・考えでブドウ生産、ワインの醸造に取り組まれているかを平易な言葉で理解することができる。

    「なんでこんなに重いグラスに入れいているのだろう?」と思っていたが、その答えもこの本に書いてあった。

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    2025年01月07日