あらすじ
「自然がヴァン・ナチュールをつくらせる」
フランスで自然派ワインをつくり、世界的評価を得た栽培醸造家・大岡弘武、待望の初著書!
フランスで自然派ワインをつくり続け、世界的評価を得た栽培醸造家・大岡弘武氏。
2016年日本に帰国し、岡山県で自然派ワインづくりを開始しました。
岡山での自然派ワインづくりは、耕作放棄地や農業人口の高齢化、日本でのワインづくりに適した葡萄品種の改良、多湿な気候下での葡萄栽培、地方創生などなど、新たな課題へのチャレンジの連続でもありました。
本書では、フランスでのワインづくりを経て、移住先・岡山でワイナリーを立ち上げるまでを振り返りながら、
日本での葡萄栽培の課題と現実、そして自然派ワインの理念と魅力、
さらには自然派ワインができるまでの工程までを分かりやすく、軽快な語り口で解説していきます。
また写真やイラストも全頁フルカラーで多数掲載。普段はなかなか見られない、葡萄畑やワインづくりのようすを余すところなく紹介します!
【目次】
はじめに
1章 日本で自然派ワインをつくるということ
2章 栽培醸造家という仕事―ワインのための葡萄を育てる
3章 自然派ワインができるまで
おわりに―日本ワインのこれから
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ワインの勉強を志す人には必読の書。ワイン生産者の方々がどのような思い・考えでブドウ生産、ワインの醸造に取り組まれているかを平易な言葉で理解することができる。
「なんでこんなに重いグラスに入れいているのだろう?」と思っていたが、その答えもこの本に書いてあった。
Posted by ブクログ
ワイン本、作る人目線で平易な文と図解あり。ワイン好きは必読の一冊。グランドコリーヌファンに限らず。
ロケハン、品種選び、栽培、収穫、醸造、熟成、瓶詰め、出荷、値付け、経営においてやってる人のなぜ が詰まった本。
ワインを飲んだり、ワイナリーに行く際に、また一目通すと学びが深まる。