中島梨絵のレビュー一覧

  • エヴァーグリーン・ゲーム

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    チェスに魅了され、チェスに人生をかける登場人物達の物語。

    チェスの知識はまったくないけど、登場人物達の心情の描写がとても丁寧で、気付いたら感情移入するようにのめり込んで、読み進める手が止まらず。終盤はほぼ息を止めて読んでいたような。
    どの登場人物も魅力あるキャラだっので、チェスプレイヤー以外の目線のスピンオフなんかも読んでみたいかも。

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    2025年08月15日
  • 恋文の技術 新版

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    森見ワールドというか、森見の書く人物像って全て面白くて、でも人情的な温かみや人間くささ(拗らせ?笑)があって魅力だなあと思いました。
    ずっと読んでたいし、こころに栄養が行き渡るような本でした。

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    2025年08月07日
  • 恋文の技術 新版

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    ネタバレ

    研究に向いてない根性の足りない理系院生が主人公で、自分と設定が同じすぎる。将来に悩んでる今のタイミングで読めて良かった。

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    2025年05月04日
  • リリース

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    久々の草野たきさん。と思ったら結構昔の本で驚きました。相変わらず子どもの心情描写がうまくて一気に読みました。
    主人公は自分だけが色々悩み考え、苦労していると思っている。でも実は部活の仲間も、家族もみんな様々な事情や悩みを抱えている。そのことに気づくまでの物語です。確かに主人公は自己中で、他人を理解しようとしていなかったけど、この頃の子どもがそこまで他者の頭の中を理解できるかと言われたら、自分も全然だったと思います。そして今も、わが子の頭の中の少しもわかってないのかもしれないなと自らを省みました。
    お母さんだけはあまり共感できなかった(すべてわかってたみたいに話してたけど、わかってたのなら上の子

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    2025年02月16日
  • 大岡弘武のワインづくり 自然派ワインと風土と農業と

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    ワインの勉強を志す人には必読の書。ワイン生産者の方々がどのような思い・考えでブドウ生産、ワインの醸造に取り組まれているかを平易な言葉で理解することができる。

    「なんでこんなに重いグラスに入れいているのだろう?」と思っていたが、その答えもこの本に書いてあった。

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    2025年01月07日
  • リリース

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    バスケ部の中学生男子後藤明良。
    亡くなったお父さんの生まれ変わりとして周囲に常に期待を持たれ、亡き父同様に医者を目指し(たふりをしながら)バスケットを頑張っている。
    弱小チームのバスケ部であり、プロバスケプレーヤーになりたいと思いつつもチームメイトと馴れ合って中学時代は体慣らしと割り切って過ごす。
    そこへバスケ強豪チームから転校してきた小杉が入り、夏休みの間のみのコーチも加わりチームバランスに変化が生じる。
    そんな中、ある日同級生の女の子から兄が万引きをしていると知らされる。
    小杉や他バスケ部員との付き合い方の悩みや親戚からの期待を背負っていたが、おばあちゃんの結婚式を機に全てから解放された後

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    2023年02月12日
  • 大岡弘武のワインづくり 自然派ワインと風土と農業と

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    ワイン本、作る人目線で平易な文と図解あり。ワイン好きは必読の一冊。グランドコリーヌファンに限らず。
    ロケハン、品種選び、栽培、収穫、醸造、熟成、瓶詰め、出荷、値付け、経営においてやってる人のなぜ が詰まった本。
    ワインを飲んだり、ワイナリーに行く際に、また一目通すと学びが深まる。

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    2022年02月27日
  • メランコリー・サガ モールランド・ストーリーI

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    実にクールな物語。主人公のコトノハ、パル、700の三人は教室でのグループから外れたからなんとなく一緒にいる。コトノハの住むマンションはショッピングモール、デパート、駅と直結し、裏にはオタク街もある都会のど真ん中。両親はゲームクリエイターと作家。朝両親がいない(起きてこない)時は、近所のお店で朝食を済ます。今まであまり見ない環境設定なのです。

    そこで大きくなったコトノハにとって、人が多く賑やかな場所は日常。お店の人とも仲良くなり会話も交わし、でもべったりな関係ではない。
    それはコトノハ、パル、700の三人の関係性にも現れており、たまたまグループからはみ出たもの同士という間柄。友達なのかと問われ

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    2020年03月28日
  • リリース

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    始めて読んだ草野たきさんの本。
    この年頃(中学生)の自尊心肥大少年の心情表現がスゴイ。
    女性なのに少年の心を手に取るように描く作家さんである。佐藤多佳子さんも同じように少年を書いたらスゴイ作家さんであると思うのだが、この方たちは、どうしてこんな風に書けるのだろう??
    少年の自立…母親にとっては大きな課題。お母さん世代も読んでみては?

