垣根涼介のレビュー一覧

  • 人生教習所(下)

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    意図的に調べることがなければ、現代日本ではまず知ることのない小笠原の歴史を知るという意味では、面白い小説である。ふつうの日本人にとって、沖縄と違い、小笠原は存在しないも同然なのか(ダイビング愛好者を除く)。しかしストーリーとしての内容は、まったく面白くはない。

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    2018年10月14日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    ヒートアイランド3作目。

    ん?なんだろ?
    1,2と比べて急に感じが急に変わった気がする。
    爽快さ、小気味良さ、がなくなってしまったような…。
    全体的に重くなったような…。
    これはこれでいいんだけれど…。
    1,2の方が好きだなぁ。続きはあるんだろうか。

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    2014年03月22日
  • 人生教習所(上)

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    現存する多岐の学問から最大公約数的な人生の方法論を教え、新しい認知を確率させる。
    新しい生き方の指針となるセミナー。
    個性的な参加者。彼らがどう変わるのか。

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    2013年12月26日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    午前3時のルースターとのつながり、びっくりしたけど、説明が長すぎてちょっとげんなり。

    みんなが大人になっていった。

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    2013年12月22日
  • ボーダー ヒート アイランドIV

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    時流れれば、昔馴染みでも生きる道が変われば価値観がかわる。

    いつまでも子供のままではないし
    それぞれが各々で生活をしていく。

    交わる事を辞めた仲間が
    再会する時のズレはどうする事もできない。

    ただ、もう一度あの頃の様にはいかなくても
    立ち向かわなければいけない。

    そんな主人公とかつての仲間が
    再登場する、内容云々よりも
    嬉しく楽しく読めた一冊。

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    2013年12月22日
  • 人生教習所(上)

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    私は垣根さんの「君たちに明日はない」シリーズが結構好きで、この小説もかなり期待して読んだのですが。。。

    まず設定が大甘で、離島で人生をやり直すための合宿形式のセミナー、という陳腐さには苦笑しました。

    また、セミナーの中身も深いんだか深くないんだか。。。トピック選定はいいんですが、中身が中途半端。途中設定された選抜テストの内容も、、、私ごときでも全部正解が分かってしまいました。。。

    後半はなぜか小笠原の歴史と欧米系住民の話。それ自体は大変興味深く読んだのですが、前半との関連性がない。。。

    文庫版は上下二巻ですが、上巻の途中で辞めようかと思ったくらいです。

    が、読後感が、、、良い。なぜか

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    2013年12月15日
  • 人生教習所(上)

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    新しく人生を変えたい人に向けてのセミナーに参加する人達のお話。
    元ヤクザ、引きこもりの東大生、定年した人。。
    これまで垣根涼介作品に出てきた脇役の人達もいて、世界が広がります。
    下巻も楽しみ。

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    2013年12月24日
  • ギャングスター・レッスン ヒート アイランドII

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    ヒートアイランドの続編。アキが、柿沢と桃井の仲間となり、“仕事”のために様々な手解きをうける。そして、物語終盤では、いよいよ“初仕事”へと向かう。
    流れが以上の通りなので、前作と同じ様な終始スリリングな展開ではないが、車や拳銃の話などは、マニアックで興味深い。
    このシリーズは引き続き楽しみ。

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    2013年11月08日
  • 人生教習所(下)

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    社会における自身の居場所を見失った人々が参加したセミナー、でもその開催場所は小笠原諸島。意外な舞台設定に惹かれたが、主たる登場人物の背景説明が弱く、物語も大きな展開を見せず物足りない。著者には小笠原諸島の特殊な歴史や素晴らしい自然に対して特別な思い入れがあるようで、それが前面に出すぎてしまった。

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    2013年11月04日
  • 人生教習所(下)

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    小笠原から帰ってきて読んだ本。
    あの島には2回いきましたが、歴史の大事なところは知りませんでした。この本を読んで、小笠原の忘れてはいけない大切なものを学ぶことができました。主人公たちの気持ちの変化も、なんとなくわかる気がします。
    独特な雰囲気。島の風。日本の首都であって、日本じゃない…そんな小笠原が凝縮されていました。
    しかし、小説という感じはあまりしません。むしろ、民俗学のエッセイというイメージで読まれるのが妥当でしょうか。
    世界遺産という肩書きを手にした今、楽園としての小笠原ではなく、人生を見つめる場所として、小笠原を大切にしていきたいと感じました。アメリカと日本の狭間で激動の時代を生きた

