六芦かえでのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【観点別評価】文章表現☆4、オリジナリティ☆3、作品としての質☆4、個人的嗜好☆3
【総合評価】文章や展開に破綻がなく、描写も上手い。泣きどころはあるが予定調和すぎて心に残るほどではない。☆3
これといった破綻はない。文体は平凡だが文章はしっかりしているし描写も巧み。しかし読んでいるときは大泣きしたが、読み終わってみると印象が薄い。
前半部分は萌えパート。寮で同室という設定やバリバリの王子様攻がストライクだという方は楽しめそう。とにかく攻が受のことを溺愛しているので、そこがハマればポイントも高くなると思う。
後半部分はどっぷり切ない。受が攻の言葉に不意を打たれて号泣する場面は非常に巧みで、こういう細部の良さがもっと盛り込まれていれば、印象深い作品になったかも。
良い作品なのにどうも心に残らない原因の一つとして、受以外の人物に厚みがないことが挙げられる。当て馬候補はいたが存在感がほとんどない。その他脇役もただの「設定」として存在するだけで「生きた人物」として描かれているとはいいがたく、それゆえに作品に深みを与えきれていない。受もなんだかんだいって良い子で、攻も色々と設定を作り込んではいるが結局はやはり完全無欠の良い人であり、おまけに「つるっと受に恋をして、更にもう一度つるっと彼に恋をした」感があるため(過去の記憶がどこかに残っていた、ということのようだが……うーんわかるけど喉ごしが良すぎる)、「悩める良い子ちゃんと悩まない良い人の悩む必要のない良い話」で終わってしまった。
決して悪い作品ではないので、萌えポイントがハマれば☆4だと思います。ただ、「また読みたいか」と問われたら「別にいいかな」というのが本音であり、そしてそれが全てであるような気もします……。 -
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ネタバレ学園寮生ルームメートもの。攻はキラキラめのジェントルな王子様。
受は他人と距離を置くようなちょっとツンとしたナイーブな美人とくれば、
もう設定だけでかなり大好物です。
記憶喪失モノとしても王道パターンで、これといって目新しいエピソードは何もないのだけど、すごく切なくて、切なくて、ちょっと涙ぐんでしまうような場面もあった。
ふたりの気持ちがしっかり繋がった途端に、颯は不慮の事故で記憶を失くして突然有也の目の前から姿を消してしまう。
颯を失ってから、ただ平穏に生きていくことだけで精一杯だった有也だけれど、ある日バイト先で偶然、自分との過去はすっかり忘れて新しい生活を送っている颯と再会する。
颯を忘れられない自分と自分をすっかり忘れてしまった颯。
それでも再び一緒に時間を過ごすうちに、颯はもう一度有也と恋に落ちる。
最後まで記憶は戻らないパターンだった。でも恋する記憶って細胞レベルで体に刻みこまれてるんだろうか。
展開としてはありがちとしかいいようがないのだけど、嫌味じゃなくて、キュッと切なくなるお話だった。 -
Posted by ブクログ
ベタコテ王道学園モノ。実は好きだったりします…赤面。
例え似たようなもの、ありきたりのもの、最終的にはハッピーエンドになるとわかってるものであっても、そこにお約束の「切なさと胸キュン」があれば大丈夫。というか、そこが大事なポイントです。
全寮制の高校が舞台。新入生の彼方は生徒会副会長のクールな寒河江に恋してしまいます。
彼方は健気で一途でとてもかわいい子。かわいがられて大きくなった後遺症?でかなりぽわんとした天然です。いきなり寒河江に「あなたのことが好きみたい」と告白してしまい、当然のようにバッサリ振られてしまいます。
それでもあきらめられなくて、生徒会のお手伝いを買って出るけど、やっぱり冷たくされて手厳しいことを言われポロポロ泣いてしまう子ウサギちゃん。
寒河江はクール眼鏡で大変なツンデレ。もう王道中の王道の攻様でした。厳しい発言は、彼方に夢中になってしまいそうな己への戒めだったみたいですが、なかなか徹底していて、これはかなりツボにはまりました。
ストーリー展開での難を言えば、あれだけキツい態度をとって無視し続けていた寒河江が、当て馬に襲われかけた彼方を救い出した後、いきなりデレた時にはそのあまりの変わり身の早さに思わずたじろぎました。