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    2019年05月17日
  • ロックなハート モールランド・ストーリーII

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    『トムは真夜中の庭で』も一緒に読むといいかも。大人にも子どもの頃があったんだけど、子どもの頃のことって忘れてる。ずっと読みつがれている本ってすごい。子どもの頃は主人公目線で読んでたけど、今は、母親目線で読んでしまうな。三巻が楽しみです。

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    2016年01月31日
  • リリース

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    このバスケ部の部員は、「本当の仲間」であると思った。家族との絆・部員との絆が描かれているこの本は、私の胸に響くものがあると思った。

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    2014年02月01日
  • リリース

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    人に薦めたくて仕方ない一冊。


    本当に良かった。
    主人公の明良みたいな奴いる、よくそんな部活ある。学生の私にとってはびっくりするぐらいリアルだった。
    心理描写も本当に上手くて、よくある展開なのに全くそんな気がしなかった。
    言葉では言い表せない感動をした。

    草野たきという作家にただただ感動するばかりだった。

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    2011年10月23日
  • リリース

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    良かった!
    名前は知っていましたが、あまり読んだことのないYA作家さんでした。
    当たりですな。
    面白かったです。

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    2010年05月21日
  • いちばんうつくしい王冠

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    謎の環境に入り込んで自省する、軽めの話かと思っていたら意外と深い。例えば性格に裏表がないことは良いことだと思っていたけど、それは強さで人を傷つけることがあるなどハッとさせられた。
    後半は特に、彼らがここに集められた理由が気になって、不自然な状況とかどうでも良くなるくらい響いた。そういえば演劇って自己を見つめたり、他者を理解するためのプログラムとしても使われるらしいものね。
    ただその劇中劇が退屈で、誰が何の役なのか分かりにくかったのが残念。

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    2026年08月11日
  • 恋文の技術 新版

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    『恋文の技術』刊行15周年記念の文庫新版。
    書き下ろしの短編が別冊付録として付いてきた
    お得な一冊。
    やっと読むことができました( ´θ`)

    書簡体小説なのですが、主人公守田くんから
    回りの愛すべき阿呆な人々へ宛てた書簡が永遠に続く・・・?
    春・夏・秋に起こる事件?出来事が繰り返し
    文通という形式で語られます。
    しかも、返信は掲載ないので想像するしかない
    けど、そこは森見登美彦さん、お上手です。

    守田くんの未熟な自意識が面白く、
    読者がおいおい!ってつっこみたくなること
    数知れず。
    守田ワールド炸裂しまくります。
    ストーリーはありますが
    ほとんど、「◯っ◯い」についてのオハナシです。
    「お

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    2026年08月07日
  • エヴァーグリーン・ゲーム

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    最高の熱い話。
    物語構成に一切の無駄がなく、全部の伏線が綺麗にまとめられててめちゃくちゃ読みやすい。様々に救いがない人物達がチェスに魅せられ救われ、最終的に交錯する群像劇。すごく胸が熱くなったし、主語と場面が変わり(その頃あの人は的な)、それぞれにアツい想いを持ってチェス盤に向かっていく。純粋にアツくなれるものを持ち、その同士と出会え切磋琢磨苦していく、それってすごく素敵だなと感じた。

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    2026年06月22日
  • 恋文の技術 新版

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    拝啓。

    桜は散り、ナガミヒナゲシは咲き乱れ、百花繚乱の季節に、ひとりジョイフルに引き籠もるこの頃、如何お過ごしでしょうか。

    『恋文の技術』刊行15周年を記念して2024年11月5日に発行されたポプラ文庫新版であります。書影には出てないようですが、高松美咲さんが記念版のカバーを描いています。彼女が漫画「スキップとローファー」で、石川県能登半島珠洲市を一部舞台にしているために起用されたのだと推察致します。さすがプロ!登場人物たちを見事に創造しております。

    後輩、先輩、友人、教え子、妹に手紙を書きまくる主人公守田一郎くんは、唯一片想い彼女にはラブレターが書けないのです。理系ヘタレらしく、シワシ

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    2026年04月15日
  • いちばんうつくしい王冠

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    ネタバレ

    読後、翠とホノカの関係性が以前とは全く違うものになったことが強く印象に残った。
    あの過酷な経験を通してホノカの考え方が変わったからこそであり、あの時間がなければ、彼女がこうした変化を迎えることは決してなかっただろう。
    ​その変化が正解なのかどうかは、誰にもわからない。
    生きていれば誰もが、「あれは正しかったのか」「なぜあんなことをしたのか」と過去を振り返り、後悔することがある。だが、どれほど悔やんでも過去はどうしようもない。結局のところ、人は「今」を生きることしかできないのだ。
    ​過去を振り返ることは決して無駄ではない。そうした苦い記憶も含め、さまざまな「箱」を抱えて今の自分が存在している。今

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    2026年03月09日
  • いちばんうつくしい王冠

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    朝、目覚めたら、見知らぬ体育館にいた。見知らぬ男女7人と一緒に。共通点は中2ということだけ。
    そこには着ぐるみを着た謎の大人がいて、8人で劇をしてもらうと言う。劇が完成するまで家には帰れない。昼間は劇の練習をして、夜は1人部屋に入れられ外からカギがかけられる。部屋にはトイレ、シャワーはあるけれど窓がない‥‥
    もう、このあらすじだけで、閉所恐怖症の私は圧迫感が_:(´ཀ`」 ∠):
    本書には登場人物紹介のページがあって、顔のイラストまであるので、すんなりと頭に入ってくるかと思ったものの、劇中の役名も一緒に書かれていてもう混乱しっぱなし。それに、着ぐるみの謎の大人がふざけた話し方をしたりして、軽さ

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    2026年02月24日
  • 恋文の技術 新版

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    高松美咲さんが全面帯がついたものを購入。キャラクラーのイラスト、頭の中で浮かべながら読めたのがよかった。
    ずっと何の話してるんだ…でも、そこが面白い。
    理屈ぽくて、くだらなくて、憎めない。はちゃめちゃ感が楽しくて明るい気持ちになる本。
    地名がたくさん出てきて、能登が身近に感じられた。

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    2026年02月20日