六芦かえでのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「告白」のリンク作になっていますが、前作読まなくてもまったく問題ナシ。その1年後の、同じ高校での話というだけです。
可南センセらしく王道の学園モノであり、再会ものでもありました。
かなり泣かされました…ベタだとわかっていても泣けました。どうやら可南センセの作品は、萌えツボにヒットするようです。
政治家と女優の私生児として生まれた有也は、その出生事情から「他人とは関わらない」「欲しいものは手に入らない」と思って生きてきたので、学園でも孤独な状態です。
同室の颯 だけは、そんな有也に対して自然に接してきて、頑なな心が少しずつ変化していきます。
颯はとても忍耐強い攻!硬い殻に閉じこもっていた有也に -
Posted by ブクログ
失恋テーマの悲しいとか、せつないとか通り越した、胸が痛くなる話にはなるべく回避しているはずが、うっかり手に取ってしまいそのまま涙腺決壊。
とにかく、心理描写が上手すぎです。本編の「好きで好きで好きで」は花屋に勤める三浦目線。一人称にもすんなり馴染んで、気持ち入れ込んでしまいました。
どうにもならない片想いにひとり悩んで傷つく三浦の姿に、胸がしめつけられた。
「ほんの1パーセントの可能性もない」とわかっていても好きで、「もしも俺が女だったら。そうしたら、少しは可能性があっただろうか」と考える自分を汚いと思ってしまう三浦の想いが、恋愛の本質を語りつくしています。
5年前にも5年後にも失恋して、 -
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[同級生]
再会愛
好きで好きで好きで
それでも絶対に報われない恋
分かっているが自分でもどうする事もできず、
いっそ消えてなくなりたい。
まさに、これぞBL。素晴らしいです。
こういうのを読んだのは久しぶりなのか初めてなのか
ジャケ買い志向の私としてはまぁ手に取らないだろう表紙でした
でもなんとなくの評判で読んで。良かったです。
☆あらすじ☆
花屋に勤める三浦は、高校時代に片思いをしていた同級生の堂島と偶然再会する。昔と変わらぬ堂島の笑顔を見た途端、今でも彼が好きな気持ちが溢れてしまった三浦。しかし、不幸にも堂島はその店の娘の恋人だった。せめてそばにいたいと、必死に想いを隠して友人に戻 -
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病院の待合室で読んだのですが(おい)、思わず泣きそうになったほど
切ない切ない受けのキモチ。ここしばらく読んだ中で切なさダントツです。
好きで好きで好きで・・・名タイトルだと思う。
だって、こんなに受けの心を表した言葉ってないと思う。
高校時代に、好きだという思いをぶつけ、拒否されて以降、ずっと
顔を会わせずにいた受けが勤め始めた花屋で、その彼・攻めと再会。
攻めは花屋の娘の恋人だった。
もう昔のことだ、普通にしていようと思う受けだけど、恋心は
どうしても消せない。日に日にまた募ってしまう。
攻めは攻めで、受け止められなかった思いはあれど、受けのことは
ずっと気になっていた存在。再開後も -
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[警護所長官×元娼妓]
このシリーズももう潮時なのかと思っていたが、
今度は本気でシリアスなのに手を変えてきた。
本気でヤバいとは思わなかったけど
そしてなかなかアリエナイ展開だったけれども
泣けたなぁ〜
豆がもう少し大人になったところが見たい。
と思う今日この頃・・・
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☆あらすじ☆
いつも一生懸命な豆は、高級男娼楼「幻月」の元娼妓。
今は嵐のような男前長官、紅塵に身請けされて蜜月中・・・
のはずが、町の治安を守る男は超多忙。
なかなか逢えない寂しい毎日を過ごしている。
そんな時突然豆の耳に紅塵と元恋人の結婚話が飛び -
購入済み
イラストに惹かれて購入
王子様と孤児
ホワイトライガーと猫
身分や種族が違っても好きになる気持ちは変えられない
もうちょっと自分の気持ちを相手に伝えたらよかったのに
ちょっと遠回り -
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目覚めたら神様に転生していた叶野。
でもそれ程驚くこともなく近くの神様と楽しく仲良く酒盛りとか笑えました。
自分のすべきことを受け入れ頑張ろうとする叶野の前に現れた小説家希望の優弥に気になり何とか直に会いたいと決行してしまうのには凄いなと。
夜なら実体を得て、と会うことが出来てそこからいきなり、の展開にはびっくりでした。
優弥も神様の叶野を戸惑いながらも受け入れてしまうのにも。
擬似恋人となり平穏にいくのかと思ったいたら優弥がとんでもない輩達に目をつけられて危ない目に合うのにはハラハラしたけれどそこは神様である叶野や神様達の力で助けられてホッとしました。
優弥も優しくて危ない所もあるけれど本来