それ位ツンツンぶりが激しかったんですよね。極端なツンデレです。
彼方がかなりの頻度でポロポロ泣いちゃうのも納得。泣かされてるんですね…
邪険にされて泣いちゃう彼方に萌えたぎっていた寒河江はかなりのS体質。
なので、初めての一夜を過ごした貴重な朝に、「いろいろありがとうございました」などと言って、さっさと部屋に戻ろうとした彼方には、胸がすっきりしちゃいました。焦りまくった寒河江が見ものでした!ちゃんとフォローしないからそんなことになっちゃうんですよね~天然ちゃんにはさすがの優等生もかなわないってところがよかったです。意外に不器用なのがツボ。
続編は、自分たちが“恋人同士”とは自覚していない天然な彼方に振り回されまくる寒河江に同情を禁じ得なくなるお話。コメディ色がさらに濃厚になっています。
教育実習にやって来た彼方の幼馴染みの響を威嚇しまくる寒河江。
天然な彼方は寒河江と生徒会長の仲を疑ってしまい、“恋人同士”であることをさらに認識できなくなっています…
彼方にはもっとわかりやすく、きちんと気持ちを伝えるべきだったんですよね~
もちろん、バカバカしいほどあっという間に誤解が解けてラブラブになっちゃいます。
恐ろしいほどの王道定番路線ですが、そこがまさにツボだったのでした。 -
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ネタバレいわゆる全寮制の学園モノ。怜悧な容貌の生徒会副会長と女の子みたいに可愛い後輩。この生徒会副会長は好きな子にはついつらくあたっちゃう意地悪メガネで、それなのに嫉妬深くて独占欲丸出しなので、ちょっと理不尽…。なんかハーレクイン的ww そのギャップに翻弄されて、すぐポロポロ泣いちゃう子リスちゃん。もうベタなことこの上ない感じです。なんか全然褒めてるように聞こえないけど、私は嫌いじゃありません。コテコテだけど、一定の需要はあるはず。こういうの、わかってて読みたい時がある。
メインカプより、子リスちゃんの長兄と幼なじみのお兄さんカプのが気になるな~。ニッコリ笑ってすごいドSでww -
Posted by ブクログ
ネタバレ交通事故により、手を負傷し、やむを得ず美容師を辞めることになった愁也は、ほとんどの知り合いと連絡を絶ち、やさぐれていたところを、ゲイ専門のホストクラブのオーナーに拾われ、そこで働くようになる。
それどころか、気が向けば客に体も許すような自堕落な日々を送っていた。
そんなある日、泥酔し、変えるのも面倒になったところに声をかけてきた好みの男を、よく考えもせず、半ば強引にベッドに誘う。
目が覚めた愁也はその男が、大学生だと分かり、そのまま逃げ出してくるものの、数日後にその男が店に訪ねてき、衝撃の告白をされる。
彼は名前を加賀宮利市といい、愁也が美容師をしていた時の常連の少年だったのだ。
それどころか、彼のファーストキスも、童貞も自分が奪ったと知り、愁也は愕然とする。
けれど、「愁也さんが好き」と言う利市は、愁也の勤める店にアルバイトとして入ろうとしたり、愁也を追い掛け回し始める。
けれど、幼かった頃の利市を知る愁也としては、自分のしでかしてしまった失敗に驚き、利市を真っ当な道に戻そうと必死になるが……
という話。
美容師として、雑誌にも取り上げられるようになり、未来も明るかったのにそれが突然断ち切られて、やけになった愁也の元に、過去を知り、一心に愁也に憧れてくれている利市が訪ねてきて。
最初は、自分の失敗に青くなってた愁也が、徐々に利市の一途な思いにほだされていく感じで。
なんか大型犬の一途さっていいよなー……と思ってしまいました。
まぁ、元々よくよく素性も確かめず、ベッドに引きずり込んだ時点で、かなり愁也の中ではポイントが高かったんだと思うので、ちゃんと愁也が自分のことを見つめなおせたのはよかったかなー……と思いました。
それにしても、自分が突然、未来を絶たれたらやけにならない自信はないなー……と思って、愁也にはちょっと同情してしまいました。
人生って何があるかわからないから怖いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレそろそろマンネリ化してきて、このままの路線でいくつもりか……?
