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Posted by ブクログ 2013年11月12日
これを読む前に「あめの帰るところ」を読んだのですが、どちらも相手を思う気持ちが切なく、綺麗すぎて、読んでいて辛くなります。
そして、どちらも相手がいるからこそ人として生きていける不可欠な2人の話。
続けて読んだので、評価が★5つしかつけられませんでした。
あとで読んだら変わるかもしれないのですが...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月13日
高校を卒業してから二年。芹田藍は昼は古本屋、夜は身体を売るバイトをしていた。淡々としている藍を玩具のように扱う客が多い中、愛情を教えてくれたのは自分の身体を一切求めてこない客、成瀬恵一だった。平凡なサラリーマンで、温かく純粋な成瀬。だが彼に心惹かれるも、過去の出来事から自分自身を認められない藍は、遠...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月16日
『ありがとう。ごめんなさい。……貴方の幸せ祈ってます。』
泣いた…
言葉がとても綺麗で突き刺さってくる作品です。
透明感の中にあるもどかしさとか、食い違う思い。
2人の『好き』『恋しい』の意味とか価値観が違うんだろうなあって思いました。
好きだから傍にいたい。
好きだから傷つけたくない。汚したく...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月01日
【あらすじ】
高校を卒業してから二年。芹田藍は昼は古本屋、夜は身体を売るバイトをしていた。淡々としている藍を玩具のように扱う客が多い中、愛情を教えてくれたのは自分の身体を一切求めてこない客、成瀬恵一だった。平凡なサラリーマンで、温かく純粋な成瀬。だが彼に心惹かれるも、過去の出来事から自分自身を認めら...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月14日
ずっと泣きながら読んだ。悲しいのではなくて痛々しくて暖かい。素晴らしい。
昼は古本屋で夜は体を売ってる受けが、笑えない正直者っぼく毒があるようでいて真っすぐな…うまく言えないけど、個性的視点がズレまくりでいいのです。攻めがバカ真面目で温かい人で敬語の会話がなんともツボ!じんわり萌えました。
悪役...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月24日
古本屋と夜のお店で働く芹田藍と、白シャツ白靴下が好きな変態会社員成瀬恵一の、どこまでも切なくて苦しくて、どこまでも優しくて愛しいお話でした。
この物語を読んで、自分にも大切にしたいのに突っぱねてしまう優しさが身近にあることに気付き、「ありがとう」の言葉でさえ簡単に伝えられない人がいることに気付きま...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月17日
藍はなぜそこまで自分を大事に出来ないのだろうかと思わずにいられないのですが、ひとえに愛情に飢えていたことに尽きるんだろうなと……。
肉体労働のアルバイト、と流されるままゲイ向けのデリヘルで働き、加虐心を擽る佇まいゆえにおもちゃのように弄ばれることを「あたりまえ」と受け流していた藍は自分をただ抱きし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月06日
著者のあとがきに書いてある通り、透明感のある雰囲気、ゆるやかに真綿に優しく包まれるような温もりと愛しさが言葉一つ一つに感じられる作品でした。
自分の価値を見いだせない主人公がある人と出会うことによって人として生き始めるお話。主人公の設定が夜のバイトで不特定多数の人間と体の関係を持っている、というもの...続きを読む
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