【感想・ネタバレ】猫のためいき。のレビュー

あらすじ

雑貨店でアルバイトする坂上雅は、なにかと絡んでくるので嫌っていた店長の灰原志郎から突然「好きです」と告げられた。嫌悪されることを覚悟しながらも、恋情と欲を抑えられないと泣く志郎が切なかった。過去の恋にたくさん傷ついてきた志郎は格好いいのに泣き虫で、雅は彼をその孤独から守りたいと思い始める。心をほどきながら、ふたりは少しずつ想いを寄せていくが……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ゲイの店長×ノンケ大学生。前半は会話のテンポがいい。雰囲気が柔らかく、かみ合わない会話が面白い。中盤からはお互いを思いあい、大切に愛を育んでゆく二人の姿が甘く切なく微笑ましい。ゲイとして人を愛し、生きてゆく事によってもたらされる障害や、生涯の伴侶を得るという現実の困難さ、幸福の裏側に付きまとう不安等、丁寧に描きこまれている。ライトなスタートの割に読破するには体力を使う。

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2013年02月01日

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めちゃくちゃでちょっとネガティブでどうしようもない"店長"の言動をサラリと流して、愛してくれる"雅くん"。
この二人の関係が好きです。
こんなに一生懸命に恋愛をしているBLを初めて読みました。だいすきな作品です。しあわせになりました。

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2010年08月10日

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[雑貨店店長×バイト大学生]

人物設定は結構オカシイ。
しかしそれを上回る表現力。
細かい表現ですが、絶妙に感情が乗っかってくる。
良かったです。
朝丘さんの本を読んだのは初めてですが、
面白い文章を書かれる方だなと思いました。
若干読みにくいけど、きちんと読めば心地いい。

人物設定は完全にネタっぽいですが、感情は凄くよく分かる。
とても良かったです。

☆あらすじ☆
雑貨店でアルバイトする坂上雅は、なにかと絡んでくるので嫌っていた店長の灰原志郎から突然「好きです」と告げられた。嫌悪されることを覚悟しながらも、恋情と欲を抑えられないと泣く志郎が切なかった。過去の恋にたくさん傷ついてきた志郎は格好いいのに泣き虫で、雅は彼をその孤独から守りたいと思い始める。心をほどきながら、ふたりは少しずつ想いを寄せていくが…。

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2010年06月20日

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ワチャワチャと言いあいをしているのが、子供がじゃれているようで明るい気持ちになる本。志郎の臆病な愛情も、雅の心を決めたら一直線な感じも見ていて楽しくなる。雅の「強さ」「図太さ」も面白いし。ウジウジと考えがちな志郎と男前な雅。過去には色々あったかもしれないけれど、2人で幸せになって欲しいな。と思った。

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2020年02月24日

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ネタバレ

ネガティブ思考のちょっと鬱陶しくて子供っぽい雑貨屋店長の言葉をサラリと受け流すノンケバイト店員雅くんの恋物語。
正直、タイトルに惹かれて読んだけど、ほのぼの幸せ満載の一冊でした。店長の言動はかなりイラっとくるものがありましたが、雅くんが上手に店長のキャラを立ててくれていたので大丈夫です。
っていうか何よりも雅くんが可愛すぎると思います。

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2012年09月09日

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ネタバレ

ゲイの雑貨屋店長×ノンケの店員

幸せな切なさでした。
ものすごくきゅんとする作品で、こんな恋してみたいなって思わせます。
きゅんきゅんしてまう。

店長の葛藤と、雅君の葛藤と。かわいいよ

受け目線で話が描かれています。話し言葉で繋いであるので、結構読みやすいと思います。
難しい単語ではなく、綺麗な単語が多いです。きゅんとします。
あえて難点をあげるなら、シーンの転換が分かりづらいので、何度か読み返したほうがいいかと思います。

個人的に最後のお父さんの言葉に一番きゅんと来ました。
「なにこれ切ない・・・」とか「めっちゃ感動!」という感じでは泣けませんが、心になんか刺さってほろっと涙がこぼれます。

朝丘先生大好き。

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2012年02月02日

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幸せなお話でした。苦しいことが何も起こらないおとぎ話ではなく、色んなことを精一杯乗り越えてこその幸せ。やさしいお話。あとがきを読んでこの作者さんはとても誠実に、真摯に小説を描いてるんだなぁと思った。すきです。

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2011年03月22日

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ネタバレ

セリフのテンポがいい。かわいい作品でした。
なんでも霊のせいにしちゃう(せずにはいられない)コータくんがちょっとツボでした。みんな仲良く!

