起家一子のレビュー一覧

  • ビーズログ文庫アンソロジー オトキュン!

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    「闇の皇太子」以外はすべて本編を読んでいたので、買ってみました。
    「死神姫の再婚」と「瑠璃龍守護録」は、なんか本編のオールスター登場って感じ。「双界幻幽伝」「おこぼれ姫と円卓の騎士」が面白かったです。

    「双界幻幽伝」は設定が日本になってて、竹取物語っぽくなってたけど、朧月の兄静心の出した難問を蒼刻があえなくクリアしてきたり、月の使者が来る前にさっさと朧月を嫁にしてたり、本編ではまだ嫁にできていない蒼刻の一人勝ちっぷりが気持ちよかったです。

    「おこぼれ姫と円卓の騎士」は、いつもはレティの夢の中に出てくる、過去の王様たちが表に出て来ていて、なによりうれしいのは、本編では互いに好意を持っている?

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    2012年12月16日
  • レヴィローズの指輪

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    再読。

    挿絵に惹かれてお試し買いした9年前。
    この巻はまだまだ序章といった感じで、まずまずの滑り出しかなって思って続巻にも手を伸ばしたのを今でもよく覚えています。

    正義感が強く、行動力もある主人公・ジャスティーン。
    天涯孤独だと思っていたら突然叔母だと名乗る人が現れて…という案外ベタそうな始まりですが、その先がなかなか面倒くさく面白いという展開が待っていて、最終巻まで知っていてから改めて読むと、これって伏線だったのかしら? と思うものを見つけられてとても楽しかったです。

    とりあえず12月のうちにこのシリーズをすべて再読し終えたいと思います!

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    2012年12月05日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 4 少年の選択

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    オジサマ騎士がいい味出してました。
    でも、挿絵イラストでみると、それほどオジサマでもないよね……?

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    2012年12月02日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 4 少年の選択

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    領土争いをしているグラン山が燃え、次期女王たる自分にしかできないことをするため、王城へ戻る。ところが、大規模な支援をもぎ取ったレティに魔の手が。

    アストリッドやっと騎士になれそうでよかった……!
    レティが相変わらずかっこいい巻。
    今まで、騎士王の力がスパイスで使われる程度で、ものすごく役立ったという描写はなかったのですが、今回はなくてはいけない!という情況でした。
    それにしても銃声王が切なくて、単体で読みたいくらいです。
    戦争をやっている王様は辛いなぁ。

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    2012年11月18日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 3 将軍の憂鬱

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    次期女王として外交に出ることになったレティはイルストラ国へ。しかし護衛の騎士達が次々と腹痛に倒れ、やむなく応援を呼んだレティの前に現れたのは、“国境将軍”と名高い副騎士団長クレイグだった。

    愛人王ばんざい!
    レティのバスローブ姿の挿絵に興奮してしまいました。かっこいいおじさまと王女さま、萌える!
    レティの外交もハラハラ展開でよかったです。
    ぜひレティには今後も男たちを侍らせて欲しいっ!

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    2012年11月18日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 2 女王の条件

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    優秀な兄達の“おこぼれ”で女王即位が決まったレティーツィア。そのためレティは兄達と「とっても仲が悪く」なければならず、理解不能な兄妹仲に、レティの騎士・デュークはやきもきする。

    安定のおもしろさ!
    レティがどんどんかっこよくなっていきます。最後のフリートヘルムとのやりとりにはしびれました。
    グイードは切なすぎて、なんとしてもしあわせになってほしいです。
    それにしても、デュークとよりもアストリッドとのやりとりにやきもきしてしまう!もう騎士にしてあげようよ、レティ!

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    2012年11月15日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 3 将軍の憂鬱

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    3巻まで読んだ。
    1、2巻時点では普通に面白い、と言った感じだったが、3巻になって俄然面白くなってきた!
    レティとデュークの関係も清々しくて好ましい。
    レティの活躍が楽しみ。諡も素敵!
    歴代王達の会話もすごく好き。

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    2012年10月27日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 1

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    優秀な兄たちの“おこぼれ”で王位が転がり込んできたレティは、王の専属騎士団を作るべく、評判の騎士・デュークを勧誘するが、「『おこぼれ姫』の愛人と呼ばれるのは願い下げ」と一刀両断される。

    レティが無意味に高飛車ではなくて、いい意味での高慢さでした。
    賢い王女さまなので、終始ストレスなく読めます。甘さがないのもふたりのキャラクターを考えれば不自然さがなくて、いい感じ。
    早く続きが読みたいです。

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    2012年10月26日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 4 少年の選択

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    クレイグさんファンとしては、なんともいえぬ彼の立場と年齢を生かした嫌がらせと魅力の発揮っぷりにニヤニヤしどおしでした。
    巻を追うごとにデュークがレティへの距離を縮めていっているのが、またよし。

    今一番はまっている本なので次の巻も凄く楽しみです。

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    2012年10月16日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 4 少年の選択

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    相変わらずレティがかっこいい!今回はアストリッドも大活躍で力だけならホント最強布陣引いてますね。そして、他の王のスピンオフが本当に読みたいです。

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    2012年10月16日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 2 女王の条件

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    ネタバレ

    本当は仲がいいのに、背後にある侯爵家のせいで仲が悪いふりをしないといけないレティたち。そんな中、呪いの魔法陣事件が発生。最後まで犯人が誰だか分からず、犯人の目的やグイードの思惑も分からなかったので面白かったです。

