出渕裕のレビュー一覧
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第2巻を読破。
前回の事件から2年が経過。
パーンはディートリットとともにロードス島中を旅していて。
彼が捜しているのは、前回のラストで姿を消してしまった仲間――ウッド・チャック。
彼はカーラの魂が入った飾りを持って行ってしまったため、第1巻の黒幕だったカーラはどこかで生きている。
カーラは世界のバランスを保つため、いろいろ画策しては戦争や争いの火種を仕込んで。
そしてなによりパーンの仲間・ドワーフのギムを殺した存在。
でも作中でパーンがウッド・チャックの時間について触れていて、あ、そういう考え方もあるのか……と目から鱗。
パーンはカーラの情報を得るために、いつくもの戦場を渡り -
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実はロードス島戦記を読んだことはありませんでした。
なので新装版が文庫でも出ると知って、これは読まねば! と。
そして読んで「なぜもっと早くに読んでなかった、自分!」となりました。
すごくおもしろかったです。
王道ファンタジーを読んだのは初めてかもしれません。
小学校の頃は名作と呼ばれているものを読んでいて。
中学でラノベレーベルと出会ってどっぷり浸かって。
もちろんラノベにだってすてきなファンタジー作品はあるけれど、ロードス島戦記とはちと違う感じですし。
冒険があって、絶対的な敵がいて。
読んでいえ、すごく引き込まれてしまいました。
これで勝てるんだ! って思ったときの安 -
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ファンタジー小説の名作。ライトノベルの先駆けとなった作品と言えるけれども、メディアミックスされた展開や、そもそもが『ソードワールド』というTRPGの世界観を踏襲した小説として、この作品が切り開いた地平はかなり大きいと思う。
私が注目したいのは、巻頭の登場人物の紹介がイラスト付きで書かれているということ。この工夫によって、「ファンタジー」という当時は一般的ではなかったジャンルについて、ある程度のイメージが描ける作りになっている。たぶん、これはTRPGの方法論から導入されて、そこから一般化した方法だと思う。今はそこからもう一歩進んで、象徴的なシーンを描くという方法に変わっているけれど。
物語的 -
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ネタバレ「おやじの仇を討つんだっ!」
思い込んだら命がけ、男の子として育てられ、うだうだしたことが大っ嫌いな熱血少女コロナは、敵の本拠地ヴァルマーに、ひとり敢然と乗り込んでいく。
一方、華奢な外見を利用して、女装することで女(!?)の武器を最大活用する踊り子シャラもまた、財宝を狙ってヴァルマーの宮殿に侵入していた。
二人の運命(!?)の出会い。
謎の人型機動兵器ガルディーンとは何なのか。
シリアスかと思えばコミカル、コミカルかと思えばシリアスという、物語の方向性定まらぬ新感覚すちゃらか(!!)SF珍道中の傑作シリーズ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ『王たちの聖戦』というタイトルに違わず、それぞれの王が信念を懸けて決断し、戦う姿がとても熱かった。単なる善悪の戦いではなく、国を背負う者たちの覚悟や矜持が描かれていて、シリーズのスケールが一段と大きくなったと感じる。
また、これまでの冒険譚とは一味違い、国家同士の駆け引きや戦場全体を俯瞰した展開が増え、ファンタジーでありながら本格的な戦記物としての面白さも存分に味わえた。ロードスという世界そのものが動いていることを実感でき、ページをめくる手が止まらなかった。
そして何より驚かされたのがアシュラムの復活。前巻ではあまりにも呆気ない最期だっただけに、「これで終わりなのか」と寂しく思っていたが、 -
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ネタバレアシュラムの存在感がとにかく圧倒的だった。敵でありながら揺るぎない信念を持ち、自らの理想に向かって突き進む姿は非常に魅力的で、パーンとは異なる英雄像として強く印象に残った。だからこそ、互いの信念が交錯する物語に深みが生まれ、最後まで目が離せなかった。
一方で、パーンの成長もこの巻の大きな見どころだった。仲間との冒険や数々の試練を経て、一人の若者から頼れる騎士へと成長していく姿には胸が熱くなる。力だけではなく、覚悟や責任を背負う主人公へと変わっていく過程が丁寧に描かれていて、自然と応援したくなった。
そして何より、ドラゴンとの激闘や英雄たちの活躍など、王道ファンタジーの魅力がこれでもかと詰め -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回はアシュラムの存在感が特に印象的だった。単なる敵役ではなく、自らの信念を貫く姿には不思議な魅力があり、パーンとは異なる立場の主人公のようにも感じられる。敵でありながら思わず応援したくなる人物だと思った。
また、火竜討伐という王道ファンタジーらしい展開も大いに楽しめた。圧倒的な力を持つドラゴンに仲間たちが知恵と勇気で立ち向かう姿は、まさにロードス島戦記らしい熱さがあり、ページをめくる手が止まらなかった。Audibleだけど。
そして何よりうれしかったのは、前巻から時を経て成長した仲間たちの姿を見ることができたこと。経験を積み、それぞれが頼もしさを増している様子に感慨を覚えた。物語のスケー