朝丘戻。のレビュー一覧

  • ふたりのはなし。

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    じわりと心に残る

    とても良かったです。
    最初の頃の飛馬は印象悪かったけど、上巻から下巻まで読み終わる頃には心から幸せを願っていました。海東は、包み込むように優しいけど、飛馬の心の変化を読み切れておらず、なかなか両片想いから抜け出せずにもだもだしている期間が長かった。結局、飛馬が待ちの姿勢から脱して関係を進めることでしか進展しない2人だった。

    #エモい #じれったい

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    2025年05月03日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

    購入済み

    良かった。とても良かったです。切なくて、悲しくて泣きました。アメの記憶が戻っても戻らなくてもこの二人はこれから幸せでしょうね。よかった。

    #ハッピー #切ない #癒やされる

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    2021年06月02日
  • 君に降る白

    L

    ネタバレ 購入済み

    眩しい

    色々と初々しい心の躍動が伝わる描写が多くて、切ない思いにさせられました。
    身を売ることになった経緯が気になりましたが最後はハッピーエンドで良かったです。

    携帯電話が普及してない時期のお話だったらしく、なんだか懐かしくもありました…。

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    2021年05月05日
  • 青に沈む庭 特別版

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    ネタバレ

    カラス、アカノイト、とシャレードから出ている朝丘作品にはお気に入りが続いたので気になって読みました。新たなお気に入りがまたひとつ。

    温かい家庭ですくすくと育った一と、家族の温もりを知らないまま、『家族』を求める気持ちから一の姉、真と結婚するも、自分の『病気』を捨てきれず、一度は手にした家族を自ら手放し、自らを攻め続けながら生きる逸人。
    密かに許されない思いを抱いてしまった相手にあれだけ無邪気に無自覚に懐かれたら無碍にはあしらえないよね、辛いよね……。
    空や海の青、二人の想い出の朝顔の色、成長過程の一と、未だ物憂げな想いに囚われたままでいる逸人を縛り続ける青い想い。
    移ろいゆく日々の風景と心の

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    2015年09月16日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    能登先生の奔放なキャラクターに戸惑いつつ、真っ直ぐで柔らかで純粋な二人の気持ちの重なり合いが丁寧に穏やかに描かれていく描写にするする引き込まれました。心の内側の柔らかな部分をそっと掬い上げるような言葉のきらめきの一つ一つに包み込まれるよう。
    触れて欲しくない、目をそらして向き合おうとしないでいた痛みに手を差し伸べられて、そのままそっと包み込まれるみたいな愛おしさと苦しさが溢れていて、読んでいる間中、揺さぶりをかけられてどうしようもなかった。
    行き場のない感情に寄り添う優しさと温もりが溢れていて、こういった感情に出会える事こそが物語に出会う喜びなのかな、とも思ったり。

    愛おしいと思える人に出会

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    2015年07月19日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    泣いた!

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    2014年11月11日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    ネタバレ

    切ない系で最もベタな記憶喪失という設定ですが、能登と千歳の感情や考えに何度も泣かされます。
    著者の朝丘先生の言葉の表現や台詞がとても好きです。
    ドラマCDも出ていてそちらもおススメ。

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    2014年01月28日
  • 君に降る白

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    これを読む前に「あめの帰るところ」を読んだのですが、どちらも相手を思う気持ちが切なく、綺麗すぎて、読んでいて辛くなります。

    そして、どちらも相手がいるからこそ人として生きていける不可欠な2人の話。

    続けて読んだので、評価が★5つしかつけられませんでした。
    あとで読んだら変わるかもしれないのですが、しばらくは朝丘さんの世界に浸りたいので、その間はこの評価は変わらないでしょう。
    溺れて切なくなって自分を綺麗にしていけると錯覚しながら読んでいきたいです。

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    2013年11月12日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    私はつい最近朝丘さんの作品に当って読み出したばかりなので、見つけ次第、手に当たる次第という読み方をしていて、発表年代を追わずに読んでいると、技巧的な違いがふと気になったりすることがある。
    この本も読み始めは文章の小さな拙さが気にかかって、キャラクターも好きになれなくて、これで何冊目かの朝丘さんの本になるのだけど、はじめて低い評価になるかも、、と思いつつ読んでいました。

    前半は甘々な展開に、この先このままどうやって話が転ぶんだろう?とそろそろ期待をやめてもいいかなと思いながら、後半に入ってあまりに使い古された展開にかなりがっかりしたのです。。。

    、、、が、それが、、
    その後の展開にはまさかの

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    2013年11月02日
  • 君に降る白

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    高校を卒業してから二年。芹田藍は昼は古本屋、夜は身体を売るバイトをしていた。淡々としている藍を玩具のように扱う客が多い中、愛情を教えてくれたのは自分の身体を一切求めてこない客、成瀬恵一だった。平凡なサラリーマンで、温かく純粋な成瀬。だが彼に心惹かれるも、過去の出来事から自分自身を認められない藍は、遠ざかることしかできず――。切なく心揺れるラブストーリー。

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    2013年09月13日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    表紙買いして、全く後悔しなかった作品。朝丘さんにハマる切欠の一冊。独特の表現と個性のある人物たちに惹き付けられる。

