岡田芽武のレビュー一覧

  • 聖闘士星矢EPISODE.Gレクイエム 1

    購入済み

    岡田先生の沙織さんだ

    ずっと先生の沙織さんの出演を待っておりました。期待通りに、気高くお美しい。これまで築き上げた様々なものが失われた絶望的状況ですが、どうなるのですか?😢

    有料版購入しました。表紙裏書き下ろしが一番の絶望なのかも?
    というか、みんな歳いくつなの?

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    2021年04月25日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 15

    Posted by ブクログ

    激烈、激熱、激戦
    人vs神の対戦カードは、本当に凄まじい
    どちらの作品もファンであるからこそ力強く言いたい
    今、世では『終末のワルキューレ』が大人気だけど、この『聖闘士星矢 EPISODE.G』だって、かなり面白いし、興奮できるんですよ、と
    本家がストライクだった世代でも、リアルタイムで読んだ事がない世代でも、やっぱり、シリーズを読むと小宇宙が燃え上がる
    どの作品も面白さの次元が突き抜けていると思うけど、やっぱり、私は、岡田芽武先生が作画を担当している、この外伝が好きなのである
    基本、絵柄が濃い漫画が好きってのも理由だ
    ぶっちゃけると、この(15)では、主役であるはずのシュラは活躍していない
    とは言え、シュラ自身の見せ場が全く用意されていない訳じゃないので、シュラ好きの皆さん、安心してください
    この(15)のメインは、星矢たちvs鬼に成ったアイオリア、いや、雷神・ゼウス
    神を討つ、ではなく、大切な友を救い出したい、それが目的だからこそ、星矢は今、自分に残っているモノを使いきる覚悟と、神剣・草薙剣に宿る神性を鎧として借り受ける決断を下せる
    神殺しの宿命を背負う勇者と共に戦ってきた、英雄の運命を歩む友たちもまた、神の狂気に抗い、希望の力を発揮している
    これに、グッと来るのは、私が、本家がドンピシャの世代じゃないからかも知れないけど、本家至上主義の人にも、この作品が響いて欲しい、と思う
    奇蹟とは、正しき勇気を持つ人間だけが起こせるもの
    狂った神じゃ、人の「守りたい」って思いから生まれる「希望」と名付けられたエネルギーには太刀打ちできない
    果たして、星矢らはアイオリアを救い出す事が出来るのか。そして、次巻では、シュラの出番はあるんだろうか
    この台詞を引用に選んだのは、グッと来たので
    自覚があるのか、それは判らない。ただ、間違いなく、ヨシノの魂、その本質は、自分の為に命を擲ってでも、全力で戦ってくれる闘士に、最期の最期に、最強の一発を繰り出す力を振り絞る「希望」を授ける女神のそれだ
    自分にとって大切な女性に、ここまで言われたんだ
    シュラ、絶対に還って来なきゃダメだな
    「勝手に、話を決めないで!! 心配させるだけさせて、じゃあ行くから? 勝手過ぎ!! 希望の闘士なンじゃないの? シュラさんは!? ウソでも、必ず還って来るぐらい、言ってください!! 希望の闘士なら、さあッ!! 私にも、『希望』をください。還って来てください」(byヨシノ)

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    2019年12月21日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 14

    Posted by ブクログ

    うぬぅ、またしても、感想を書く前に、最新刊が出てしまったなぁ
    岡田先生に責任を押しつける気は微塵もないんだが、この(14)も最高すぎるのが、原因だよなァ
    どの巻にも言えるけど、この(14)も表紙からカッコ良すぎでしょうよ
    弟キャラの代表格とも言えるアイオリアとぶつかるは、青銅聖闘士組の兄貴分たる一輝
    アイオリアにはアイオリアが信じる「正義」が存在する
    その「正義」が、女神・アテナの意志、それを阻むのならば、一輝は戦い、排除する。それが、彼が背負う役目なのだから
    この『聖闘士星矢』で最強は誰か、と話しあえば、確実に、アイオリアの名が出るだろう
    反逆者にして、もう一つの聖域を支配する教皇となったアイオロスの強さを目の当りにして、自分の限界を超えたアイオリアは、更に強くなっていた
    けれど、一輝だって停滞しちゃいない
    彼は、この次元では、誰も到達していない強さを手にした、唯一無二の戦士となり、「真・聖衣」の装着者となっていたのだ
    こういう少年漫画的な展開、私は大好物である
    とは言え、一輝の進化に引っ張られたか、アイオリアの中に潜む「鬼」もまた、その狂気を剥き出しにする
    このタイマン、どうなるのか、ドキドキしちまう
    若い者らが信念をぶつけ合う一方で、大人らも結構、頑張っている
    全員が、氷河とナターシャ、父娘の為に奮闘したからこそ、この結果に到達できた
    そして、ナターシャちゃんは、カッコいいパパだけじゃなく、男前のお祖父さんまで出来ちまった
    この幸せな家族が一緒に過ごせる時間が長くあればいいな、と思う
    戦いの波が、すぐ、そこにまで迫っているからこそ、こういう団欒は大切にしてほしい
    この台詞を引用に選んだのは、一輝に貫禄が出たなぁ、と感じたものなので
    彼は、世界の均衡と平和、それらを維持するためならば、いくらでも、自分の手を血で汚す、と決断していた
    彼の手を濡らす赤、それには、かつて、愛し合った女性のものも含まれていた
    決して、一輝は冷血ではない
    誰よりも優しいからこそ、厳しい態度を崩さず、己の役目に徹せるんだろう
    「現世に還って来た者たち、その全てが―――『正義』とは限らない。この次元のアテナの意志に従わぬ来訪者は、必要なき存在―――聖域も―――地上も―――未来も―――その存在を、決して許さン。オレに課せられた『命』は―――来訪者が世界の脅威となるならば、塵一つ残さず抹消する事―――オレは・・・この世界が選択した、暗殺者だ」(by一輝)

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    2019年04月26日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 13

