朝南かつみのレビュー一覧

  • 若獅子と氷艶の花

    Posted by ブクログ

    帝王と淫虐の花のスピンオフ。
    香港黒社会の帝王麗峰の右腕と称される美貌の永華に心奪われた
    鷹峰紗一。
    いくら組織の為そして募る恋心の為とはいえ拉致に近い行動は如何な物かと。
    年下の猪突猛進な極道に翻弄される永華が可愛らしかった☆
    結局は許してしまう甘い所もいいですね。
    表紙のしどけない永華、美しいです。
    朝南先生の絵は素晴らしい。

    0
    2012年01月15日
  • 愛罪の疵痕【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    香港財閥「ルクタスグループ」総帥リ.ウォンラン。
    香港マフィア「夜蛇」に相棒を殺された刑事の律は事件から数年を経ても独自に探し回っていた。
    ある時、たまたま入った宝石店で強盗に出くわした時偶然助けてくれた人物、それがウォンランだった。
    「夜蛇」そしてウォンランを調べだした律が見つけ出した真実は。
    貴公子のような振る舞いと支配階級独特の雰囲気を持つウォンラン。
    朝南先生の描かれるウォンランから鼓動が聞こえそうでした。
    少し無鉄砲な美人の律も雰囲気そのままに。

    0
    2012年01月15日
  • 月夜の子守唄

    Posted by ブクログ

    先日逝去された朝南先生のイラストの武士物です。

    親を盗賊「狐火の又吉」殺されて以来、10年もの長き年月流浪の身になりながらも追い続け、今再び江戸で又吉一味を捉える為に探索を続ける葉山市之助。
    町に火の手が上がり、それを眺めていた市之助を不審に思い声をかけてきた人物、それは機動衆の長、後藤直之だった。
    後藤の手の内に落ちて拷問にあっても己の素性を吐かない市之助に業を煮やし、竹刀でもって甚振る後藤の執着。
    しどけなく横たわる市之助が儚く美しい。
    朝南先生の描かれる武士物を読んだのははこの作品で二作目です。
    長髪、着流しの市之助が妖艶でうっとりでした。

    1
    2012年01月15日
  • よくある話。

    Posted by ブクログ

    妻と別れ、気力も精力も減退気味の袴田は、ある朝目覚めると、若いエリートサラリーマンの池田と同衾していて…。年の差ラブ。

    0
    2012年06月12日
  • くるおしく君を想う

    Posted by ブクログ

    8割がせつなすぎる、思っても思っても報われず、精神的にも肉体的にも追い詰められて…最低です。許容範囲越えてSMで辛すぎて読んでられないです。終いにはダメ兄ちゃんの能天気にさえ救いを求めそうでした。相思相愛になって良かった~。(実感)

    0
    2011年12月22日
  • ワイルド&セクシー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジャンルは…なんだろう…ヤクザがらみではあるけれど
    主人公はバーのオーナーと公安だし…
    ハードボイルド…まではいかないような…

    いや、しかし、アップテンポで楽しかったです
    ちょっと濃いので、午前中向きではないですね

    朝南さんのイラストもバッチリ決まってて、スカッと読めます
    もやもや~ってした気分を吹っ飛ばすにはもってこいの1冊です

    0
    2011年11月24日
  • 忘れないでいてくれ

    Posted by ブクログ

    キャラが良かったです
    ツンデレ受け萌えました

    前半ちょっと微妙かもと思ったけど、後半・ラストが良かった

    0
    2011年10月27日
  • くるおしく君を想う

    Posted by ブクログ

    兄を崇拝する莉一に幼い頃から焦がれている航希。失踪した兄の借金を肩代わりした莉一に、兄の代わりとなるよう要求され…。

    0
    2012年05月29日
  • つる草の封淫

    Posted by ブクログ

    忍者!呪術!3ぴ!オヤジ!ェ 少しぐろさもあるダークファンタジーで面白かった。タイプの違う攻め二人がどちらもツボなので、カプがどうなるのかもワクワク。暴君な彬匡も萌えだけど、白髪ロンゲの珀から漂うオヤジ臭もたまらん!精◇液から情報収集という美味しいBL設定が珀の心情にも上手く絡めてあって彼の切なさにも繋がる。個人的に珀はこのまま宙ぶらりんでもいいんだけど(笑)3部作ということなので次巻が楽しみ!あとがきにあるショートケーキの件に同感!ちなみに那義は好物は先に食べる派です(どうでもいい)

    1
    2011年09月17日
  • 凍える月影

    Posted by ブクログ

    朝南先生のイラストに惹かれて購入。
    月永の"復讐心"や禁忌の愛に対する後ろめたさが少々ぬるいかな、とも思ったけれどそこは目覚めた義康の男らしさでカバー。

    面白かった。

    1
    2011年09月12日
  • つる草の封淫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時代モノ、忍者もの、獣姦、3Pと自分の好きなものがすべて散りばめられているすばらしい一冊!笑

