起家一子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「闇の皇太子」以外はすべて本編を読んでいたので、買ってみました。
「死神姫の再婚」と「瑠璃龍守護録」は、なんか本編のオールスター登場って感じ。「双界幻幽伝」「おこぼれ姫と円卓の騎士」が面白かったです。
「双界幻幽伝」は設定が日本になってて、竹取物語っぽくなってたけど、朧月の兄静心の出した難問を蒼刻があえなくクリアしてきたり、月の使者が来る前にさっさと朧月を嫁にしてたり、本編ではまだ嫁にできていない蒼刻の一人勝ちっぷりが気持ちよかったです。
「おこぼれ姫と円卓の騎士」は、いつもはレティの夢の中に出てくる、過去の王様たちが表に出て来ていて、なによりうれしいのは、本編では互いに好意を持っている? -
Posted by ブクログ
再読。
挿絵に惹かれてお試し買いした9年前。
この巻はまだまだ序章といった感じで、まずまずの滑り出しかなって思って続巻にも手を伸ばしたのを今でもよく覚えています。
正義感が強く、行動力もある主人公・ジャスティーン。
天涯孤独だと思っていたら突然叔母だと名乗る人が現れて…という案外ベタそうな始まりですが、その先がなかなか面倒くさく面白いという展開が待っていて、最終巻まで知っていてから改めて読むと、これって伏線だったのかしら? と思うものを見つけられてとても楽しかったです。
とりあえず12月のうちにこのシリーズをすべて再読し終えたいと思います! -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本当は仲がいいのに、背後にある侯爵家のせいで仲が悪いふりをしないといけないレティたち。そんな中、呪いの魔法陣事件が発生。最後まで犯人が誰だか分からず、犯人の目的やグイードの思惑も分からなかったので面白かったです。
相変わらず恋愛色は低めだけど、レティがかっこよすぎます。デュークもちょっともやもやしてるところはあるけど、騎士様だし。レティに結婚話が持ち上がったりしないと、気持ちは進まないのかな。
二人目の騎士も結局は不明なままで、次回持ち越しかぁ。デュークとは違って軽い感じの騎士がいいかなぁ。もっとデュークにもやもやして欲しいです(^^ゞ
3巻楽しみ。 -
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ4巻目。序盤はまったりと話が進み、中盤はこれで終われるのか?と心配になり、最後は一応は終わったけど、次巻に続くのねって感じでした。
新キャラ3名登場です。
二皇子に命を狙われて逃げてきた孟の国の一皇子であるエルデン。過去の戦で勝ちはしたけど、そのやり方で皇帝の不況を買って、窓際将軍に追いやられた青山将軍。怪しい商人玄英。
玄英がいい方なのか嫌な方なのか途中判断つきづらかったですが、結婚は考えてないけど自分の血を残すために子供だけ欲しいと言っていたり、分かりやすい悪役の青山将軍に近づいた時点で、私の中での悪決定。
エルデンも冒頭の登場の仕方から、いい人かと思ったら、自分のためにケガを負った -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻で、皇族の無憂と訳が分からないまま結婚させられた明霞ですが、その結婚の裏が、実は自分の父が過去に荷担していた謀反の計画にあったことが分かり、素直に無憂の気持ちを受け入れることができない明霞。
自分の父のせいで、好きな人が父親を殺さないといけない状態になっていたことを知って、ためらうのは分かりますけど、無憂はそれも含めて、明霞と再度結婚したいと言ってくれているんだから、素直になればいいのに・・・と、ちょっとイラッとしました。
無憂と結婚したいって押しかけてきた凌波の猛烈アピールに嫉妬するし、凌波と敬祖の仲が気になってあとつけたりするんだから、自分の気持ちは分かっているように思うんですけど -
Posted by ブクログ
ネタバレイラストとあらすじに惹かれて購入。
皇族の無憂に騙されて王妃になってしまった明霞ですが、それぞれの父が関係する過去の事件や新しい陰謀も絡んできて、なかなか面白かったです。
占いというか、石を使う能力なんかも出てきて、こういう話嫌いじゃないです。
無憂が最初は明霞を人質に考えていたってとことか、自分に親切にしてくれていた侍女の蘭児が恋に溺れて明霞を裏切るところとか、意外性もありました。
事件が解決し、最後に田舎に戻ろうと考えていた明霞に、無憂が遠回しにですが、いて欲しいと懇願しているシーンはほほえましく思いました。
王妃となった明霞が今後どうなるか、期待です。