    Posted by ブクログ

    仕事が忙しすぎて、心が疲弊してしまった時に読んで回復しよう、と思って、その時が来るまで寝かせておいたら、すっかりと感想を書くのに時間がかかってしまった
    もう、(14)は書店に並んじまったってのに
    しかし、岡田先生への、そんな罪悪感すら吹き飛ぶ、いや、凍り付き、木端微塵になるほど、この(13)のストーリーは激熱だった。衝突したのは、現生の理すら超える、二つの絶対零度の力だったけども
    この(13)の内容を、シンプルに語ると、一人の少女の命を救うために、多くの漢たちが本気で、不可能に挑み、全力を尽くす、だ
    対戦カードも、これまた、グッと来る。『聖闘士星矢』シリーズで、ファンが連想する師弟は、恐らく、紫龍と童虎か、氷河とカミュだろう
    そう、この(13)で激突するのは、氷河とカミュ
    しかし、カミュはアイオロスの幻朧魔神拳により、赤き鬼になってしまっている
    愛娘・ナターシャの命を救うべく、父として氷河は、カミュに挑むんだが、ここで、彼の悪い癖が出てしまう
    トラウマが起因しているんだろうが、氷河には、自分の生死を軽視している節がある
    娘が救えるなら、自分の命くらい捨てられる、カッコ悪い、間違っている、とは一概に言えないけれど、その判断と選択、行動で悲しむ者もいる。それを知っても尚、決断できるのが氷河の砕けぬ強さと言えるんだが
    そんな氷河の覚悟を諫めるべく、仮初の命を得て、戦場へ顕現した男
    その男とは、氷河と星矢らとは違った友情で結ばれている親友・アイザック
    氷河を命を懸けて救い、かつて、氷河に命を奪われたアイザックは、今、親友を助けるべく、再び得た命を彼の為に使うべく、ここへ来た
    愛娘と親友、そのどちらかしか守れぬ選択を迫られた氷河
    ナターシャを生かすべく、アイザックの命を犠牲にするしかなかった氷河の苦しみ、岡田先生はグッと来る表現で描いてくれている
    友の命も犠牲にしても、カミュの放つ冷気と拮抗する事が出来ない氷河
    しかし、彼の努力と娘への愛、何よりも、アイザックとの友情は、ここで氷河を裏切ったりはしない
    二つの力を共有した時、弟子たちの燃える魂が放つ冷気は、人すら凌駕した師の凍気に並んだッッ
    そんな氷河の覚悟、彼らの友情を無駄にしないために、仲間らが全力でサポートしてくれる展開が、これまた、読み手の胸を全力で打つんだよ!!
    バトルパートが、最もグッと来た訳だが、自覚なしに、アテナらしさを発揮するヨシノが、黄金聖闘士らを叱り飛ばすシーンは、つい、笑えてしまう
    あのデスマスクですら、ヨシノには、持ち前のヒールさを保てず、良い人っぽくなっちゃうってんだから、彼女は本物だよ、うん
    氷河がメインの話だけど、デスマスクの存在感も何気に大きいのが、この(13)の特徴と言えるんじゃないか
    確かに、デスマスクは良い人じゃない。ただ、根っからの悪人ではない
    奪った命と魂の数は相当だろうけど、無差別に殺した訳ではない
    聖域の掲げる正義に徹し、その絶対性を害する可能性がわずかでもある存在であれば、誰であろうと命令通りに殺せる、それがデスマスクの揺るがない強さ
    自分がない、からではない、自分があるからこそ、聖域の下す命令に対し、十順に従えるんだろう、デスマスクは
    もしも、聖域が悪となった自分らを討て、と命令すれば、デスマスクは躊躇いなく、その命令に従うに違いない
    そんな彼だからこそ、シュラ達は信用しているんだろうな
    こんな凄い男たちが揃っているんだ、絶対、ナターシャの命は救われる!!
    それにしても、今巻もカバー下のオマケ漫画は、強烈だったな
    カミュは冷静な男だってのに、そのカッコ良さが瓦解しちまってるよ
    ただ、これは、カミュが情けない男に成り下がったって訳じゃなく、彼の中から、元からあった父性を大きくするほどに、ナターシャが激可愛いって話
    やっぱり、むさ苦しい男と、可愛い系とは言え、少年に囲まれる生活だったからか、娘が欲しかったのかな、カミュも
    そんな意外な一面もあったカミュは、果たして、この戦いの後、どちらに付くんだろうか
    この台詞を引用に選んだのは、アイザックの逝き様がカッコ良すぎなので
    藤田和日郎先生のファンなら、彼の最期にグッと来てしまうはずだ
    次代へ繋げる、人としての強さが、彼の微笑みには宿っていた
    「氷河―――人の死の為ではなく、人の生の為に生きる。誰かの犠牲ではなく―――誰かの為に、最後まで、『生き抜く』者で在れ―――そうであれば、死は、無駄ではない」(byアイザック)

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    2019年02月07日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 12

