朝丘戻。のレビュー一覧

  • あめの帰るところ【電子限定版】

    Posted by ブクログ

    何度読んでも、泣ける。
    ハッピーエンドなんだけど、切なさが強く胸に残ります。

    2話の、「きみの中、飴がなく」・・・・切なすぎた。1話で甘く結ばれた二人ですが、生徒だったあめゃんが留学して遠距離恋愛に。
    そして、あめちゃんは、なんと記憶喪失になり、音信不通になってしまいます。
    先生は、あめちゃんはもういないから(記憶喪失になって、先生のことも、あめちゃんと呼ばれていたことも忘れている) ”ちいさん”という別のあだ名で、あめちゃんのことを呼びます。
    ちいさんには彼女がいるし、先生はあめちゃんと恋人同士だったことは、ちいさんには言いません。恋人だったことは、自分の中に秘めて、墓場まで持っていこうと

    0
    2012年02月13日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

    Posted by ブクログ

    胸がぎゅーってなる話。悲しくて優しくてあったかくて幸せで、先生もあめちゃんもちぃさんも愛しくて愛しくてたまらなかった。
    作中によく涙がホロホロと零れて~みたいな描写があるんだけれども、本当にラスト辺りは勝手に涙がホロホロ零れてしまう。最後のラストのセリフ、あれは反則だ~と思いながら涙が止まらなかった。
    また一つ素敵な大好きな本が増えました。

    0
    2012年01月27日
  • ふたりのはなし。

    Posted by ブクログ

    きみのはなし、の続き。やっぱりこの話の空気が好きだなと改めて思った。難しい表現もお洒落でかっこいい表現もないけれどそれがいいというか、作品にあっていて、この二人にあっていて。
    飛馬が凄い可愛いな!って思えたりとか海東良かったね!なんてじんわりしながら読めて凄く楽しかった。
    最後はこの二人の話がもう読めなくなるのかと思うと少し寂しくなったりもした。有意義な時間を過ごせたなあって思える作品。

    0
    2012年01月09日
  • きみのはなし、

    Posted by ブクログ

    海東の不器用で優しい愛が胸にくる話でした。
    飛馬と海東の二人の話。二人が友人から恋人になっていくまでを緩やかに流れるような心地良い文章で描かれていきます。
    最初はあまり好きになれなかった飛馬も読んでいくとただ鈍くてそれでいて純粋なのだなと解り早く海東を幸せにしてやってくださいと思うようになりました。
    海東の話にあった「空気になりたかった~」の件が個人的には一番好きです。海東の飛馬に対する思いがこの数行に詰まっているのだと思います。
    続編のふたりのはなし。で一つの話らしいので、早くそちらも読みたいです。
    胸がぎゅってなってそれでいてほっこりする素敵な本でした。

    0
    2011年12月31日
  • きみのはなし、

    Posted by ブクログ

    ただイチャイチャしてるだけのBLよりこういうのが読みたかったので。
    切ない感じのBLおいしいです(´~`)

    0
    2011年12月13日
  • ふたりのはなし。

    Posted by ブクログ

    「いま、初春のはなし」では心の距離が悲しかった。柊さんが再び登場には驚かされたけど。しかも、あの時の彼女・・・。可愛い奥さん、イラストでも見たかったな。
    別れよう、と言ったあとそのまま離れてしまうのかと思ったけど、遊馬から同居を言い出して嬉しかった。家族になる、という二人の距離も好きだなあ。
    同居してからは遊馬のほうがリードしてる感じ?海東に自惚れさせようとしてるところが楽しかった。二人が変化していく様子がよかった。特に遊馬が可愛くなったな。

    0
    2011年11月23日
  • きみのはなし、

    Posted by ブクログ

    遊馬と海東、二人とも可愛かった。遊馬の無自覚なところや海東の不器用なところが読んでてほわほわした。心が温かくなるお話でした。遊馬の心の変化が読んでて楽しかった。「ふたたび、いまのはなし」では遊馬が海東を自覚し始めてから、海東との距離が悲しかった。二人の気持ちがわかるようになっているので、両方の視点に立てるのがよかった。

    海東は美人さんらしいけど、イラストからはあまり伝わってこなくて少し残念。

    0
    2011年11月23日
  • きみのはなし、

    Posted by ブクログ

    切なかったです。
    キスでの愛情表現ひとつとっても、
    こんなにも想いがこめられてるなんて。

    やわらかい文章がとても読みやすくてハマります^^
    さすが朝丘先生。

    0
    2011年11月20日
  • 君に降る白

    Posted by ブクログ

    『ありがとう。ごめんなさい。……貴方の幸せ祈ってます。』

    泣いた…
    言葉がとても綺麗で突き刺さってくる作品です。
    透明感の中にあるもどかしさとか、食い違う思い。
    2人の『好き』『恋しい』の意味とか価値観が違うんだろうなあって思いました。