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    2013年10月31日
  • ギャングスター・レッスン ヒート アイランドII

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    前に読んだサウダージと重なる部分もあるが、アキが加入する前後の物語。あえて、後の話を読んでから、こういうレッスン過程を読むとまた面白い。気楽に楽しめる一冊。銃や車、非日常についての詳しいウンチクが興味深い。

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    2013年10月29日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    内容的には、ワイルド・ソウルと似ているが、背景はこちらの方が乏しい。
    唯一共感できるとすれば、南米女の頭の弱そうなところと生命力溢れるところか。

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    2013年10月13日
  • 南米取材放浪記 ラティーノ・ラティーノ!

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    ネタバレ

    垣根涼介が「ワイルド・スワン」執筆のために、およそ2カ月にわたって敢行したブラジル、コロンビア滞在記。残念ながら、空気感や風土感はさほど伝わってはこない。どちらかといえば、著者がそこで会った人たちにスポットが当てられている。その意味では日本とは大いに違う異国だ。"アモール"の国なのだろう。また、この地域、特にコロンビアの治安の悪さが強調されているが、ガルシア・マルケスの国だけに1度は行ってみたいとは思っていたが、腰が引けそうだ。

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    2013年10月08日
  • サウダージ ヒート アイランドIII

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    この裏金窃盗団の話はシリーズものみたいだが初めて読んだ一冊。全体的に面白かったが、登場する南米女が余りにも目に余る言動で少々しつこく感じた。どうにも頭が悪過ぎて、美人と形容される容姿が想像できない。盗みの話は置いといて、男女の話や人物の背景に時間が割かれている。実戦の部分がもう少し濃く描かれて二転三転あると尚良かった。

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    2013年09月19日
  • 人生教習所(下)

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    上巻の方が面白かったかな。

    そんな健やかなハズはない。
    そんな簡単にやれちゃうハズはない。
    おれもやりたい。

    それでも垣根さんの本は好きだ。

    小笠原諸島、行ってみたいなあ。

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    2013年08月30日
  • 人生教習所(下)

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    夏休みやお盆に読むのにぴったりな本。戦後、小笠原諸島がアメリカから返還されたとき、現地の人々が日本人になるかアメリカ人になるか選択しなくてはならなかった複雑な気持ちが分かりました。お金を払ってこの研修に参加し中間試験で合格すると就職先を斡旋してくれるという物語。自分に適した就職先を斡旋してくれるなら、倍率がすごく高くなりそうなので、この研修は現実にはとても実現できそうもないと思います。
    タイトルから、人生について語ってくれるのかと思いましたが、その辺はちょっとあいまいだった気がするので☆は3つ。

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    2013年08月27日
  • 人生教習所(下)

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    ネタバレ

    上巻の授業がためなった。

    小笠原諸島行ったことなくて
    その情景を知ることができたのはよかった。

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    2013年08月15日
  • 人生教習所(上)

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    現在2章まで読見終えてる。

    ストーリーとか、内容は嫌いではないが、太郎中心で書いてたのかと思うと柏木メインになったり、由香メインになったりで、読みづらいところが多々ある。

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    2013年08月06日
  • 人生教習所(下)

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    小笠原諸島での研修も後半にさしかかる。
    研修の内容は現地の人、戦前からこの地にいる欧米系、原地眠の話から内地から移ってきた人の話へと転換していく。
    戦前からこの地にいた人の苦労。。。国が変わるというインパクトはかなりのことではないだろうか。

    全体的に俯瞰した小説のように思われる。
    どうかんじるかはこの研修を受ける人同様読者自身に委ねられている気がした。

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    2013年08月04日
  • 人生教習所(下)

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    上巻は一緒にセミナーを受けたような感じさえしたけど、
    下巻は小笠原を巡る彼等に追い付けなくて、
    それが上巻よりも星1つ減った理由。
    私もフィールドワークしたい。
    夕焼け見たい。
    風の通るバンで昼寝したい。

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    2013年07月28日