朝丘戻。のレビュー一覧

  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    最初天然で真っ直ぐ過ぎる先生に感情移入出来るかなと思ってましたが途中から一転。先生のあめちゃんを想う気持ちが切なくて切なくて…泣きました(T^T) 設定としては記憶喪失ものだし割とベタだと思うのですが、先生の気持ちの変化、あめちゃんを千歳として受け入れるまでの心情が痛いほど伝わってきて切なかった。ドラマCDの日野さんと梶くんが台本読んで泣いたと仰っていたので気になっていましたが本当読んでよかったです。

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    2014年10月06日
  • 青に沈む庭 特別版

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    朝丘さんの作品を初めて読んだのが「坂道のソラ」だったためか、今朝丘さんの作品を集めて年代の古いのを読むとどうしても文章の拙さが目についてしまう。
    このお話もテーマの選び方はいいと思うのだけど、話の進め方が各所強引で、1本の綺麗な道が見えて来ない。

    とはいえ、個人的に好きなキャラクターが動いてくれたので、評価を下げることも出来ずにこの評価です。

    けなげな男の子が好きなら読んで良し、、かな〜
    登場人物の名前の付け方がイイ

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    2013年11月12日
  • ふたりのはなし。

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    きみのはなし の続編。
    今と過去をいったり来たりしながら話が進んでいきます。

    きみのはなし で うまくいったねーよかったねー。と穏やかに終われると思ってたのに、一体なんなの?このすれ違いは。。。と
    ちょっと、、いやかなり むずむずしながら読みました。

    結局は収まるところに収まるんですが、途中何度、ゔ〜〜〜〜〜といいながら、話の中に割って入りたくなったことか。

    でも考えてみたら、恋愛ってこんなふうに進むのかもしれない。
    順調なようでも順調なのは順調と信じたくてそういう風に動いてるからだけかも。。

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    2013年11月02日
  • きみのはなし、

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    ジャケ買いした「坂道のソラ」が気に入っての作家買い1冊目です。共有する娘がHシーンないやつがいいというので選びました。
    あるかもしれない、、いいかもしれない、、もどかしいなー、、この二人みていたいなと、一気に読み終わりました。
    今日続編買いに行きます。他にも同作家さんのがあれば、買ってきます。

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    2013年11月12日
  • 青に沈む庭 特別版

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    朝丘作品は時々途中で投げ出したくなる。つまらないからではなく、さりげない風を装った濃密な心情の描写に読みながら痛手を負うからで、木原作品とは違った痛みにあふれている気がする。だから新しい本を読む時は覚悟して読む。

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    2012年12月04日
  • 猫のためいき。

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    ネタバレ

    ネガティブ思考のちょっと鬱陶しくて子供っぽい雑貨屋店長の言葉をサラリと受け流すノンケバイト店員雅くんの恋物語。
    正直、タイトルに惹かれて読んだけど、ほのぼの幸せ満載の一冊でした。店長の言動はかなりイラっとくるものがありましたが、雅くんが上手に店長のキャラを立ててくれていたので大丈夫です。
    っていうか何よりも雅くんが可愛すぎると思います。

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    2012年09月09日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    ネタバレ

    秀逸…

    切なくて切なくて甘いお話でした。
    最初から最後までもどかしくて、読み終わってもなんか余韻が残ります。
    「忘れる」って忘れられるのも辛いけど一番苦しいのは「忘れた」ほうなんですよね。



    あと、「あとがき」って文字で読むのやめる人いると思うんですが、いっちばん最後の一行を絶対読むべき。

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    2012年04月14日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    初読みの作家さん。

    攻め:塾講師・能登匡士
    受け:受験生・椎本千歳



    受験生の千歳はマンツーマンで受ける塾の講師・能登に出会う。彼はハンサムな外見に似合わず不思議な考え方の持ち主であまりにもいい加減なその態度に思わず叱ってしまう。能登はそれに感激し…。



    事件らしい事件もなく、たんたんと能登の人となりが分かり、居心地がいいと感じ、そして好かれて、自分の気持ちを見つめ、能登に返事をして二人で一緒に過ごした2年弱。


    ところが、次の章ではアメリカに留学した千歳と連絡が取れなくなって3か月の能登視線で語られて。


    端的に言うと“記憶喪失物”なのですが、目の前にいるのは能登の知ってる“あ

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    2012年03月24日
  • 青に沈む庭 特別版

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    ネタバレ

    全体を通して、恋愛というよりは家族愛がテーマ。
    家庭に恵まれなかった逸人さんと、家庭に恵まれてる一。
    対照的なふたりですが、この家族愛がたまらなく切ないです。
    なんといっても、脇キャラの女性陣が素敵。
    朝丘さんはノーマルも書かれる方なので、その辺の描写も秀逸です。
    桃色部分はきわめて少ないですが、激しく萌えました。
    主に逸人のセリフに。

    優しくするけど、手加減はしないよ

    ヘタレだと思ってたら、とんでもない猛獣だった、みたいな。
    個人的には、逸人が受だと思ってたので吃驚です。
    いや…性格的に、絶対に一の方攻だと思うんですけどね。
    だから↑のセリフに余計に萌えました。