    好きだから傍にいたい。
    好きだから傷つけたくない。汚したくない。


    もどかしい純愛ストーリーです。

    私はすごく好き。ほんと言葉が締め付けてくるし、突き刺してくる。
    言葉の選び方がすごく丁寧なんだろうなぁ…。

    0
    2011年10月16日
  • ふたりのはなし。

    Posted by ブクログ

    愛ってなんだろうと考えされられました。
    好きだから身体を繋げるというのは簡単なんだな、と。
    恋人になってからもキス以上に進めないもどかしさに、自分が時間をかけて海東をそうさせたから俺がふりむかせないと、と捨て身で海東に立ち向かう飛馬。
    始めの頃に比べたら別人の様です。それくらい愛って人を狂わせるんですね。ずっとキスしかしてもらえないというのも辛い物がありますし。初めて身体を繋いだ時も、抱く側の海東の方がぽろっと泣いたりして。
    泣きたいのはこっちなんだと飛馬が叱責しますが(笑)
    「ふたり暮らしのはなし」では、やっと本当に恋人になれて、二人っきりの時間を過ごしたかったのにまたもや突然、永峰と柊が家

    0
    2011年09月09日
  • きみのはなし、

    Posted by ブクログ

    高校時代からの友達、海東と飛馬は友達以上恋人未満。
    海東は飛馬を愛しているけれど、綺麗でぶっきらぼうで喧嘩っ早い飛馬の気持ちは違うだろうと決め付けて、けれどキスだけは許してもらう関係。
    海東は両親がいなくて祖母と二人暮らしという環境からとても気遣い屋さんで、マイペースで他人と係わるのが苦手な飛馬が唯一心を許しているのは海東しかいなくて。
    二人の会話が普通によかったです。
    勝手に自分だけが飛馬を愛していると思い込んで、お母さんのように優しく世話を焼いている海東の存在がどれだけ飛馬にとって大きいんでしょう。
    挿絵も二人の雰囲気そのままに素敵でしたが、何だろう、二人の感じが似ているのでしょうか。

    0
    2011年09月09日
  • ふたりのはなし。

    Posted by ブクログ

    二人の幸せが心にじんわりと染み入ってくるようなお話。目頭が熱くなったことも。自分の感情を飲み下してでも飛馬の幸せを優先しようとする海東はもどかしくもあるけれど、そんな海東だったから飛馬は自分の気持ちを自覚することができたのだろうと思う。そしてそれは立ち止まってしまう海東の手を取って引き寄せる原動力にもなった。感情に素直に従い、海東を煽り、誘う飛馬がとても可愛い。補い合い支え合う二人の未来がずっと温かいものだと思える、そんな優しい作品に巡り会えたことが嬉しい。携帯サイトの番外編も可愛くて心和むお話だった。

    0
    2011年08月25日
  • ふたりのはなし。

    Posted by ブクログ

    どんな幸せな恋愛小説・漫画を読んでも
    その二人が間違いなく生涯添い遂げると思うか、
    と聞かれると、どれもうーん?と言わざるを得なかった。
    それなのに、この二人の場合は
    周りの人間から見ても(もちろん読者も)
    「え?お前たち、どうせずっと一緒にいるんだろ?」
    と当たり前に思えるほど 二人の絆は深く強いものだとわかる。

    0
    2011年06月09日
  • ふたりのはなし。

    Posted by ブクログ

    こんなに優しくて暖かくて切ないくらい綺麗な恋愛がどこかにあるかもしれない、海東と飛馬がどこかにいるかもしれない、と想像するだけで幸福で胸が痛くなるようなお話。これと「きみのはなし、」は朝丘先生の作品中でも「あめの帰るところ」と並んで最も好きな作品になりました。

    0
    2011年04月27日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

    Posted by ブクログ

    痛々しいくらい綺麗。そっと鍵をかけてしまっておいて、雨の日には一人でゆっくり読み返したいな、と思ってしまうお話。

    0
    2011年03月31日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コバルト時代の朝丘さんが戻ってきたな、という感じ。
    決して大団円ハッピーエンドというわけじゃないけれど、それでも主人公たちがした選択は最良でとても幸せなのだと思います。

    0
    2011年03月26日
  • きみのはなし、

    Posted by ブクログ

    この切ない距離感ともどかしさと甘さがすっっごく良い。
    文章も情景も雰囲気も挿絵も綺麗で、透き通ってる気がする。夜明けの薄明るい空みたいなイメージ。下巻が楽しみです。

    0
    2011年03月22日
  • 青に沈む庭 特別版

    Posted by ブクログ

    大筋は、高岡ミズミさんの『不機嫌なエゴイスト』に似てるかな。
    あっちは義兄弟ではないけれど、年下の子を好きになっちゃって
    わざと遠ざけようとしたり頭の中ぐるぐるになっちゃう大人の男のお話。

    この作家さんは心の機微の表現が繊細なんだよなー。

    0
    2011年11月23日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

    Posted by ブクログ

    読んでいる最中はもちろん、読み終わってからの3日間、ふとした瞬間に思い出しては号泣しました。
    この切なさは尋常じゃない。

    0
    2011年01月31日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

    Posted by ブクログ

    震えながら読みました。
    文字通り、震えながら・・・読みました。

    二人の必死さが凄かった、
    こんなに必死な登場人物が出てくるBLは珍しい。
    読んでるこっちまで必死になりました。

    あとがきもこの作品の一部だと思えるような作品。
    良かったです。

    0
    2011年01月06日