田内志文のレビュー一覧

  • こうしてイギリスから熊がいなくなりました

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    タイトルどおりの結末へ導かれる八篇。
    挿絵があるので、奇妙なお伽話のような読み心地でした。

    どうして熊が愛されるのか。人間性を見出そうと試み続けられ、古今東西あらゆるキャラクターになっているのか。
    考えてみると確かに不思議です。

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    2023年11月06日
  • こうしてイギリスから熊がいなくなりました

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    初読。挿絵が多くてびっくり。「サーカスの熊」「市民熊」がよかった。あとがきと解説ですこしわかったような気になった。

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    2023年10月25日
  • 10の奇妙な話

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    狂気と正気の境界線、越えてしまったり、戻ってきたり。
    寒々として冷んやりしていて灰色な、雨降りの冬のイギリス様な世にも奇妙な物語。
    挿絵がいい!

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    2023年10月02日
  • こうしてイギリスから熊がいなくなりました

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    なんとも不思議な本である。
    イギリス人は熊を絶滅させてしまったと言う話は聞いていたので、熊絶滅に至る物語を時代を追ってやや幻想風に書いた連作かな、と思って読みはじめたのだが。
    どうも、必ずしもそうではなさそうだ。
    どこまでが史実で、どこが寓話で、どこからが伝説なのか、奇妙にぼやけてわからない。
    途中までは、たしかに伝承に基づいた実話だろう。熊は森では恐れられ、サーカスでは虐待されてきたのだろう。だが、その先は?
    史実として熊が下水掃除をしたり、潜水士をしていたわけがないと思う。
    この辺は寓話なのだろう。

    だが、その光景は妙に心に届く。
    たぶんこの本は、伝承であり、史実であり、寓話であり、伝説

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    2023年08月15日
  • 銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件/奇妙という名の五人兄妹

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    どちらの話も一癖ある個性的な味わいだった。
    銀行強盗…の方は、挿絵も多くて童話っぽい感じなのだけど、夫婦のギクシャクした関係は妙に現実的。他の人たちの顛末も奇想天外なファンタジーのようでいてなにかの暗喩のように思える(それが何なのかは深く考えなかったけど)。
    奇妙という名の…の方は、たまに意味や意図がわからないところがあったが、ワクワクするようなエピソードもあり、楽しく読んだ。

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    2023年08月12日
  • こうしてイギリスから熊がいなくなりました

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    タイトルと表紙の絵に惹かれて借りた本。イギリスという国は、熊を絶滅させてしまった国なんだな。
    表紙の絵の話は人も熊もお互い何も悪意はないのに、いや寧ろ信頼関係で結ばれていたのに、身体的理由のために、人が砕かれてしまう話。これは悲しかったな。

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    2023年08月03日
  • 銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件/奇妙という名の五人兄妹

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    『奇妙という名の五人兄妹』
    最初から最後まで『アンブレラアカデミー』だった……!!
    こっちは血が繋がった兄妹の話だが概ね良かった。
    終盤の映画みたいな展開とても好き。
    離れていた兄妹たちが辿る結末とかは『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』っぽくて良い。
    というか、構造自体が結構『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』なのでは。

    でも親を許せないなら許せない(許さない)ままで良いのに結局許すことを選んでしまう点はぶっちゃけどうなの?と心がモヤモヤしまくりだったのでそれさえ無ければなあ〜と喜び半分落ち込み半分という感じだった。
    ここは個人の好みの問題かな。

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    2023年07月09日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    善のままで生きたいという気持ちと、自分を抑えずに自由に生きたいという気持ちはどちらもある。
    そして、それぞれの性格に異なる外見を与えて、さも別人のように仕立ててしまったのが面白い。
    最後の告白文には共感する。

    訳者あとがきで、男色の話だと書いてあったが、自分は全く気づかなかったので、時間がある時にまた読み返してみたい。

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    2023年05月16日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    ネタバレ

    ミュージカルを観てそういえば原作を読んだことないなと気づき読んでみることに。まず本自体の薄さにびっくりし、登場人物も10人に満たないくらいのとても短編。舞台上ではエマやルーシー、殺された理事会のメンバーなどのキャラクターがいるが、この中で原作に登場するのはカルー卿(しかも殺されるだけ)のみ。
    今でこそ「ジキルとハイド=二重人格」という意味合いで使われているが、読んでみると薬で身長や顔つきが別人になる様子が描かれている。友人の弁護士アタスンの視点で(ハイドの姿の)ジキルが死んでからは手記と手紙によってその経緯が語られる。
    訳者あとがきで「当時の視点からすると同性愛(当時の法律では違法)と取られる

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    2023年05月02日
  • こうしてイギリスから熊がいなくなりました