    Posted by ブクログ

    ようやく感想を書ける
    ついに、この『聖闘士星矢EPISODE.G アサシン』も(12)
    ある意味、一つ目の大台に到達した時よりも感慨深い。これは、やはり、星座が深く関わっている、最高の作品だからか
    本当に、スケールがデカくなってきているのに、しっかりとコントロールできている岡田先生に対しては、尊敬の念しかない
    言い方は悪いかもしれないが、週刊少年ジャンプなどの少年漫画誌で、コミックス一巻分しか連載できず、打ち切りの憂き目に遭ってしまう、運のない新人では、破綻させてしまっている
    黄金のようにド派手に目立つ漫画家ではないかもしれないが、岡田芽武は、間違いなく、凄い漫画家だ
    ここ最近で、岡田先生に負けないくらい、小宇宙を燃やしているな、と感じられた漫画家は、芥見下々先生だな
    この(12)は初っ端から、衝撃的な展開
    シュラ達の前に、巨悪として立ちはだかっているアイオロス
    しかし、彼の中にも譲れない信念と、正義の心があった
    全てを失い、喪おうとも、世界を救済するべく、惡ノ道を歩み、底へと落ちていく彼は自らが贄となる覚悟を決めた
    そして、アイオロスにも劣らぬ、最高の兄貴キャラと言っても過言じゃない、一輝もまた、世界と愛弟を救うべく、命も何もかも投げ打った
    兄として、私もこうなりたいものだ、と震えた、心が
    だが、これだけで終わらないのが、この(12)だ
    やはり、岡田先生としても、特別な数字なのか、これまでの巻よりも、わずかではあるが、熱量が多いような気がした
    アルデバラン対モルドレッド、決着
    アルデバランは今、その逞しい背に男としての信念、聖闘士としての矜持だけでなく、父としての覚悟も背負って戦っている
    どれほど、敵が強くとも、深刻なダメージを刻まれようとも、父親は自分の勝利と生還を信じてくれている娘の前じゃ、負けてはいけない
    娘と父の絆は奇跡を招き、ついに、牡牛座の黄金聖衣は現界に顕現し、雄々しき男は勇ましき鎧を纏う
    そして、娘を守るために編み出した新技「栄光乃角(グロリアス・ホーン)は、豪なる技の頂点とも言える「威風成角(グレートホーン)」をも凌駕する破壊力で、強敵・モルドレッドを粉砕せしめる
    好き、と言えるキャラではない、モルドレッドは。しかし、親子の情を罵倒する裏では、誰よりも父から愛情を注がれる事を望んでいたのだろう
    それだけに、モルドレッドの最期には絶句もしたし、同情も覚えた
    まさか、前世と同じく、父の手にかかり、しかも、今世では相打ちにすら持ち込めぬまま、絶命させられるとは・・・・・・
    岡田先生の何が凄いって、そんなモルドレッドに対する憐憫の念を躊躇なく吹っ飛ばす展開をブッ込んでくる事
    いや、これは予想してなかった、まさか、アーサー王がシュラと同じ貌をしていたなんて
    今回は、アーサー王がアルデバランへの感謝から退いてくれたが、次に敵としてやってきた時は、シュラと烈しい戦いに突入するのだろう、どちらが最強の修羅か、そして、本物の王か、を決定すべく
    そして、シュラは最後の戦士が封印されている地に向かう
    霊地・厳島神社で、シュラ達を出迎えたのはミロ
    意見はそれぞれだろうが、シュラのマブダチと言ったら、私はミロのような気がする
    どっちもボケ属性なので、ヨシノとしちゃ、ツッコミが大変そう
    続いてやってきたのは、氷塊の中で覚醒の時を迎えんとしている男と縁のある氷河
    シュラ、ミロ、氷河が立ち向わねばならぬ、凍り付いた海の中より出でる男とは、やはり、彼なのだろうか
    誰よりもクールで、熱い血潮が流れている、絶対零度の元祖である彼なのか
    この台詞を引用に選んだのは、確かに、と強く同意したいので
    ここまで散々、『聖闘士星矢EPISODE.G アサシン』の魅力を、下手なりに頑張って伝えていたのに、これ?! と言われるかもしれない、他のファンからは
    しかし、私はあえて聞き返したい、貴方達にこれが出来るのか、と
    ある意味、これはシュラさんのデカさを表わしているように思う
    私だって好きだ、生牡蠣も、紅葉饅頭も
    しかし、生牡蠣の良い意味での磯臭さが口の中に残っている状態で、良質のあんこがたっぷりと詰まっている紅葉饅頭を食べたいか、と言ったら、NOだ
    想像しただけでも胃に来る、不快感が
    本当に、シュラさんはスケールがデケェ

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    2018年09月09日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 11

    Posted by ブクログ

    体も心も、魂までもが震える漫画を読める
    それは、漫画読みにとって、至福の一時。この感覚は、『ドリフターズ』、『サクラコード』、『町田くんの世界』の新刊を読める時にもある
    もしかすると、私だけかも知れないが、これらの作品を読む時は、誰の邪魔も入らないようにしている。部屋の鍵はかけ、携帯電話の電源すら落としている私を愚者と言う人もいるだろう。けど、それをする価値が、この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』にはある
    岡田先生が、ない、と言っても、私は、ある、と信じている。だから、する
    岡田先生も、内藤泰弘先生や友藤結先生と同じく、巻、いや、一話ごとに自分の限界=殻に、強烈な一打を見舞ってヒビを入れていく
    この(11)は当然だが、(10)よりも面白く、興奮度は増している
    こんなにも少年魂を熱く出来るストーリーを生み出し、キャラの魅力を引き上げ、血沸き肉躍るアクションを描ける岡田先生は、もはや、怪物クラスだな
    表紙を見れば察せるが、この(11)の見所の一本は師弟対決である
    しかも、ムウvs貴鬼ではなく、先々代の牡羊座の黄金聖闘士であるシオンまで復活し、戦いに参加しているのだから、これに滾るなって方が無茶だ
    もちろん、それだけで満足しないのが、岡田芽武って漫画の雄
    もう一戦の師弟対決も、作中で勃発している
    『聖闘士星矢』のファンなら、強い絆で結ばれている師弟、と聞けば、すぐにあの二人が浮かぶだろう
    この師弟が、どれほどの激闘を(12)以降で繰り広げるのか、楽しみでしょうがない
    しかし、この(11)で、師弟対決の興奮すら吹き飛ばした対決は、アルデバランとモルドレッドの一騎打ちだろう
    片や父を憎み、強烈なまでの殺意を魔剣に宿らせ、本気の攻撃ができる息子
    片や、血こそ繋がらずとも己をそう呼んでくれる娘の為に、体を張れる父親
    牡牛座の黄金聖衣がなくとも、その魂は不滅
    生身のままで、強敵にして狂敵であるモルドレッドへ果敢に挑むアルデバランが雄々し過ぎる
    致死の精神攻撃を受け、大ピンチを迎えるアルデバラン。彼が、この状態から、どう大逆転するのか、それとも、アーサーが父親としての姿に刺激され、一時的とはいえ、覚醒するのか、実に気になりすぎる
    しかも、ラストがこれまた、大きな謎に迫っている感じで、岡田先生の攻めのスタンスは容赦ない
    この(11)の総合的な感想、それは、マロ眉のシュラは見たくない、だな。マロ眉が悪いとは言わん。でも、見たくないものは見たくない。マロ眉になるくらいなら、いっそ、ツルッパゲになってくれ、と思ってしまう
    この台詞を引用に選んだのは、アルデバランの父親としてのカッコ良さが、これでもかってくらい感じられるので。世の、娘さんとの距離感に悩んでいるお父さんは、アルデバランを目標にするのもいいかもしれない。まぁ、暑苦しいと、余計に嫌われても責任は取れないんだけど

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    2018年03月02日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 10

