朝丘戻。のレビュー一覧

  • きみのはなし、

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    ネタバレ

    同級生のふたり。長い長い時間をかけて、友情から愛情へとゆっくり変化していくお話。シチュエーション的には大好物なんだけど。なぜかしら。もしかしたら、文章が生理的にダメなの?って感じでした。読み始めて、やばいよ、『ふたりの話。』も買っちゃったよ。久々にリタイヤかもしらん・・・てくらい。なんだろうね。心理描写とか風景描写とかポエミーなのは大好きなんだけど、変なところがカタカナだったりとか、間とか、リズムとか、なんか個人的に気持ち悪い。でも、ストーリーは悪くなかった。やさしくてちょっとヘタレな攻も、気難しくて無自覚な魔性の受も。長い時間ずっとべったりだったわけではないけど、それなりの積み重ねがあって、

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    2012年05月14日
  • ふたりのはなし。

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    ネタバレ

    前作からの続きになってます。
    恋人になってからの飛馬と海東の話で、高校時代のエピソードとか
    同棲するようになったエピソードだとか、盛りだくさんな内容。
    前回は海東が飛馬を好きで好きで好きで好きで好きで……みたいな
    報われないひたすら一方通行のような話でしたが、今回は恋愛感情に
    気づいた飛馬が、海東を好きで好きで好きで好きで好きで、な話。
    となれば相思相愛でめでたしめでたしになりそうなもんですが、
    どういうわけかすれ違いまくります。
    なんだか海東のとんでも勘違いにより、飛馬が空回り。

    ほのぼのしてて、甘くて、凄くキレイで愛おしい話です。

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    2012年05月01日
  • きみのはなし、

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    ネタバレ

    読後感はなんともいえない。
    せつない。胸がきゅーっと苦しくなる。
    別に泣かせようという意図が見える訳じゃない。
    話も地味です。日常がひたすら描かれていくだけで、山も谷もナシ。
    ただ淡々と、高校の同級生だったふたりが社会人になって、仕事相手に
    なって、なんとなく繋がり続けてる日常です。

    そんな普通の話を書いてるだけなのに、どうにもせつないです。
    海東が飛馬を想う気持ちが痛いほどせつなくて、やるせない。
    キレイな涙、キレイな言葉、キレイな景色、キレイな人間関係、キレイ
    な主人公に、キレイな物語。

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    2012年03月14日
  • 猫のためいき。

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    前半からラブラブだなぁ。年下が「幸せにしてあげる」って言うの好きだな。年上なのに頼りなくって、でも時々大人の顔を見せる。そんな二人が読んでて楽しかった。
    でめまさか、父親に告白するなんて・・・。最後はちょっとできすぎな感じがあるわ。

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    2012年01月12日
  • ふたりのはなし。

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    なんというか…2人とも、くどい!!
    ようやくか…って感じで、結構ズルズルきました。
    思わず泣いてしまったのも事実ですが、挿し絵が全くなかったのが少し残念でした。

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    2012年01月06日
  • 青に沈む庭 特別版

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    きっと二人は想い合ってるのに、行き着く先が見えなかった。最後までハッピーエンドになるのか不安になりました。お姉ちゃんが強くて好き。家族を思いやる優しさとか、温かい気持ちを教えてくれる話でした。とりあえずの形で収まった二人だけど、ずっと悩みながら成長していくんだろうな。家族をとても大切にするお話でした。

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    2011年12月29日
  • 青に沈む庭 特別版

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    大学生の岩瀬一は離婚した姉の元夫である逸人に惹かれていて、別れた後も頻繁に彼の経営する喫茶店にお手伝いとして通っている。
    元義兄を慕う気持ちが恋だと気付いて気持ちを伝えようとするが頑に拒否されてしまう。
    思いあう気持ちとか切なかったですけれど、朝丘さんの何気ない会話が好きなんですが、このお話だけは心に響きにくかった。
    じっくり恋が実って行くのはいいのですけれど、もう少し胸がキュンとなる雰囲気があったらよかったです。

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    2011年09月09日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    あまり好みではありませんでした。特に前半はストーリー云々よりも雰囲気を味わう作品なのかもしれないです。でも気持ちがのらない。
    あと京都弁がね……。無理して使いましたという不自然さでした。