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    イギリスが生み出した(^(エ)^)キャラは有名なのに、この国では11世紀には野生の熊は乱獲により絶滅、動物虐待ショーをするために熊を輸入していたそうだ。
    そもそも人間が生み出したキャラクターたちとその生態とにこれほどギャップが激しい動物も珍しいのだが、本書に登場する熊は、熊本来の野生と我々が熊に感じる独特の神秘性を備え、8つの話に見事に収められている。(ちなみに私のお薦めは「下水熊」)
    短編集ではなく、串刺しで読まないと意味がない。
    話(時代)の順に、熊たちは森から町に近づき、聖性を失い、人に虐げられるようになる。いつも彼らに言葉はなく、荒ぶる野生を抑えながら運命と諦めるがごとく哀しく生きるが

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    2023年03月20日
  • こうしてイギリスから熊がいなくなりました

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    【2023年42冊目】
    表紙とタイトル、挿絵にひかれて購入。短編集なのですらりと読めました。なんとも不思議な物語の詰め合わせ。やはり翻訳なので、というか海外の小説を日本語のリズムに合わせるとなかなか読むに難しいと感じることが多いんですけど、こちらの小説も多分に漏れずと言ったところ。けれど、不思議な魅力があり、著者の他の作品も今度読んでみようと思ったのと、再読しようと思いました。

    しかし、読み終わったあとの表紙が切ない。すごく好きだけど。

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    2023年03月18日
  • 10の奇妙な話

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    これぞ洋書。スピーディな展開でよし。
    ゾゾッとする話や、ほっこりする話がある☺️
    表紙怖とおもったけど、読み進むとなんか可愛く思えてくる。

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    2023年03月10日
  • ザ・グレイテスト・シークレット

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    スピリチュアルを代表する書籍ですね。
    自分を問い直すのは、面白い着眼点だと思いました。ブッダもそんなこと言ってましたっけ?

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    2022年12月27日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    有名な話だとは知っていたものの今の今まで読んだ事がなく、とあるノベルゲームから興味を持って読んでみた。

    軽く調べただけで思い切りネタバレを食らったため、面白さは半減したと思う。
    何も知らずに読めばもっと夢中になっていた事だろう。

    訳者のあとがきは少し余計に思えなくもない。
    まさか男○の話だとは、あとがきを読むまで全く思いつかなかったのは私がその時代の歴史について無知なせい?

    人間らしい愚かで悲しい物語だった。
    誰しも心にハイドを飼っている事を忘れてはならない。

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    2022年11月04日
  • 10の奇妙な話

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    冒頭の「ピアース姉妹」が怖くてしばらく積んであった。
    実際は(ブラック)ユーモアあり、風変わりな冒険譚と言えるものもあり、そこまで怖がる必要はなかった。挿絵が怖いのかも。

    児童書みたいなノリの中にシニカルな笑いをぶち込んでくるとこが好きです。

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    2022年02月22日
  • 帰ってきた悪の魔女

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    1作目より,よくできている~おとぎの国のフェアリーマザーの血を引くアレックスとコナーの母親に求婚しようとしているのは母が勤めている病院の医師でボブという名だ。犬で丸め込まれてボブの応援をする気になった二人が,母親の帰りを待つが,いくら待っても帰ってこない。お祖母ちゃんからの知らせは,死んだはずの悪の魔女が生き返って,復讐のために,魔法後継者だと勘違いして,二人の母を掠っていったらしい。アレックスは祖母の小屋に辿り着き,沼の絵の前で祈りを捧げ,心配で跡を追ってきたコナー共々,ドワーフの森の池に墜ちたことを悟った。フロッギーと再会し眠れる森は悪の手に落ちたこと,他国も同様の危機の縁にあることを知る

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    2022年02月02日
  • 新訳 フランケンシュタイン

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    200年前の小説は、表現が大袈裟に感じるところもあって、読み始めは少ししんどいけれど、読み慣れてくると、豊かな表現にリズムが乗ってきて、心地よかった。命を生み出すことでの苦悩が描かれているが、何かを構築したり生み出したりすると、そこに責任が生まれ、生み出した人それぞれに苦悩することもあるなと思った。それにしても、現代では隠れ住むことも難しいだろうな。

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    2021年12月05日
  • 赤ずきん 女王への道

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    番外編第二弾は『ランドオブストーリー』の中で一番好きなキャラクター、赤ずきんによる『女王への道』。本編の三割り増しで頭のネジがぶっ飛んでます。されど憎めない。羨ましい限り。
    そして9割はしょうもないわがまま自分語りなのですが、1割くらい、時々ちょっと“おっ”と思うことを言う。完璧にいつものレッドでした。やれやれ、と思いながら数十分で読めたかな?
    間あけながらでしたが、第一弾の『マザー・グースの日記』同様、サクッと読めてしまいます。

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    2021年02月16日
  • 魔法の扉がしまるとき

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    アベンジャーズの最後の方みたいに主要キャラが多すぎなうえに見せ場がそれぞれあって誰が誰やらだったが面白かった。ブックハガーズも頑張ってた。

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    2020年08月23日
  • コナーの四つの物語

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    自分の作った物語の世界に入るなんて、冷静ではいられなさそう。綴り間違いがそのまま奇妙なものとして存在してるのがコナーっぽい。ブックハガーズがもっと邪魔してくるかと思ったらそうでもなかった。これからか?

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    2020年08月22日