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    ついに、(10)、一つ目の大台に突入である。けど、確信している、この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』なら、二つ目、いや、三つ目の大台にも乗る事が可能だ、と
    (10)だけあって、その中身は既刊以上に熱く、激しい
    地獄へ落ちかけていたシュラとサガ、満身創痍の二人をアイオロスの容赦ない攻撃から守ったのは、誰でもない、カノンであった
    かつて、争った兄弟が今や和解し、世界と民衆の平穏を維持するべく、手を取り合う。そもそも、双子座のモデルとなっている、カストルとポリュデュークスは仲の良い兄弟だったのだから、共闘こそがあるべき姿と言えるな
    そこに、デスマスクも参戦する。黄金聖闘士が三人、そこへ集結した、これにより可能となるのは、禁忌ゆえに最強たる大技、アテナエクスクラメーション!!
    次元の壁すらブチ破る三人がかりの最強技だが、さすがは、アイオロス、単身で拮抗させる。まさか、8の上に9があるとは予想もしていなかった
    だけど、昨日の敵は今日の友、あのラダマンティスが聖闘士に力を貸すなんてなぁ
    義理がたい旧敵のおかげで、どうにか、現世に戻ってこられたシュラ
    彼が気苦労の多いヒロイン・ヨシノの実家で再会した人物、それは懐かしき友
    いつ登場するのか、と楽しみだったけど、よもや、アルデバランが他の誰よりも早く、現世に戻ってきており、ヨシノの義父として静かに暮らしていたとは。しかも、母親代わりが、蛇遣い座の白銀聖闘士・シャイナって・・・聖域は何を考えてるんだ
    でも、シャイナさん、美しさ、強さは相変わらずだけど、ヨシノの良いお母さんとして活躍してるなぁ。微笑ましい・・・・・・アルデバラン、確実に尻の下に敷かれてるんだろうな。豪傑も、娘の為なら、いくらでも強くなれる母親にゃ形無しなんだろう
    ヨシノの正体がそれとなく明かされた事にも驚いたが、ほんと、「まさか!?」を連続で畳みかけてくるな、岡田先生
    先のシリーズでは、善玉中の善玉と言っても過言じゃなかった、あのムゥが今回の戦いでは、敵側で参戦するとは・・・実に面白い!!
    少年漫画の「お約束」は色々とあるにしろ、師弟対決も外せない一つ
    最強を維持するムゥと、彼の背を追いかけて最強に至った貴鬼、優れた超能力を有する、牡羊座の黄金聖闘士の戦いは一体、どれほど凄まじいものになるのか、まるで予想がつかんな
    きっと、次の巻では、アルデバランも本気で戦うのだろう。黄金の双角は再び、強敵を穿ち破るのか!?
    今巻も、やっぱり、カバー下の四コマは最高だった。できりゃ、巻末のオマケに持ってきてほしいくらいだ。さすがは、サガ。全裸でいる事をまるで恥としないで、堂々とできる、雄の鑑だな
    この台詞を引用に選んだのは、確かに、と納得できたので。切り札は常に自分の手の中、もしくは、すぐ隣、はたまた、足元に転がっているもの。大切なのは、気付く力、見過ごさない力、しっかり掴む力。見るんじゃない、視るんだ、って事だな・・・しかし、この(10)で一番の「まさか!?」は、このデストールの登場だったなァ。岡田先生の、車田先生に対する、偽りなきリスペクトは確かに感じたが

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    2017年08月20日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 9

    Posted by ブクログ

    もう、シュラがカッコよすぎて、吐血しそう
    岡田先生が、新作の主人公に、誰でもない、このシュラを選出した理由がよ~く理解できる巻だった、この(9)は
    剛拳を誇り、小細工抜きの戦いを挑んでくる巨漢剣闘士・聖王の猛攻に、シュラの肉体は壊されていく
    必殺の聖剣抜刃は、実体を持たぬ鎧に通じず
    死に瀕し、シュラの魂は冥界に引き寄せられていき、黄金の鎧は漆黒に蝕まれていく
    絶体絶命のピンチを迎えたシュラの脳裏に過る走馬燈、それは不甲斐なき己に技と生き様を戦いの中で、己の死を以て教えてくれた師との想い出
    聖闘士は、敗色濃厚の危機に陥る中で限界の壁を、高めた小宇宙でブチ破ってなんぼ
    己の負けは、師の死に様すら穢してしまう、と思い出した時、シュラは「修羅」となり、彼の剣士としての強さは一つ上の次元に到達する!!
    聖闘士としての力、冥闘士としての力が、シュラの中で完全たる融合を果たし、彼の剣は無敵の鎧すら斬り砕く、業物と化す
    こういう、覚醒パターン、もう、大好物!!
    師と弟子の絆、泣かなかったら嘘でしょうよ
    しかし、まさか、シュラに本当の強さを“教え”、山羊座の黄金聖闘士としての資格、黄金聖衣を譲ったのが、かつての聖戦で命の限り、戦いきった以蔵だったとは・・・・・・
    岡田先生、オリジナリティを追求しつつも、車田先生へのリスペクトは決して忘れてないんだな。そこがイイ!!
    最強の師匠に無様な姿を見せられない、光だけでなく、闇をもデカい器に受け入れたシュラは、ついに聖王を一刀両断ッッッ
    シュラを強くしてくれた聖王には感謝だな
    ただ、この敗北で聖王は更に強くなる。また一人、アイオロス側に、新たな黄金聖闘士が参するのだろうな。あくまで、私の予想だけど、聖王は牡牛座だろうな
    敗北を断ち切り、勝利を掴み取ったシュラだったが、闇の力を用いてのパワーアップは、良からぬ結果を引き起こす
    冥府に引き込まれるシュラを救うは、黄金聖闘士きっての邪悪にして、冥界での戦いを最も得意とするデスマスク、そして、アイオロス、シャカと肩を並べる実力者であるサガ
    前巻で、もう、これ以上、驚かされる展開は起こらないだろう、と思っていたけど、私の読みは甘かった
    まさか、コクトーの正体がサガだったとは・・・これまでのコクトーの言動を思い返すと、少し複雑な気分になるな
    シュラを葬るべく繰り出される雷を、サガは圧倒的な力で防いでいく
    しかし、シュラを庇いながら負うダメージは小さくない。それがスイッチとなったか、サガの暗黒面が目を覚ました!?
    うーん、やはり、引きが上手い、岡田先生!!次は大台の(10)だと、更なる激闘が予想されるなぁ
    個人的にお気に入りの回は、他の読み手の共感を得られないかも知れないが、正直に言えば、本編のどれでもなく、カバー下
    さすが、アフロディーテ様、としか言いようがない。美に対しての手抜きが微塵もない。この女装の仕方、アフロディーテ様にしかできねぇよ。シュラも、そりゃ、泣いてビビるわ
    この台詞を引用に選んだのは、先にも書いたが、以蔵とシュラ、どんな名刀でも切れぬ絆を見たからだ。自分が長い人生の中で培い、育み、鍛えてきた強さを弟子が受け継いでくれる。その弟子が、更に強くなり、新たな弟子に継承させていく。人の歴史とは、こういう、バトンパスがあったからこそ、途中で何があっても途切れなかったんだろうな