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    2011年05月19日
  • 猫のためいき。

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    ネタバレ

    前々から朝丘戻。には私の感性と当たり外れがあるなあと思ってたが、これは完全に外れ側。年上の敬語がなんかやたら気に障るし内容もイマイチだったなあ…

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    2011年04月09日
  • 青に沈む庭 特別版

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    元義兄(喫茶店マスター)・玖珂逸人×大学生・岩瀬一
    切なくて落ち着いたお話の進め方は、朝丘氏の得意とするところだと思う。
    読者には、初めから思い合っているとわかっているが、一が自覚するのは少し後。それからの一に躊躇いはない。
    義兄弟であったことが高いハードルの一つになっているが、自分の性癖を『異常』と言い、一を引き込んではいけないと気持ちを抑える逸人の気持ちも悲しい。
    BLに出てくる女性は、すごくいい女かすごくいやな女に二分されるような気がするが、このお話にでてくる女性、一の姉・真と友人・加奈の存在は明らかに前者。懐深く、気風もいい。

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    2011年01月29日
  • 君に降る白

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    男娼モノ。
    作品全体に何かわざとらしさを感じたけど
    切なさは確かにあって、泣けました。

    こんな状況で成瀬みたいな男に出会ったら恋をしてしまうのは必至じゃないかと思った。
    成瀬はあんな状況だから勇気を振り絞れている。
    多分、日常では恋はできない男なんだと思った。
    だから、藍に出会えてよかったんだなと思った。

    朝丘さんの作品は受け目線で書かれているのに、
    どうしても攻めに感情移入してしまいます。

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    2011年01月06日
  • 猫のためいき。

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    朝丘さんには珍しく、別離の影のない幸せな話。

    相手を嫌っていた主人公が手のひらを返したように好意を示す姿に違和感を感じてしまった。
    確かに人の感情は意識すらしないようや些細なきっかけで変わるものですが、それを書くのが小説ではないかなと…。
    主人公の友人と一緒にお前いったいどうしたの!と突っ込みたくてたまりませんでした。

    辛口ですが、二人で作っていく時間は幸せで良かったです。

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    2010年08月27日
  • 猫のためいき。

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    店長の性格が掴み辛くて少し読みにくかった。
    文章が柔らかくて心地いいだけに、ちょっと残念。

    好きになっていく過程が優しくて、両思いになってからの二人の進展の仕方も、この人達ならこんな感じわかるわぁって、すんなり入ってきた。

    安西さんが、悪役でもないのにどうにもイヤな人だった。
    コータは、よく解らない人。彼のキャラは、ナゼああなった?

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    2010年06月22日
  • 君に降る白

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    朝丘さんの久しぶりの新作ということで、今回はコバルトじゃないんだなあ、と思いつつ。

    いつもなら、ただただ泣けてしまって。レビューとか、言葉や文字の感想は書けないんですが、気になったことが一点。
    読んでいる最中、あれ?と思いました。
    朝丘さんの作品は大方読んでいるのですが、書き方がいつもと違うような。
    少し、違和感を感じました。

    悪いわけじゃないんですが、いつものじくじくと来るものが少なく、泣けきれなかったというか。やや物足りない印象でした。
    (出版社が違うためか、今回ばかり私が感情移入しきれなかったためかは分かりません)

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    2011年02月18日
  • 青に沈む庭 特別版

    io

    購入済み

    良く言えばレトロ

    家族や昔ながらの固定観念に縛られたような作品で、切ないというよりは重苦しい感じ。平成の作品ですが、主な登場人物の思考が若いのにかなり昭和寄りで衝撃を受けました。
    試し読み部分の朝顔のエピソードが素敵だったので期待したのですが、残念ながら好みではありませんでした。

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    2024年04月07日
  • 君に降る白

    購入済み

    ホロ泣を期待して

    朝丘さんと言えば透明感ある作品を書くと誉れ高く更にジワっと泣けるお話が多いですよね。温かくなりたいなと前々から気になってた本作ピック。が〜、あれぇ何か酷く面倒くさいとゆーかまだるっこしくて度々中途休憩入りましたね。藍もかなり人格不明な人物ですが成瀬って何者(笑)?低体温でやさぐれちゃってる受けを慈悲深い愛情で包み込むヘタレな攻め、的なお話ですが甘いとゆーより何か胃がムカムカ。藍の煮え切らない厭世的な感覚が共感出来なかったからか、はたまた破れ太鼓のよーな成瀬に魅力を感じなかったからか、、私には萌えツボもなくイマイチでした、スイマセン。

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    2014年12月08日