田内志文のレビュー一覧
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『奇妙という名の五人兄妹』
最初から最後まで『アンブレラアカデミー』だった……!!
こっちは血が繋がった兄妹の話だが概ね良かった。
終盤の映画みたいな展開とても好き。
離れていた兄妹たちが辿る結末とかは『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』っぽくて良い。
というか、構造自体が結構『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』なのでは。
でも親を許せないなら許せない(許さない)ままで良いのに結局許すことを選んでしまう点はぶっちゃけどうなの?と心がモヤモヤしまくりだったのでそれさえ無ければなあ〜と喜び半分落ち込み半分という感じだった。
ここは個人の好みの問題かな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレミュージカルを観てそういえば原作を読んだことないなと気づき読んでみることに。まず本自体の薄さにびっくりし、登場人物も10人に満たないくらいのとても短編。舞台上ではエマやルーシー、殺された理事会のメンバーなどのキャラクターがいるが、この中で原作に登場するのはカルー卿(しかも殺されるだけ)のみ。
今でこそ「ジキルとハイド=二重人格」という意味合いで使われているが、読んでみると薬で身長や顔つきが別人になる様子が描かれている。友人の弁護士アタスンの視点で(ハイドの姿の)ジキルが死んでからは手記と手紙によってその経緯が語られる。
訳者あとがきで「当時の視点からすると同性愛(当時の法律では違法)と取られる -
Posted by ブクログ
イギリスが生み出した(^(エ)^)キャラは有名なのに、この国では11世紀には野生の熊は乱獲により絶滅、動物虐待ショーをするために熊を輸入していたそうだ。
そもそも人間が生み出したキャラクターたちとその生態とにこれほどギャップが激しい動物も珍しいのだが、本書に登場する熊は、熊本来の野生と我々が熊に感じる独特の神秘性を備え、8つの話に見事に収められている。(ちなみに私のお薦めは「下水熊」)
短編集ではなく、串刺しで読まないと意味がない。
話(時代)の順に、熊たちは森から町に近づき、聖性を失い、人に虐げられるようになる。いつも彼らに言葉はなく、荒ぶる野生を抑えながら運命と諦めるがごとく哀しく生きるが -
Posted by ブクログ
1作目より,よくできている~おとぎの国のフェアリーマザーの血を引くアレックスとコナーの母親に求婚しようとしているのは母が勤めている病院の医師でボブという名だ。犬で丸め込まれてボブの応援をする気になった二人が,母親の帰りを待つが,いくら待っても帰ってこない。お祖母ちゃんからの知らせは,死んだはずの悪の魔女が生き返って,復讐のために,魔法後継者だと勘違いして,二人の母を掠っていったらしい。アレックスは祖母の小屋に辿り着き,沼の絵の前で祈りを捧げ,心配で跡を追ってきたコナー共々,ドワーフの森の池に墜ちたことを悟った。フロッギーと再会し眠れる森は悪の手に落ちたこと,他国も同様の危機の縁にあることを知る
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