あらすじ
幼少時に伝説ともいわれる盗賊に両親を殺された、元武家の子である葉山市之介は、仇を討つため、その盗賊を追っていた。久しぶりに江戸に戻ってきた市之介だったが、町で火事に遭遇してしまう。不審な火事が、追っている盗賊の仕業ではないかと疑いを持った市之介は、翌日現場で盗賊の痕跡を発見する。しかし、そこで鉢合わせた将軍直轄の若き長・後藤数馬に疑われ、拘束されてしまい…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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Posted by ブクログ
攻めだっせぇwwww
将軍直轄の機動衆(架空組織)の若き長…なんていうエリートスーパー攻め様設定のくせに、どこか間抜けな所が憎めなくてなんか可愛いww
威張ってるくせに、受けにメロメロで良い攻めでしたw
そして、そんな攻めのメロメロ具合にも納得!の受け美人っぷり!
拷問に声も出さず耐える受けがたまりません
何より朝南さんのイラストがもう神すぎて…(´;ω;`)
朝南さんの描く和装ってほんと良い
Posted by ブクログ
イラストが朝南さんです。着物も髷もさまになっててイラストに満足。読んだ事のない作家さんだったのでちょい迷いましたが、定価で買っちゃいました。これは大正解でした!!続編があったらいいな、読みたいなってな感じ。
Posted by ブクログ
先日逝去された朝南先生のイラストの武士物です。
親を盗賊「狐火の又吉」殺されて以来、10年もの長き年月流浪の身になりながらも追い続け、今再び江戸で又吉一味を捉える為に探索を続ける葉山市之助。
町に火の手が上がり、それを眺めていた市之助を不審に思い声をかけてきた人物、それは機動衆の長、後藤直之だった。
後藤の手の内に落ちて拷問にあっても己の素性を吐かない市之助に業を煮やし、竹刀でもって甚振る後藤の執着。
しどけなく横たわる市之助が儚く美しい。
朝南先生の描かれる武士物を読んだのははこの作品で二作目です。
長髪、着流しの市之助が妖艶でうっとりでした。