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    2017年02月05日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 8

    Posted by ブクログ

    私はあと、いくつ、岡田先生の重さと鋭さが両立している一撃に抜かれるのか、度肝を
    もう、ほんと、岡田先生が「私、小宇宙を燃やせるんで」と言ってきても、理屈抜きで信じられる漫画力が、この『聖闘士星矢EPISODE.Gアサシン』にはある
    これまで、何度も「まさか!?」があり、先の(7)でアイオロスが敵に回った事実が頂点近くかと思ったが、呆気なく、その予想を覆した、もしくは上回ってきたんだがw
    前・乙女座の黄金聖闘士であるシャカが参戦の意を表明したのはビックリ。登場はするだろう、と思っていたが、まさか、アイオロス側に与するとはなぁ
    パワーバランス、笑えんレベルで崩れるんじゃ
    まぁ、でも、その逆境を引っ繰り返すのが、黄金聖闘士の生き様
    そのワクワクを提供してくれる岡田先生、マヂに感謝
    この巻では、シャカだけでなく、アイオリアの好敵手たる蠍座のミロと、強いだけでなく美しい魚座のアフロディーテも登場する
    アフロディーテが女性として最初、出てきた時にはギョッとした。偽名で、すぐに変装してる、と判ったけど
    やっぱ、アフロディーテの技は妖艶にして苛烈、そして、兇悪だ。しかし、そこに美しさが宿るのは、彼が信念を胸に抱いて戦いに臨んでいるから。どんなに外見が美しくとも、己の所業が善であろうと悪だろうと矜持を貫けねば、醜さだけしか観る側は感じない
    だが、この(8)の見所は、シャカの立ち位置やアフロディーテと名も無い剣闘士のバトルや、デスマスクの大人げなさではなく、何と言っても、主役たるシュラvs転輪聖王(チャクラムヴァルティン)だろう
    この転輪聖王、シンプルに強い。存命時に全力を出せぬまま、多くの敵を屠ってきただけあって、その強さの奮い方が脅威的に真っ直ぐ
    さしもの、シュラも防戦一方どころか、自慢の聖剣が通じず!!
    剛腕にダメージを負わされ、あらゆる攻撃が通じない、絶望的な状況に追い込まれていくシュラ
    そんな一方的な戦いを嘲笑いながら観戦するアイオロスは、シュラの弱点を指摘する。物理的な攻撃、つまり、聖剣抜刃(エクスカリバー)のみを極めてきた事が弱点か
    言われると、ムゥやシャカ、デスマスクらと比較すると、シュラの攻撃は徒手空拳を小宇宙で強化している感じだ
    アイオロスの言う通り、確かに、シュラと転輪聖王との相性は悪い・・・だが、シュラだって成長するのだ
    聖闘士を戦士として覚醒させるのは、いつだって、こんなピンチと相場が決まっている
    これはあり得るか、シュラが「技」を超えた「業」を得る展開が!?
    個人的にお勧めの話は、番外編だ。冷たくエグめなツッコミを入れる氷河も、割かし新鮮ってのも、お勧めする理由だが、シュラの持論に心が震えたのも大きい。私はお酒が飲めないし、酔っぱらう人間も好きじゃない。ただ、祈りを捧げて、酒を楽しむことが出来る大人には、尊敬の念を抱ける
    この台詞を引用に選んだのは、車田節を継承した岡田先生だからこそ、“言える”モノだな、と感じたので。理想論、そう評してしまうと身も蓋もない。だけど、人間だからこそ、人間だけに、その理想を真実に変える努力ができ、同時にすべきなのだ。本当の「強さ」を身に宿し、拳を「壊す」ではなく「庇う」に使える人間が増えれば、この世界はもう少し、平和になるだろうに

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    2016年11月26日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 7

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    岡田芽武と言う名の漫画家が、鈴木央と言う名の漫画家がいる領域に至っているのか、それとも、逆なのか、そこは論議を重ねても結果は出ないだろうから、この魂の震えだけを結論として言うと、岡田先生も、鈴木先生も、ホント、私らの予想をイイ意味で裏切ってくれるわ
    こうも、予想を最極上の達人に合気道で投げられたみたいな感覚を得るほど、呆気なく覆されてしまっては、嬉しさを通り越して、岡田先生の手を読めない自分の推察能力の低さに苛立ちを覚えてしまうほど。もちろん、そりゃ、岡田先生にとっちゃ、傍迷惑な話だ、と理解した上で
    けど、ホント、この(7)は怒涛の展開で、岡田先生のファンとして初心者である私にゃ、息が切れてしまうかと思った
    これまで、私をビックリさせてきた、少年漫画らしい展開は、まだ、岡田先生にとっちゃ、本気を出してなかったのだ、と思い知った
    誰が思いますよ、彼が敵として立ちはだかるなんて
    彼の正体、それは拙いなりに、体重が400gくらいは落ちるほど本気で感想を書く者として伏せるべきなのだろうが、幸いと言うか、残念と言うべきか、表紙で一目瞭然なので、ネタバレを恐れるだけアホらしい
    ここは、表紙から、いきなり度肝を抜いてくれた岡田先生に敬意と感謝を評して、名前をズバッと言ってしまおう
    現世に復活したシュラ達の前に立ちふさがるは、最強の男、射手座(サジタリウス)の黄金聖闘士・アイオロスだった
    シュラ、アイオリア、当然、星矢も強い。最強格だろう
    だが、最も強いのは、アイオロス、そう納得するしかないほど圧倒的な戦闘力で、かつて己を逆族として討ったシュラと、実弟のアイオリアに何もさせず、一蹴した
    再び、黄金聖闘士同士で争う事になった自体、驚くばかりなのに、まさか、敵側(?)の黄金聖闘士を束ねる教皇として、アイオロスが君臨するなんて
    私は、この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』はコミックス派なので、読む際は座っているか、寝っ転がっているか、のどちらかだが、予想の上回りっぷりに腰が抜けるかと思った
    人としても、男としても、聖闘士としても「完成」の域に達し、更なる強さに至っているアイオロスに届くのは、聖剣か、雷光か、それとも、流星か
    次巻が楽しみだ
    あ、もちろん、蟹座のデスマスクが復活したのにも、開いた口が塞がらなかった
    一番、蘇ってきちゃいけないタイプじゃね、とは思ったけど、ある意味、彼の生き方と、戦いに対するスタンスは不純物がないんだよな。中途半端な悪じゃなく、極悪。己の強さを更に磨くために、命令とあれば、老若男女構わずに地獄へ落とす、怨念を背負うのを上等として。忠義心って表現からは程遠いけど、黄金聖闘士に選ばれるのは当然、と思うだけの“強さ”を備えている
    彼の正義だけど正義じゃない存在感が、これから、他のキャラやストーリー展開に、どんな刺激を与えるのかな
    また、これは毎度、言っちゃってる気もするが、ホント、岡田先生の技、いや、今巻に限っちゃ、業と表現するのが正しいな、業の名を思いつくセンスがズバ抜けている。厨2病な読み手のハートをくすぐってくれるんだわあ
    アイオロスの登場、デスマスクの活躍、星矢vsシグルスの決着、全て面白かったが、この(7)で強く印象に残ったのは、番外編だった
    シュラの本音が聞ける真面目な話かと思いきや、彼の天然ボケでオチをつけるとは・・・・・・ホント、岡田先生、侮れん
    この台詞を引用に選んだのは、正に聖闘士ってだけでなく、一人の人間としても戦っているシュラの強さと格好良さを、岡田イズムでしっかり表現してくれているから。『仮面ライダーゴースト』と少し被ってしまうが、ホント、人間の可能性ってのは無限だ。もし、限界があると感じるのなら、それは自分の可能性を信じられるだけの努力をしてないのかもしれない・・・

