朝南かつみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あっという間に読み終わってしまった。
表紙から文章からタイトルから、何から何まで好きだった。
ガタガタでも崩れようとも、
大切に積み上げていく二人の日々が
膨れ上がっていく、積み上がっていく
二人の想いが、「積木の恋」なのかな。
と受け取った。
私の恋は、4ヶ月前終わった。もうそんなに経つのか。また同じ悲しい結果にならないよう、ずっと理由を探しているけど、まだ腑に落ちる答えが出ない。
でもついつい探しながらも思うんだ、きっと腑に落ちる答えなんてない。あれだけ大切だった恋が終わるしかないと納得できる答えなんて、私は絶対見つけられないし、もし見つけても認められるわけない。この問いは一生解決しない -
ネタバレ 購入済み
心に残る作品
昔、紙媒体の時に買ってから引っ越しの時に処分してまい、後悔してたところ、こちらで買うことができました。
出所してからの雪の降る中での2人の会話のシーンはずっと心に残っていたほど、切なくそしてどれほど相手を好きでいるかを感じさせられて初めて小説で大泣きしてしまった思い出があります。
改めて読み直してもとてもよかったです。
さりげない優しさに惹かれていくところが心温まりながらも行く末を考えると切なく最後まで飽きずに読むことができました。
後半は前科がついてしまったために、少し暗いお話になっていますがこれからもままならないことが多い2人がだんだんと幸せを積み上げていく未来を感じさせられるような最後ま -
Posted by ブクログ
古ぼけた小さなビルで、探偵事務所を営んでいる平沢翼は裏の稼業で殺し屋をしている。
ある日、一夜の相手を見つけるため出向いたバーで、一人の男と出会う。
現在失業中だという平井輝之。一夜限りの情事で別れた平沢だったが…。
以前レビューした「眠り姫とチョコレート」に登場していた2人。
翼が何故一夜限りの相手しか選ばないのか、殺し屋という仕事をしているのかという事が輝之に出会い変化して来る事でわかってくると辛かった。
輝之の真っ直ぐで馬鹿な所が翼の頑なな心をとかしてくれた訳で。
翼は面倒くささと危うさもあるけど芯はとても強くてカッコよく、最強の受けと言っても良いかと。
そんな翼を相手に出来る -
購入済み
暑苦しいほどの
猛暑に読むと暑さ倍増するような、情景が見えそうなお話でした。愛と憎しみは紙一重という言葉がぴったり。スペインも闘牛も疎い人間ですが没頭して読めます。
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泣きました!
出会って、愛し合って、ぶつかって、絆を深める。
王道なお話ですが、気持ちの変化とかが丁寧に書かれていて、とても感情移入してしまう作品でした。 -
購入済み
不憫受けが過ぎる
作者買い
かなり前の作品だったみたいですが、変わらずエロいしエグい!
またこれは受けの不憫さが一段と強めでしたね〜
その分諸々誤解が解けた後の甘さは格別と言うか、ホント祝福したい気持ちになりました -
購入済み
忍者もの最高でした!
和物大好きです❗️
沙野先生の作品は割合和テイストな気がしますが、ファンタジーだからやっぱり折衷が多いかな
今回は完全に和物❗️
表現とか漢字とかも難しめなのがあって勉強になりました〜( ´∀`)
かなり前の作品みたいで、あとがきに続編予定の記載もあったけど見つけられず…
出てないのかな?
あればぜひ読みたいです! -
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犯罪者との恋愛
犯罪者との恋愛ということで、どうやって愛してゆくのかな…と思ったのですが、とにかく「溺愛」で圧倒されました。
それでもすごく悩んでいたり、歩み寄ろうとしていたお互いの姿勢が印象的でした。
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Posted by ブクログ
▼あらすじ
これが「好き」という気持ちだろうか──
恵まれない生い立ちから恋愛詐欺師となった蓮は、恵まれすぎている男たちの金を巻き上げることに、なんの罪悪感もなかった。次のカモにと狙ったのは、総合病院の長男である医者の加賀谷。呆気なく騙され蓮に夢中になる加賀谷を、内心馬鹿にしていた。なのに──生真面目で真摯な愛情、穏やかな逢瀬。加賀谷と過ごす優しい時間に、知ることのなかった感情が湧き起こるが……。
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大好きな作品の一つです。
この作品を読んで以来、すっかり凪良先生のファンになりました。
こういう受けや攻めのお話はあまり馴染みがなかったので、自分でも大好きだと自信を持って言える事に吃