朝南かつみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
そもそも私は(容姿の)綺麗な男に弱い。
違った。。綺麗で痛い男に弱い。
なぜなら、自分で動かせないから、他人が描く綺麗で痛い男は安心して読める。
私はきれいな男は苦手。容姿では無く気持ちがやたらきれいな男は苦手。苦手だから2次元でしか楽しめない。
これは、私は弱い男と、苦手な男が、思った通りにくっついていくお話で、うんざりしながら楽しみました。
何ていうか、安心して話を追えた感じです。
これはふたりの話にのみカメラが向けられてるからでしょうね。
背景をもっと取り込んでしまったらとてもじゃないけど収まりきらない。
仕方なくカットしたのかもしれないけど、その分まとまり過ぎという感もなくはない。
うん、、、仕方ないのかなぁ。残念だけど。 -
Posted by ブクログ
あとがきに、この作品はもともと「恋愛詐欺師」と言うタイトルだったと書かれていたが、恋愛詐欺師にしては蓮は自分の境遇を呪ってはいるし恨んでもいるけれど、加賀谷がそうであったように、蓮の本質は「悪人」ではないので、熟練度の高い詐欺師とは言い難い。恐らく、蓮は金持ちのゲイの男たちから金をむしり取ってきたけれど、ぎりぎりの崖っぷちに立って食うか食われるかぐらいの緊張感をもって、詐欺を働いていた訳じゃなかった気がする。稼ぐ金額も目が飛び出るような額ではなく、蓮に惚れた代償に払えるくらいで、相手がサラ金に手を出して身を持ち崩すほどの悪徳詐欺師ぶりを発揮していた訳じゃない気がする。
蓮は詐欺師と言う犯罪を犯している青年に過ぎないが詐欺師=犯罪者であり、相手に恨まれるかもしれないし警察に捕まるかもしれないと言う緊迫感は作品中あまり感じられなかったので、それがこの作品の主軸ではなく、『積木の恋』と言うタイトル通りに、いつ崩れるかも解らない積木と同じように慎重に
重ねていかなければならない恋の物語として読んだ方が俄然しっくりくる。タイトルが変わってて良かったなー、と思った。
恋愛詐欺師にしては、蓮には飢えた狼の様なぎらぎら感はあまり描写されてないので、あくまでも本当は愛に飢えている青年である、と言う部分に徹して『積木の恋』と言う作品である方がこの物語にはとても合っている。 -
Posted by ブクログ
攻め:加賀谷聡
受け:五十嵐蓮
男相手の恋愛詐欺をしている蓮の今度の獲物は大きな総合病院の長男・加賀谷だった。
呆気ないほど簡単に身体を重ねた加賀谷はしかしそれまでの相手とは違う純粋さで蓮に接してきて…。
暖かい家庭を知らずに育った蓮の自信の無さ・卑屈さが重かったかな。
まぁトラウマ持ちにありがちなんだけど、作品全体に流れる雰囲気が重くて何だかなぁの印象。
透明感のある朝南先生の絵が救いだった。
ので、作品的には私の好みではないので☆2のところ、朝南先生の絵でプラス1にしてみました。
[追記]
刑に関してなんだけど、巻き上げたお金はほとんど貯金してたって事だから被害者に半分以上は返してるよね?それでも2年も入らなきゃいけないってかなり厳しく感じました。 -
Posted by ブクログ
うむ、面白かったです。普通に一気に読んでしまいました。今まで自分が読んだ夜光さんの話の中では一番好きかも。受がちょっと珍しいパターンだなぁと思いましたけど、まあそんなには夜光さんの本読んでないので、あまり指針にはなってないかも…w ストーリー展開的に面白かったです!まあいつものようにエロは多めでしたけどw サスペンス風味は強かったですね。だから好きだったのかなぁ。
正義漢とひねくれ者てなんか…いいですねw 葛藤しつつも清涼を支えようとする秦野が健気でかわいいです。まあ最初は最低ですが、ある意味お互い様というか(・・;)
そしてなんと塚本のポジションの美味しいこと!w
挿絵がこの間亡くなったイラストレーターさんで、知らない方だったので、どんな絵を描くのかなー?と思って読んだんですけど、雰囲気にあってて、とても素敵でした(´・_・`)でも扉絵のカラーが塚本と黒薔薇て…いいのそれで?w
あ、でもあとタイトルが気になりました。タイトルから受けるイメージと話の展開がなんかちょっと違ったので、ん?と思ったんですよね。タイトルと表紙のイメージだと悲恋ぽいので。。ハッピーエンドがダメというわけではなく。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれは多分エロコメディだと思います!
悠介はある日突然勤務していた銀行から、その総裁の息子、聖也の「教育係」に移動を強いられます。想定していた展開ではこの後、攻の悠介に鼻持ちならない高慢受の聖也がおしおき、調教されてしだいにラブになる下克上愛のはずだったんですが…
笑った。聖也がブレない高慢女王様受です。それにはいろいろワケがあるのですが、それにしてもすごいよ。かなりプライドの高いクールな悠介をいきなり平手打ち。そして、奴隷扱い!「さぁ。召使い。ご主人様に忠誠を誓え。爪先にキスをしろ」!!!
ものすごく時代劇がかった口調にはドン引くし、応える悠介の言葉使いも冷静沈着で腰が低すぎて、最初はラブのかけらもありません。
聖也のお子ちゃまなわがままに嫌気がさした悠介は、弟の賢司に全てを押し付けようとします。悠介にとって賢司は弟なのにどうも苦手な相手。タイプも遊び人風で対照的です。そんな賢司があっさりと聖也を手懐けてしまい、悠介は悔しさをまるだしにします。
なんだかんだ言いながら、悠介は聖也を知るうちに勝手に愛の奴隷になっちゃってたわけです。
聖也の生い立ちや背景がわかってくると、憎めなくなります。そこに生じた親の異常な過保護で、20歳過ぎたいいオトナなのに赤ちゃん並みの世間知らずに育っていたんですね。なので、純真無垢なギャップ感が読んでる方にもじわじわきいてきて、なんだこいつ!?だったのが、かわいい奴め~みたいに思えてきます。
そして、意地になって必死になって聖也を独り占めしようとする悠介にも賢司じゃないけど、ニヤついてしまいます。
賢司がいい攻です。俺様強引系じゃない、マイペースなリードが魅力的。賢司と聖也に振り回されて、クールな仮面がはがれる悠介も残念でかわいいです。
最後は兄弟の仲も誤解が解けて、聖也も二人からのエロ指南で天然誘い受になって、大団円。
強引3Pもエロよりはむしろ、笑えるほうのツボです。ハードゲイ的サンドイッチ。あれよあれよというまに二人にはさまれてしまったお兄ちゃん。無事、昇天してください。
朝南かつみセンセのイラストがあまりにも美麗すぎて、イロモノ?だと気づかせないのがトラップ。