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    2016年07月17日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 6

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    ついに、ついに、満を持して、あの男が、あの聖闘士が、あの英雄が、この『聖闘士星矢EPISODE.G アサシン』に参戦ッッ!!
    いいのか、今シリーズの主役であるシュラを食っちゃうよ、星矢は
    いいんです! この“ごった煮”感こそが、この少年漫画の面白さなのだから
    何歳になろうとも心に残り続け、憧れとして刻まれる、少年漫画の主人公やキャラクターは人それぞれだろうけど、彼を、星矢を目標にして毎日の艱難を根性で乗り越えている大人の男は多いだろう
    今じゃ、古臭いド根性と一蹴されてしまう強さではあるかも知れないけど、やっぱり、本物のカッコ良さってのは不変であり、口で馬鹿にしていても、いざ、目の当たりにしたら心を打ち抜かれてしまうだろう
    ホント、この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』がフルカラー漫画で良かった、と思った
    今巻で小宇宙を燃やし、悪神に挑む星矢の精悍さ、戦い方、奇跡の起こし様はカラーでなければ、その迫力を100%以上、引き出すのは難しかっただろう
    そして、しみじみと思ってしまった、アニメ化を熱望しちゃいるが、この圧倒される感じは、動画で表現できないかもしれない、と
    また、これも今更な感想ですが、この作品の魅力の一つには、悪役の個性もある、と思う
    その底知れない強さを認めた上で、人間を神の視点から見下すシグルズは、もう清々しいくらいに、悪だろう。だからこそ、平和を守るために体を張り、命の最後の一滴まで使い果たす勢いで戦う星矢らを全力で応援したくなる
    少年漫画の主人公のカッコ良さは、強烈な悪が存在感を放ってこそ、輝く
    漫画家としてのキャリアが長い、車田先生も、岡田先生も、ちゃんと、それを分かって下さっている
    天を己の翼で翔け、地を己の肢で駆ける少年は、友と想い人の願いを受け、今、人にしか起こせない奇蹟を起こし、神の領域に達する!!
    vsシグルズ、一体、どうなる!?
    激戦の行方も気になるトコだが、現れるはずのない蟹座の黄金聖闘士・ランスロットの言も気になるトコ
    やはり、今回も、聖闘士が自分の信ずる女神と、己の矜持を貫くべく、鎬を削り合う事になったか・・・・・・同士討ちなんて、陳腐な表現じゃ語れない、切ない、でも、激熱な戦いの幕が上がる刻は近づいている
    また、この作品は、緊迫している状況で、フッと気を抜いてくる、小さなコミカルシーンも魅力だ。紫龍との混浴なんか、最高だ。まぁ、誰得!?とツッコんだけど
    もし、この緩急の使い分けがなかったら、巻数は重ねられないし、読み手も度重なるバトルシーンで疲弊してしまっただろう。巧いわ、岡田先生
    しっかし、まさか、氷河がパパになっちゃうとはなぁ。聖闘士としての戦いも大変だろうけど、新米パパとしても奮闘して欲しいもんだ
    この台詞を引用に選んだのは、やっぱ、この作品の主人公は、シュラだなぁ、と感じられたので。男が男に、本気の感謝を言葉を飾らずに伝えるシーンは胸に心地よく響いてくれる。まぁ、この後の押し問答のくだりでは、肩を震わせて笑いを堪えるしかなかったが

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    2016年06月05日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 5