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    2013年05月06日
  • 猫のためいき。

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    ネタバレ

    ゲイの店長×ノンケ大学生。前半は会話のテンポがいい。雰囲気が柔らかく、かみ合わない会話が面白い。中盤からはお互いを思いあい、大切に愛を育んでゆく二人の姿が甘く切なく微笑ましい。ゲイとして人を愛し、生きてゆく事によってもたらされる障害や、生涯の伴侶を得るという現実の困難さ、幸福の裏側に付きまとう不安等、丁寧に描きこまれている。ライトなスタートの割に読破するには体力を使う。

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    2013年02月01日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    歳の差、記憶喪失

    ダメな大人と健気な子…
    大きな物語の展開で、育んできた恋が消失する
    でも、その恋は無意識下に、ひっそり静かに息づいていたのです

    涙が出そうな、悲しくも温かい物語です

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    2013年01月30日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    だいすき、って言葉が似合う前半。

    お互いに少しずつ理解を深めて、キラキラとした思い出が増えていく。
    ただ、二人の気持ちさえ変わらなければ、続いていくはずの未来。

    でも、「あめちゃん」はいなくなった。
    二人だけの秘密や思い出は、語る相手がいなければ、無かったに等しい。

    「ちいさん」には、あめちゃんの欠片が残っているのかもしれない。
    頭の記憶がなくても、心とか体とか五感的な部分で。
    理由は分からなくても、一緒にいたくて、離れたくなくて、先生を欲する心を止められないちいさん。

    でも、先生が見ているのは今の自分ではなく、「あめちゃん」…。
    それが苦しい。思い出せない自分が、先生を、苦しめている

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    2012年10月02日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    ネタバレ

    朝丘戻が好きかと言われたら、即座に『違う』と言ってしまうと思う。
    主だった作品は読んでいるし、新刊が出たらいそいそと買いに行ってしまうにも関わらずだ。
    随分と上から目線で、何様?だけれど、『同族嫌悪』って言葉が一番しっくりくる。
    朝丘さんの作品を読んだ時に味わう。〝痛さ〟みたいなもの。
    それは木原音瀬作品とは全く別の種類の痛さで、普通、人はそれを切なさと呼ぶのかもしれない。
    人には知られたくないものを、言い当てられるような。
    心の中に手を突っ込まれて、痛いところを探られるような。
    心の一番脆い部分にクリティカルヒットして、思わず血を流してしまうような、そんな痛さ。
    よく小説の中でも出てくる表現

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    2012年07月27日
  • 君に降る白

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    何度読み返しても、切なさに泣いて、幸せに泣けてくるBL作品。
    最初はフェチやウリといった設定に敬遠気味だったんですが、今は、すごく純粋であまりに不器用な人達のラブストーリーだと思っています。
    主人公の空虚、戸惑い、期待、絶望、そして愛が、すごく伝わってきます。

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    2012年06月25日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    私が朝丘戻。さんにハマるきっかけになった作品です。

    文章がとても透明感があって綺麗です。
    イチャイチャする場面では悶え、
    先生が葛藤する場面では切なくなる。

    最後が駆け足になってしまい少し残念ですが、
    とてもいい作品でした。
    あめちゃんも先生もとってもかわいいです。

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    2012年06月16日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    ネタバレ

    泣きすぎて目が腫れた。
    前半の『先生へ』は、あめちゃんがあめちゃんであれた章。
    そこには、これでもか、これでもか、と後半への前振りのごとく、
    ひたすらに優しく柔らかく、愛しい交際の模様が描かれます。
    それはまるで、アルバムのページをめくるかのごとく、すべてが
    尊く慈しみに溢れた優しい記憶。

    後半の『きみの中、飴がなく』では、能登先生視点。
    あんなに優しい『先生へ』のくだりはどこへやら。
    全てがリセットされて、世界にひとり取り残された先生の絶望が
    胸を掻きむしります。
    この後半はラストに至るまでずっと泣きっぱなしでした…。
    もう、ヤバイ勢いで涙が出てきてしようがない。
    どんなセリフにも泣けて、

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    2012年05月01日
  • 君に降る白

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    ネタバレ

    君に降る白、じゃなくて、私の中では『覆い尽くす白』のような。
    作品全体に漂う、寂寥。降り積もる白に全ての音が消される。
    埃の色、光の色、目に映る世界、心の中、流れる風。
    その全てが白く、ただしんしんと降り積もってゆく。
    そんな、そこはかとなく優しく、柔らかく、切なく、心を
    揺さぶられる『白』に、惹きずりこまれたら最後、涙が
    止まらなくなりました。
    別に、ここが泣ける、ここで泣いた、ここが凄いとかそういう
    ドラマチックな展開なんてない。物語は静かに、ただただ静かに
    淡々と進んでいくのに、ふたりの『想い』がひしひしと読み手に
    伝わってきて、どうってことのない、日常の風景の中にすら
    瞼の裏が熱くなり

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    2012年05月01日
  • あめの帰るところ【電子限定版】

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    二人の会話にすごく和む。
    攻めも受けも可愛らしい...。

    読んでいて涙が止まらなかったです。ホント
    これはよいBL。

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    2012年02月16日