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2011年01月22日

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久しぶりに「大好き!」って叫べる本に出会いました!
攻が泣き虫系デレデレツンデレで、受が男前系子猫って結構斬新なのに、ストーリーは割合順調に進み、付き合うまでも楽しめるしくっついてからのラブラブも楽しめる!
一つ残念だったのは、エッチシーンがあっさりしてたこと。でも、チューは可愛くかかれてるし、逆にエッチはこれくらいの方がほのぼの感が増していいのも。

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2010年05月30日

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ストーリーというより自分の生活の横に彼らがいるって感じがする本。
ずーっと二人、耳元で会話してます。ゴチソウサマw

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2013年09月12日

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店長の性格が掴み辛くて少し読みにくかった。
文章が柔らかくて心地いいだけに、ちょっと残念。

好きになっていく過程が優しくて、両思いになってからの二人の進展の仕方も、この人達ならこんな感じわかるわぁって、すんなり入ってきた。

安西さんが、悪役でもないのにどうにもイヤな人だった。
コータは、よく解らない人。彼のキャラは、ナゼああなった?

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2010年06月22日

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朝丘さんの作品の中では低めの評価がついている作品ですが、私は好きです。
ただ、途中のけんかシーンの展開が急すぎて、あれ?と思ったのがマイナス1 原因も仲直りもぜんぜん読めませんでした。

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2013年11月12日

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ネタバレ

朝丘さんの作品初めて読みました。全体的に評価が高いので期待していたのですが、作品の中でいいと思うところと嫌だと思うところが極端でした。
嫌だったのは、灰原さんの口調です。最初から変な口調が気になってしまし(物語だとしてもおかしすぎる…!!)冷めてしまいました。性格も独特です。逆に雅くんは独特ですが男前でかっこよかったです。
よかった所は、名言、名場面がたくさんあったことです。「恋人ができたら店の個室でご飯が食べたかった」とか「つつましやかな食事の方が思いだした時に胸に来る」とか「一生を見出すには、何度躓いても僕達が捨てようとせず、昔愛した時間を思い出そう、もう一度許してみよう、そう思い合う必要があるってこと」などじーんとくる名言が本当に多かったです。
いいとも悪いとも言いにくいけど心に残る作品でした。

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2013年02月21日

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人を好きになるという事、愛するという事。この人に出会えて良かったと、ずっと傍に居たいと思う心をゆっくりと描いた作品。
最初の方はちょっと二人の会話が電波っぽくて、「ええーこれは辛い」と思っていたけれど、読み進むにつれ気にならなくなってきた。というのも彼らの相手を想う優しい感情が自然と読んでいく内に体に染み込んできて、彼らならではの会話なのねと納得してしまうのだからだと思う。
「おならの先に永遠がある」は名言。

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2012年06月25日

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前半からラブラブだなぁ。年下が「幸せにしてあげる」って言うの好きだな。年上なのに頼りなくって、でも時々大人の顔を見せる。そんな二人が読んでて楽しかった。
でめまさか、父親に告白するなんて・・・。最後はちょっとできすぎな感じがあるわ。

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2012年01月12日

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ネタバレ

前々から朝丘戻。には私の感性と当たり外れがあるなあと思ってたが、これは完全に外れ側。年上の敬語がなんかやたら気に障るし内容もイマイチだったなあ…

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2011年04月09日

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朝丘さんには珍しく、別離の影のない幸せな話。

相手を嫌っていた主人公が手のひらを返したように好意を示す姿に違和感を感じてしまった。
確かに人の感情は意識すらしないようや些細なきっかけで変わるものですが、それを書くのが小説ではないかなと…。
主人公の友人と一緒にお前いったいどうしたの!と突っ込みたくてたまりませんでした。

辛口ですが、二人で作っていく時間は幸せで良かったです。

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2010年08月27日

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