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    月曜日の朝、学校もしくは仕事に行きたくない、と思って、気分が今イチ上げられないのは私だけじゃないだろう
    そんな時、私は面白い漫画を読んで、テンションを高める事にしている
    だが、今回はちょっと失敗した
    勘違いしないでほしいのだが、この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』の質が、いきなり落ちた訳じゃ無い。むしろ、更に高く、いや、燃え上がっている
    殿堂入りに決定した
    ならば、何故、私は失敗したなぁ、と感じたのか、それは面白すぎたからだ
    面白い漫画を読めば、当然、漫画読みなら、感想を書きたくなる。大抵の漫画は、一日か二日をかけ、じっくりと頭の中に書きたい事、お勧めしたい理由が浮かび上がり、それなりの形に構築されていくのだが、この作品クラスになると、読んだ後、すぐに感想を書きたくなってしまう。だけど、仕事に行かねばならない。だから、仕事をしながら、無意識でレビューを考えたのだが、気付くと、そちらに集中力が傾きすぎて、危うく、大ポカをやらかすトコだった。この経験があるのは、私だけじゃないだろう
    水瓶座の黄金聖闘士・氷河vs「顔の無い者」首領・ワダツミ、ついに氷河の限界まで燃え上がった小宇宙は、絶対零度に至った!!
    そして、ついに、山羊座の黄金聖闘士・シュラと裏切りの剣(アロンダイト)の剣闘士・ランスロット、因縁の決戦にも終止符が打たれた
    激闘、その表現では感動と興奮が伝わらない
    ランスロットの人の枠を逸脱した、狂気じみた強さだけでなく、歴史の修正効果にも追い詰められていったシュラは、その体、心、魂を光から闇に落としかける
    だけれども、邪羯神と変じかけた彼の正義を繋ぎ止め、更なる高みに引き上げたのは、シュラが体を張り、命を賭し、魂を燃やし尽してでも、守護すると誓った存在、女神・アテナであった
    アテナの青き血潮により清められた聖剣は、湖の乙女・ヴィヴィアンの悪しき加護を受けているランスロットを両断せしめる!!
    正義は勝つ、そんな結論が陳腐に思えてくる、魂と魂のぶつかり合いだった
    やっぱ、シュラのカッコ良さは黄金聖闘士の中でもズバ抜けているな。もちろん、アイオリアにも、シュラとは違ったカッコ良さがあり、私は好きだ
    しっかし、この5巻は立て続けに驚かされた
    貴鬼は出てくるわ、シュラが冥闘士になりかけるわ、アテナは顕現するわ
    でも、一番、絶句したシーンはラスト
    まさか、二度目の敗北で剣闘士として終わってしまったランスロットが、謎の少女の登場により、あの黄金聖衣を身に纏うなんて!? 確かに、彼の黄金聖衣は誰も継承していなかったけど、よもや、今の今まで敵として対峙していた男が、装着者に修まるとは・・・・・・
    岡田先生、攻めてきてくれるw
    さて、シュラに敗れたランスロット、このまま、仲間になるのか? 次巻も要注目だ
    ちなみに、恒例のカバー下のオマケ漫画、色んな意味で見ちゃいけないモノが描かれているので、本編を読んでから見る事をお勧めするが、それにしても、それなりの覚悟は必要?
    この台詞を引用に選んだのは、これぞ、黄金聖闘士が最強と言われる由縁であり、氷河の強さを如実に表しているから。やれるか、やれないか、じゃない、やらなきゃいけない時はやる、それだけだ。私も女々しくゴネてないで、気合を入れて出社しよう!!

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    2015年11月16日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 4

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    何歳になっても、胸が熱くなれる漫画を読めるのは幸せな事だ
    今現在、漫画好きの中で、血湧き肉躍る激闘が描かれている漫画、それで一番を決めるとなったら、この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』は確実に上位どころか、一位争いが出来る作品に入るだろう。『完全版 うしおととら』にも負けてない
    岡田先生の画が美麗で、オールカラーだからこそ、漢らの信念が肌を粟立たせるほどに感じられる。以前かつ幾度も書いているが、この作品に関しては、ホント、オールカラーで正解だと思う。多少、値段が張っても、まるで気にならない
    この4巻では、ついに、シグルスを、シュラより聖剣を受け継ぎし剣士、ドラゴン座にして天秤座の紫龍が破って、その強さと、聖剣と聖闘士としての正義を正しく受け継いでいる事を勝利と言う形で示した
    そして、冷静と情熱、その両方を持ち合わせている聖闘士、白鳥座にして水瓶座の氷河も参戦。彼もまた、師より強さ、技、黄金聖衣を受け継いだ男。水の体を持ち、竜巻を自在に操る、残虐な少女を、その熱き氷で討つ事は出来るのか? いや、勝てるに決まってる!!
    また、シュラvsランスロットの再戦も始まり、こちらからも目を逸らせない
    この『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』の魅力は、戦闘シーンは当然だが、その場面に入るまでに、コメディを入れてくる点だろう。「えー、このキャラが、こんな事、言っちゃうの?!」と読み手とファンが吃驚するような言動を、シュラたちにやらせちゃう、岡田先生の胆力が凄い。この巻も、カバー下を読んで、笑いが止まらなくなる
    この台詞を引用に選んだのは、納得したから。不思議でも何でもないが、悪役の方が、たまに善玉より、言葉に説得力を持たせられるものだ。人は欲で動くモノ、自分が何者か、を考える時、まずは自分が何をしたいのか、何を手に入れたいのか、を明らかにした方がいいんだろう

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    2015年09月22日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 3

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    やっぱ、この少年漫画、最高だ
    読んでいて滾る。使い古された表現をするなら、小宇宙に目覚めそうな気がするな
    『ONE PIECE』(尾田栄一郎)、『七つの大罪』(鈴木央)、『うしおととら』(藤田和日郎)と同じく、少年が男になるために必要な何かを教えてくれる漫画だ
    しかも、この巻では、ついに、私を含め待ち望んでいた、シュラと紫龍が同じ戦場に味方同士で立つのだ!!
    二振りのエクスカリバーが並び立つ、この状況に興奮しない、『聖闘士星矢』ファンがいるだろうか、いや、いない!!
    彼らを見ていると、「託す」と「信じる」って事は、こう言う事か、と思える
    紫龍を信じて、一対一の勝負に手を決して出さないシュラ。シュラの信頼を龍が浮かびあった背に負い、限界を超える紫龍。これぞ、理想的な男と男の関係だろう
    また、正ヒロインらしく、巻き込まれ体質なヨシノの秘密も見えそうで、ますます、今後の展開が熱くなりそうだ
    この台詞を引用に選んだのは、幾度も視線を超えて、ギリギリの勝ちを重ね、人間としても聖闘士としても成長してきた紫龍だからこそ言う資格のある台詞だと思ったので

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    2015年07月22日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 2