    脇キャラも魅力的で・・・というか珀が好きすぎて読んでいて切なくなりました。ぜひ報われてほしい。シリーズものらしいので次に期待してます。
    珀&彬匡のやりとりも好きなのでこの二人の絡みも期待したいのだけど・・・それは無理かな。笑

    1
    2011年09月14日
  • 愛罪の疵痕【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    香港マフィア×刑事

    ハードなものを求めている方には物足りないかも。
    事件性より、二人がどのようにして出会ったのかを辿るプロセスに重点を置いている。
    個人的には朝南先生のイラストも相まって萌えられた。
    いやらしい言葉を言わせるって良いね。笑

    攻めが渡した"ある箱"のシーンが好き。

    0
    2011年07月08日
  • 唇にコルト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ☆4.5

    表紙に惹かれて購入したが当たりだった!
    受けは綺麗で強くて、でも繊細で。
    攻めはとにかく真っ直ぐで能天気で、でも強い。
    二人の違った強さが見れて面白い。

    こういうストーリーのBLにありがちな(否定的な意味ではなく)攻めの「とりあえず俺のモノになれ」という無理やりな強引さはなく、とにかく包み込むような優しさと受けのことが好きだ、というまっすぐさが読んでいて心地よかった。

    0
    2011年06月28日
  • 忘れないでいてくれ

    Posted by ブクログ

    攻め:刑事・秦野道也
    受け:守屋清涼


    触れればその人の思い描いている記憶を見る事が出来る清涼はその能力を使って催眠療法で、消して欲しい記憶を消す(正解には記憶を思い出さないようにする)仕事をしている。

    ある日、それをした女性について刑事がやって来て。

    CDから先に聴いて原作を読んだ。
    CDは秦野@安元さん、清涼@遊佐さんで読みながら脳内変換。
    CDでストーリーを知っていたものの、原作は更に細かい心理描写を読めて面白かった。
    清涼が特殊だったけれどそれを上手に音源化したなと、ますますCDの出来の良さに感激。

    清涼の孤独感や、秦野のトラウマ、そんな苦い部分を事件を通して二人が少しずつ克服

    0
    2011年03月28日
  • かくも強引な彼に俺は

    Posted by ブクログ

    ふたカップルのお話が読めちゃいます。表紙を飾っている方の二人のお話が好きです。イラストは朝南かつみさんです。

    0
    2011年01月04日
  • くるおしく君を想う

    Posted by ブクログ

    鬱々とした閉塞感と絶望感に苛まれるこの作品、大好きです。諦めよう、断ち切ろうと、もがきながらも心が求めてしまう一途な受けに胸が痛くなりました。実は莉一の本心は…というありがちな展開ではないのも意外性があって良かったです。さらにその裏に兄の想いというのもあって深い。甘々の書き下ろしだけでなく、旧版の表紙絵、旧版のおまけSSと至れり尽くせりのサービスぶりで大満足の1冊でした。

    0
    2010年10月14日
  • 凍える月影

    Posted by ブクログ

    ※非腐女子が読んだため、意見・感想に偏り等があるかもしれません!※

    僧侶受けだと聞いていたので、「僧侶受けってどういうことだよwww」とか思っていたのですが、ストーリーがしっかりしていたので良かったです!
    こういう良い意味で期待を裏切ってくれる本はいいですね。

    1
    2010年08月17日
  • この世の楽園

    Posted by ブクログ

    ありえない設定と展開に、これはコメディなのか?と思いながら読んでましたが、心理描写が深く詳細でとても満足できる1冊でした。主従関係、下克上、3ぴー、兄弟などなど、BL的なツボも満載でありつつ、単なるプレイだけでなく愛情もしっかりとあるのも良かったです。私は弟が一番好きです!

    0
    2010年08月11日
  • 凍える月影

    Posted by ブクログ

    表紙絵の坊主に魅せられて、いとう由貴さん初読み。坊主受に萌えました。根深い恨みと仄暗い情念が渦巻く淫靡な復讐劇。もっと痛みを伴うどろどろさがあってもいいのかもと思いましたが、それでは『月』の美しさ、怜悧さが半減してしまいそうなので、これくらいのさじ加減がベストなのでしょうね。

    0
    2010年05月25日
  • つる草の封淫

    Posted by ブクログ

    沙野さんご自身も後書で触れておられますが、据え膳食わぬ珀に焦れっとしました。それを言ってしまうとこのお話は成り立たないのですが(笑)。触手(と言うか影?)攻め描写や時代物特有の言い回しを満喫しました。
    いじらしく健気、それでいて芯のある葛をはじめ、作中の登場人物が魅力的。ただ濡れ場では葛に若干の流されやすさを感じたのが少し残念ではあります。
    三部作の一冊目との事ですが葛と彬匡にどう珀が絡んでくるか、仙之介のその後等とても楽しみです。

    1
    2010年02月09日