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    2012年05月01日
  • 君に降る白

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    著者のあとがきに書いてある通り、透明感のある雰囲気、ゆるやかに真綿に優しく包まれるような温もりと愛しさが言葉一つ一つに感じられる作品でした。
    自分の価値を見いだせない主人公がある人と出会うことによって人として生き始めるお話。主人公の設定が夜のバイトで不特定多数の人間と体の関係を持っている、というものなので苦手な人は気を付けた方がいいかもしれません。
    相手に「好き」と言いたくても自分が汚くて不釣り合いな人間だと思い悩む主人公に頑張って!と応援しながら読みました。
    幸せほっこり。

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    2012年03月06日
  • ふたりのはなし。

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    だけど俺は、おまえしかいない。

    あすまのこのくだりにポロりときた。
    天涯孤独だけど、周りから好かれる海東と天涯孤独ではないけど、突き放してひとりぼっちだったあすま。
    補ってひとつみたいな凸凹で、好きすぎるけど敬愛に違い感情で焦れったくなってるのとか面白く読めた。

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    2012年02月02日
  • 猫のためいき。

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    ネタバレ

    ゲイの雑貨屋店長×ノンケの店員

    幸せな切なさでした。
    ものすごくきゅんとする作品で、こんな恋してみたいなって思わせます。
    きゅんきゅんしてまう。

    店長の葛藤と、雅君の葛藤と。かわいいよ

    受け目線で話が描かれています。話し言葉で繋いであるので、結構読みやすいと思います。
    難しい単語ではなく、綺麗な単語が多いです。きゅんとします。
    あえて難点をあげるなら、シーンの転換が分かりづらいので、何度か読み返したほうがいいかと思います。

    個人的に最後のお父さんの言葉に一番きゅんと来ました。
    「なにこれ切ない・・・」とか「めっちゃ感動!」という感じでは泣けませんが、心になんか刺さってほろっと涙がこぼれ

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    2012年02月02日
  • きみのはなし、

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    好きだけど、相手に見返りを求めたりせずの恋というより愛に近い様な、深い。そしてどことなく寂しい。

    続きでふたりはどうなるのか気になる。

    とにかく海東視点のあすまが可愛いツンデレ。

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    2012年02月01日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    ネタバレ

    「先生へ」での、先生が好き。あめちゃんに夢中になって何度も「好き」と伝える先生がよかった。あめちゃんの天然ぶりも重なっていいコンビだと思う。子供な先生が可愛かった。
    「きみの中、飴がなく」では、予想外の展開。あめちゃん記憶喪失て・・・。先生はもっとがむしゃらにあめちゃんを振り向かせて欲しかった。今さら大人な態度取られても・・・。子供みたいな先生が魅力的だったのに。でも、今回は反対に千歳からアタックかけてる感じが新鮮だった。
    「そして手のひらに月曜日の鴇色」はこれからの二人が気になる。大学あるし、結局先生が戻ってくるのか?
    結論、先生のキャラが魅力的な話でした。

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    2011年12月05日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    高校三年の千歳は大学受験の為に親に入れられた予備校で能登に教えてもらう事になる。初対面から名前も聞かないし、課題を与えるでも無く分からない所があれば聞いてと先生らしくない能登にそんなことじゃいけない!!と叱咤すれば「叱られた」と喜ばれて懐かれる。
    13歳位も年上で高学歴なのにどこかダラしなく寂しげな能登に千歳は「あめちゃん」と呼ばれています。千歳飴=あめ、です。
    他人と拘るのも付き合うのも興味の無かった能登があめちゃんが好きで好きで、好きばかり言うのが面映く、可愛らしかった。すっかり大人の男なのに。
    メール迄交換して、女の子が送るみたいな会話してます。
    可愛らしいお話でした。
    もう一つの「きみ

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    2011年09月09日
  • きみのはなし、

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    フェアで購入。朝丘さん初読み。詩的な表現は好き。飛馬に対して深い恋情を抱きつつも親友の立ち位置から一歩踏み出そうとはしない海東はすごいヘタレなんだと思うけど苛々感はなく、すんなりと読めた。終盤の飛馬の心情が変化を見せる辺りはキュンとくるものもあってよかった。飛馬視点と海東視点では飛馬の印象が結構違うのは海東の恋フィルターがかかってるからなのか(笑)確かにギャップが可愛いかもwラストページが思わせぶりで「なんだこれ、続きが読みたいじゃないか」と唸ってしまった。今度の新刊買出しの時に買ってこよう♪

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    2011年08月16日
  • ふたりのはなし。

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    きみのはなし、では海東のほうが依存してるのかと思ったけど、ふたりのはなし。を読むと飛馬のほうが海東にベタぼれじゃねーかってなった(笑)

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    2011年08月11日
  • ふたりのはなし。

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    ネタバレ

    「きみのはなし、」の続刊です。
    前半は、二人のすれ違いを読むのが辛くて辛くて…
    でも、後半は見事なバカップルと化していたので安心しましたw

    この作品、大きな事件が起こるわけではないけれど、日常の小さなすれ違いやモヤモヤが二人にとっては大事件なんだよなぁ

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    2011年05月01日
  • 猫のためいき。

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    幸せなお話でした。苦しいことが何も起こらないおとぎ話ではなく、色んなことを精一杯乗り越えてこその幸せ。やさしいお話。あとがきを読んでこの作者さんはとても誠実に、真摯に小説を描いてるんだなぁと思った。すきです。

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    2011年03月22日
  • 猫のためいき。

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    ネタバレ

    セリフのテンポがいい。かわいい作品でした。
    なんでも霊のせいにしちゃう(せずにはいられない)コータくんがちょっとツボでした。みんな仲良く!

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    2011年01月22日