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    滾るっっ!!
    やっぱ、バトル漫画はこれくらいの熱量じゃないと満足できない
    自分が、まだまだ、少年の心を捨てきれてないな、いや、捨ててなくて良かった、と思わせてくれるのが、『聖闘士星矢』シリーズだが、岡田先生の『聖闘士星矢 EPISODE G』はその興奮が特に強い。もちろん、手代木先生の『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』、久織先生の『聖闘士星矢 セインティア翔』が劣っている、と言う訳じゃない。単純な絵柄の好みであり、差は小さい
    こう言ったら恥ずかしいが、この作品を読むと、今なら自分も小宇宙を燃やせるんじゃないか、って思えて来ちゃうんだわ
    前巻の感想でも書いたが、やはり、オールカラーなのが大きいな
    モノクロだったら、楽しく読めても感想を書きたい、って衝動は今イチ湧かなかった、確実に。自分でも我儘だとは思うが、一度、この色彩を目の当たりにしてしまったら、もう、白黒には戻れない
    どうやら、山羊座の黄金聖闘士・シュラが主役の『アサシン』は、私が知っている『星矢』の歴史とは違う世界のよう?
    車田先生のオリジナルでも、アンドロメダ座の青銅聖闘士・瞬が受け継いだのは、乙女座の黄金聖衣。なので、彼がこれを装着して戦う事に驚きはなかったが・・・・・・やっぱ、凄味がある
    瞬だけでなく、白鳥座の青銅聖闘士・氷河も成長した姿で登場するので、水瓶座の黄金聖衣も見られるのか、と今から期待が高まってしまう
    だが、やはり、この作品の主役は誰でもない、シュラである。とことん、彼の強さ、カッコ良さ、魅力を岡田先生は追求してるなぁ
    山羊座の黄金聖闘士・シュラvsデュランダルの剣闘士・ローラン戦、瞬きする暇なし、息すら忘れるほどに引き込まれた
    ぶつかり合う、エクスカリバーとデュランダル、技と技、信念と信念
    真の強さを、言葉、姿、そして、戦い様で、私たち読み手に教えてくれる、本物の男たちがここにいる!!
    シンプルに強さを追求し、正しく使える者は何故、こうもカッコいいのか
    あと、余計なお世話かもしれんが、瞬が好きな人はカバー下を読まない方がいいかも
    こういうコメディ要素を臆さずにブッこめるのも、岡田先生の凄いトコw
    この台詞を引用に選んだのは、それもまた、世界の揺るがない真理だな、と思うので。強い力には、同じ種類かつそれ以上の力をぶつけて、叩き潰してしまうのも時には問題解決の最善手だ。もっとも、それは力の恐さを知ってる人間にしか出来ない事だが

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    2015年05月20日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン 1

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    購入ったコミックスにカラーページが入っていたら嬉しいが、漫画は基本的に白黒で十分だと思っている私
    けれど、美麗の極致と言ってもいい岡田先生が渾身を籠めて描く、星矢エピGシリーズはオールカラーで必ず読みたい、数少ない作品の一つ
    岡田先生の紡ぐストーリーの中で、怒涛のバトルを繰り広げる、黄金聖闘士のカッコ良さは白黒では残念ながら100%、読み手には伝わらない
    しかし、目に痛いほど燦々・煌々と輝くオールカラーならば、100%どころか、200%の迫力が読み手の心を打ち抜き、小宇宙を燃やさせる
    前作で、確実に獅子座・アイオリアに次いで、人気があったであろう山羊座(カプリコーン)・シュラを主役に据えてくれるトコがでまた岡田先生に惚れ直す
    黄金聖闘士12人は最高位にいるだけあり、全員が全員、互いにない強さ、魅力を持っているんですけど、シュラの自他に対する厳格さは、理屈抜きで男として惚れる
    この作品でも、技の漢字表記、カタカナのルビは健在で、これがまた、少年心をくすぐってくれる
    岡田先生の、このセンスは漫画家の中でも随一じゃなかろうか
    アイオリアの言葉遣い、性格が前作とかなり違ったので戸惑いこそあるが、カバー下を読んで納得。こういう、岡田先生の遊び心、嫌いじゃない

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    2014年12月08日
  • 木偶~BLOCK HEAD~

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    「濃い」でなく、あえて、「濃ゆい」と表現したくなるほど
    絵柄も、ストーリーも、キャラの個性も濃密すぎる。ヤンキーばりの当て字、本来はカタカナで振るべき、ルビに平仮名を使っているのも、作品を濃くするのに拍車をかけているのだろう
    小池一夫先生と、岡田芽武先生が手を組んで、作品を生みだしゃ、濃くなるのは当然
    しかし、驚くべきはそこじゃない
    見た目が胸焼けしそうなほど、ギトギトに濃い漫画なのに、読んでみると、思った以上に、アッサリとしているのだ
    つまらないって意味でアッサリしているわけじゃなく、読み進めやすく、世界観に潜る際の抵抗が少ないって意味である
    他作品に登場する料理を挙げるのは、少し気が咎めるが、『食戟のソーマ』(6)に登場する、城一郎特製こってりラーメンに近いか?
    ともかく、戦いで始まり、戦いに終わる。ハイレベルな激闘しかなく、救いも慈悲もない内容になっているので、ハッピーエンドが好きな人には、あまりお勧めできない
    愛、この感情が、どれだけ罪深く、欲深く、そして、哀しみが大きいほどに強いか、を鮮やかに描き切っている
    台詞一つ一つが、内臓を捩じるような重いパンチに似ており、全体の破壊力は計り知れない。距離感を読み違え、下手に踏み込みすぎれば、確実に刈られる・・・しかし、この作品の面白さを貪りたくて、啜りたくて、更に間合いへ無謀同然で突っ込んでしまう、そんな恐ろしい魅力がある漫画
    原作が小池一夫先生で、作画が岡田芽武先生だからこそ、この作品は『木偶~BLOCK HEAD~』となった。どちらが欠けていても、ここまでは惹かれなかった、そう断言できる

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    2014年06月05日
  • アフタヌーン 2014年1月号 [2013年11月25日発売]

    『蟲師』特別篇収録〜!

    2014年1月4日の深夜に放送されたアニメ『蟲師』特別篇「日蝕む翳」の原作収録!

    2014年4月から新章の放送も発表されて、ますます今後の連載が楽しみ!なので、早速購入しちゃいました♡

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    2014年01月05日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G 19

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    やはり、バトルが熱いっっ
    個人的には本家より、コチラのほうが好き
    お気に入り聖闘士はこの巻には登場していないが、魚座のアフロディーテ
    この巻に登場している聖闘士なら、蠍座のミロ
    アイオリアvsクロノスの最終死闘に決着がつくであろう次巻が愉しみになる内容だった

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    2012年01月04日
  • 聖闘士星矢EPISODE.G 1

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    好き嫌いはあるかもしれない。でも楽しまなきゃ損だ。
    魚座なり蟹座なりの正義についての定義はやっぱりフォローされると嬉しい。そしてサガの乱心が絡んでくる。ここも嬉しい。
    あと4巻のデスマスクのカッコ良すぎ!うっかり惚れそうだ。

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    2009年10月04日