と危機感を抱きつつ読み始めたら、あれれ?
今回はちゃんとふたりが主役でした。
それも、今回は受が健気に頑張り屋さん。
攻はますます受に執着していってますが、へたれてきてもいます。
流れ的にシリアスな展開かなーと思いながらも、いやいや待てよそう思わせておいて、やっぱりいつものファミリー劇場みたいなオチに持ってくつもりか……とドキドキしましたが。
割とガチでシリアスで、しかもせつなかった。
遊郭もの……というとちょっと違う気もしますが、こういうのを読みたかったんだ、と気づきました。
攻の元交際相手として登場した女性が、また厭になるくらい女を武器にした悪女で、これもまた良かった。 -
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【貴族で護警所長官×娼妓】
シリーズ第4弾。
豆が行方不明になってしまって紅塵が鬼のように怖くなってた!!
ほんと豆が大好きなんだね〜。
※あらすじ
いつも一生懸命な豆は、高級男娼楼「幻月」の元娼妓。今は嵐のような男前長官・紅塵に身請けされ蜜月中…のはずが、街の治安を守る男は超多忙。なかなか逢えない寂しい毎日を過ごしている。そんな時突然豆の耳に紅塵と元恋人の結婚話が飛び込んできた!!不安に揺れる豆だったが、揶揄しながらも手前が愛おしくてたまらないと胸の内を語った紅塵の想いに安堵する。しかしさらなる危機が二人に迫ってきて!?書き下ろし&4コマ入り。
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なんだかなぁ〜
んー明良のイラストと会話の内容が合ってないのと、30近い夏生のウジウジ考える自己評価の低さが、終始好きになれませんでした。
2人のエッチなシーンも、色気なく感じ、飛ばし読みしちゃいました。 -
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作者買いです。
さらさ先生の話が好きだから買ったんですが、思っていたよりは可もなく不可もなく。
王道の展開だったから、期待して読み始めて、途中で飽きるくらいの感じでした。 -
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可もなく不可もなく
これといったすれ違いもなく、普通にくっついて終わりました。
なんか単調な感じで途中途中は目が滑って読み飛ばしてしまいました…。
商店街の店主同士で付き合うって大変そうだなーと思いました。
受けはとりあえず店舗住宅にお風呂を作った方が良いと思う…。 -
購入済み
溺愛モノかと期待してしまった。
開始10%で溺愛モードかと思いきやそこからのろのろテンポ悪く、飽きかけたら急に命の危機。
互いに謙虚なんだけど、珍しく我が身を惜しむ嫁なので、相手のためといいつつ空まわりして行ったり来たりします。昔から神に生贄はよくある話だけど、そこを神様に都合よくアレンジされてて…昔の鬼太郎?愛妻家はどこへ行ったか後半はドロドロと戦闘モノと信仰の重い話で、初エロも時間かけたわりに強引で色々ツッコミ所満載でした。題名と絵の雰囲気とは違うラブ不足、あまりファンタジー的に美しくないお話で幸せな溺愛好きには方向性が違うかも。