    相変わらず恋愛色は低めだけど、レティがかっこよすぎます。デュークもちょっともやもやしてるところはあるけど、騎士様だし。レティに結婚話が持ち上がったりしないと、気持ちは進まないのかな。

    二人目の騎士も結局は不明なままで、次回持ち越しかぁ。デュークとは違って軽い感じの騎士がいいかなぁ。もっとデュークにもやもやして欲しいです(^^ゞ

    3巻楽しみ。

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    2012年06月08日
  • おこぼれ姫と円卓の騎士 1

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    ネタバレ

    最近の新人作家さんの中では久々のヒット。結構好きです。最後の1、2ページはお約束的でちょっと萎えたけど、全体的には好感触。色々突っ込みどころはある気もするが、少女小説だし細かい部分のディティールにはそこまで拘らない。
    ただ愛人王は、ちょっと微妙。とりあえず続きも買ってみるけど、逆ハーになるんだったら読むのはやめます。苦手なので。

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    2012年04月16日
  • 天命の王妃 占者は未来を描く

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    ネタバレ

    売れてるだけはあって、面白かったです。
    ロマンの最終選考拾い上げデビューということで。
    じゃあ受賞させてあげたらよかったじゃん、とは思うものの、かなり改稿したということだから、そんなもんなのかなー。
    次々にキャラの闇や事実が明かされ、恋愛も冒険も進展していくから、共感をもってハラハラしながら読めました。これが面白さの秘訣かな。
    作者さんは、中国留学経験ありの中国好きということで、作品からも中国のことが好き!という気持ちや中国に精通してる感じが伝わってきました。

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    2011年08月04日
  • レヴィローズの指輪 紅の封印

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    ネタバレ

    ジャスティーンの父母のお話です。サーシャがあんなに気の強い方だったなんて…(笑)そしてケイドさんですね^^

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    2011年04月16日
  • レヴィローズの指輪 グレデュースの鎖

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    実はこの巻で出てくるあの少年、前に読んだはずなのにちっとも覚えていませんでした(笑)主人公クラスの2人を引き離す役っていうのは、あんまり好きじゃなかったんですよね…。

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    2011年04月14日
  • レヴィローズの指輪 幽霊屋敷と風の宝玉

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    二重人格、って好きなんです(笑)しかも性格が正反対とかもうドストライク!← 最後のレンドリアがジャスティーンの腕をつかんでいるイラストがお気に入りです。

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    2011年04月13日
  • レヴィローズの指輪 ジェリーブルーの宝玉

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    中学生の頃に一度読んだものが、たまに懐かしくなります。このシリーズ、実はもう一巻前にあるのですが、当時それに気づかずよんでいたり(笑)

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    2011年04月13日
  • 天命の王妃 占者は北風に惑う

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    ネタバレ

    4巻目。序盤はまったりと話が進み、中盤はこれで終われるのか?と心配になり、最後は一応は終わったけど、次巻に続くのねって感じでした。

    新キャラ3名登場です。
    二皇子に命を狙われて逃げてきた孟の国の一皇子であるエルデン。過去の戦で勝ちはしたけど、そのやり方で皇帝の不況を買って、窓際将軍に追いやられた青山将軍。怪しい商人玄英。

    玄英がいい方なのか嫌な方なのか途中判断つきづらかったですが、結婚は考えてないけど自分の血を残すために子供だけ欲しいと言っていたり、分かりやすい悪役の青山将軍に近づいた時点で、私の中での悪決定。

    エルデンも冒頭の登場の仕方から、いい人かと思ったら、自分のためにケガを負った

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    2011年04月10日
  • 天命の王妃 占者は光を放つ

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    ネタバレ

    前巻で、皇族の無憂と訳が分からないまま結婚させられた明霞ですが、その結婚の裏が、実は自分の父が過去に荷担していた謀反の計画にあったことが分かり、素直に無憂の気持ちを受け入れることができない明霞。

    自分の父のせいで、好きな人が父親を殺さないといけない状態になっていたことを知って、ためらうのは分かりますけど、無憂はそれも含めて、明霞と再度結婚したいと言ってくれているんだから、素直になればいいのに・・・と、ちょっとイラッとしました。

    無憂と結婚したいって押しかけてきた凌波の猛烈アピールに嫉妬するし、凌波と敬祖の仲が気になってあとつけたりするんだから、自分の気持ちは分かっているように思うんですけど

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    2011年01月08日
  • 天命の王妃 占者は未来を描く

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    ネタバレ

    イラストとあらすじに惹かれて購入。

    皇族の無憂に騙されて王妃になってしまった明霞ですが、それぞれの父が関係する過去の事件や新しい陰謀も絡んできて、なかなか面白かったです。
    占いというか、石を使う能力なんかも出てきて、こういう話嫌いじゃないです。

    無憂が最初は明霞を人質に考えていたってとことか、自分に親切にしてくれていた侍女の蘭児が恋に溺れて明霞を裏切るところとか、意外性もありました。

    事件が解決し、最後に田舎に戻ろうと考えていた明霞に、無憂が遠回しにですが、いて欲しいと懇願しているシーンはほほえましく思いました。

    王妃となった明霞が今後どうなるか、期待です。

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    2011年01月08日