黒原敏行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
長い。長すぎて疲れた。なんなんだろう、ミステリではないな多分。感覚的にはSFです。ハマる人には傑作だろう。私はそうではなかったが。
巻き込まれ型の主人公の周囲は、怪しげな機械や怪しげな人物やらで雪だるま式に膨らんでいく。場面が変わるたび、そこに絡むエピソードに費やすページが多くなかなか本筋に入らない。早々に満腹感に見舞われた。二本立てのもう一方は女性エージェントのお話。こちらの方が相性がよく、読み応えもあり面白かった。
“なんでもあり”のお話です。ジャンルも、スチーム・パンク、悪漢小説、冒険スパイと多岐にわたってるし、リアリティがないから、謎の団体が、誰が、どこで何をやってもお構いなしに進 -
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Posted by ブクログ
夏目漱石が愛読したコンラッドの代表作。
そして、オーソンウェルズ、スタンリーキューブリック、フランシスコッポラなど巨匠たちがこぞって映画化しようとしたけれども、実現には至らなかった。
という前情報〔千夜千冊1070話〕に興味をそそられて読み始めた。
しかし、読みにくかった。
けっして難しい文章ではないのだが、どうにもリズムが合わない。
読後に解説を読んでみると、色んな人が翻訳しており、今回手にしたのは新訳だとわかった。
そして、そこで、原文が読みにくいことで有名だということもわかり、それに対して、それぞれの訳者が色々試行錯誤していることもわかった。
うーむ、その結果が、こういう訳になる -
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Posted by ブクログ
愛人殺しで有罪となった夫の無実を晴らそうと若妻は
偶然見つけた手掛かりをもとにイニシャルMの真犯人を
探し出そうと一人探偵行に身を投じる。
「幻の女」(W・アイリッシュ名義)は
あまりに有名なオールタイムベスト級の作品で傑作だった。
「暁の死線」はサスペンスフルで徹夜で読んだ。
短編もいくつか読んでいるはず。
けれどおおまかな粗筋しか憶えておらず、ミステリーなのに
事件がどう解決したのか綺麗さっぱり記憶から消えている。
心に鮮明に焼き付いて残っているのは作品のムードや文章、印象的な場面だ。
「黒衣の花嫁」「喪服のランデヴー」等有名どころの作品は