ローレンス・ブロックのレビュー一覧

  • 八百万の死にざま

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    マットスカダー五作目。
    八百万の死にざま(英題:eight million ways to death)、
    というタイトルがまず目を引く。

    年々悪化する犯罪に対する警官の愚痴がまた興味深い。
    "八百万の死にざま"とは上手く言ったものだと思う

    名前のミスリードはちょっと捻っていて面白い。
    これはアルファベットだからできると感心。

    これまで以上にアルコールに対する
    スカダーの葛藤が書かれており、
    ファンなら面白く読めると思うが
    純粋にミステリとして読むのであれば蛇足と感じるのだろうなぁ。
    でもこれが無いとアル中探偵マット・スカダーじゃない。

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    2014年06月23日
  • 八百万の死にざま

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    舞台は無数の殺人事件の起こるニューヨーク。「裸の町には800万の物語があるのです」というテレビ番組の決まり文句をを殺人課刑事が「800万の死にざま」と皮肉る。この「腐りきった」町の中でアル中の私立探偵がコールガールの殺人事件を追う。
    ミステリーとしては派手な展開はない。賭けボクシング、場末の酒場、ひも、モーテル、謎の黒人、おかま、タレこみ屋というハードボイル世界の中で、主人公が地味な探偵活動を行い、犯人を探し出してゆく。
    この小説は純粋なミステリーというよりも、主人公が欲望を抑え、いかに自らのアルコール中毒に折り合いを付けていくかという過程を描いた一種の教養小説として読むと面白い。主人公が毎晩

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    2013年12月02日
  • 泥棒は詩を口ずさむ

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    泥棒探偵のバーニー・ローデンバーは、足を洗って表向きは古本屋稼業に。でもやはり泥棒の魅力は捨てがたい。希少価値のある古本の窃盗を頼まれたバーニーは、豪華な館に忍び込む。金銀宝石に心を惹かれながらも古本のみを窃盗。しかし、この窃盗には巧妙な罠が・・・。最後は筋が複雑になってわからない事が多かったが、ブロックのミステリー小説は明るく楽しい。

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    2013年10月08日
  • 八百万の死にざま

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    ネタバレ

    こちらの本格的ハードボイルドも驚いた。
    主人公がアル中の治療を始めていた。

    このままどこまで落ちて行ってしまうのかと心配していたので良かったし、
    主人公の弱さが現実味を出していてして良かったが。

    この先、どうなるのだろう。

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    2015年04月21日
  • 暗闇にひと突き

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    ネタバレ

    主人公のことを好きになれないのに、
    筋立てがかなり強引なのに、
    きらりきらりと暗闇に光るナイフのように
    心につきささる言葉がそこここにちりばめられていて、
    読まずにはいられない。

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    2015年04月21日
  • バランスが肝心 ローレンス・ブロック傑作集2

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    やっと、見つけて、手にいれて、ゆっくり一週間かけて読みました。もったいなくて。

    良かった。
    うまいなー、ローレンス・ブロック。

    マット・スカダーシリーズに、弁護士エレイングラフ。
    魅力いっぱいでしたよっ。

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    2013年02月04日
  • 八百万の死にざま

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    「飲まない日はいつもいい日だ。正気でいられるからね。でも、それが、飲まないで正気でいるってことが、アル中にとっては何よりも辛いんだ。」
     わたしはそうでもなかった。退院して九日か十日経つが、あと二三日素面でいたらまた飲もうと思っていた。

    アル中探偵、マット・スカダーの登場である。

    ニューヨーク、マンハッタンを舞台にした探偵小説シリーズの第四作。

    実在のビルや街角が出てくるので、グーグルアースでチェックすればニューヨーク通にもなれる、ちょっと古いけど。

    このシリーズのなかで、主人公のアル中が少しずつなおって健康になっていくんだけど、話はだんだんおもしろくなくなっていく。

    そりゃあそうだ

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    2012年10月26日
  • 八百万の死にざま

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    とても読みやすかった。大雑把に言うとチャンドラーよりもパーカーよりな印象で間口は広そうな気がしました。日々のアルコールとの葛藤、新聞を飾る事件の数々、これを繰り返すことで主人公のやりきれなさを浮き立たていたように思う。ただあまりにもそれが多すぎた感は否めない。あと、犯人・・・ちょっと唐突なように私には思えましたが、ラストはスカダーが自分の殻を破れたようでなかなか良かった。 チャンスが魅力的。

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    2012年04月05日
  • 八百万の死にざま

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    ネタバレ

    ミステリーっていうよりハードボイルド。
    わたしにはちょっと・・・。
    真犯人はだれ?という読み方をする本ではなく、主人公、登場人物のそれぞれの生き様を感じながら読まねばならないストーリーだということに、遅ればせながら気付きました。
    ニューヨークの怖さが分かる本といったらこれ!って感じですか。

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    2012年03月17日
  • 夜明けの光の中に ローレンス・ブロック傑作集3

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    短編って、やはり宝の山。いいわあー。マット・スカダーも、バーニィ・ローデンバーも、エレイングラフも出てきます。どれも珠玉の作であり、短編にしかない味わいがあり。堪能させて頂きました。

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    2011年07月31日
  • おかしなことを聞くね ローレンス・ブロック傑作集1

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    ローレンス・ブロックの短編集1です。すごく良かった。私はあまり短編を読まない方ですが。珠玉の作が満載で。最初から最後まできっちり楽しませて頂きました。すごーい。まえがきのローレンス・ブロックの言葉が又、良い。「短編小説は愛の産物である」「作家が短編小説を書く唯一の理由は自己満足の為である」「これらの作品を書くことで得られた喜びと同じだけの喜びが、読むことでも得られれば、幸いである」なんとも、にやりとしたくなります。

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    2011年07月31日
  • 泥棒は選べない

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    奇妙な盗みの依頼。こそ泥のバーニィ・ローデンバーは謎の男から奇妙な依頼を受ける。
     アパートに忍び込んで、小箱を盗み出すだけ。そんな簡単な仕事だったはずなのに、申し合わせたかのように警察が現れ、そして、盗みに入った部屋からは死体が発見され……
     マンハッタンの日陰に生きる泥棒のイカした大冒険。

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    2009年10月04日
  • 八百万の死にざま

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    アル中探偵マット・スカダーシリーズ。アル中の辛い症状、酒の誘惑の強さ、AAの実態とか、かなり掘り下げて書かれていて、とても良かった。ミステリーももちろん良い。ローレンス・ブロックは「泥棒探偵バーニィ」シリーズはかなり読んでいるが、マット・スカダーは初。楽しかったです。結構長くて読み応えもあったし。

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    2011年07月31日
  • 泥棒は選べない

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    泥棒バーニイシリーズは最高に好き。軽妙洒脱な語り口がいい(と言っても翻訳ですが)。泥棒に入った家になんと死体が・・・という、ベタでありがちなストーリーですが、バーニイシリーズの場合、謎解きとかそういうのはまあどうでもいいかと。

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    2009年10月04日
  • 八百万の死にざま

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    梁朝偉が20年近く拘ってる本ということで読んだ。なんかね、好き。いいよ、この本。長いし、ミステリーとしてはかなり微妙だけど、スカダーさんが好き。シリーズものなので他も読んでみようかな。

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    2009年10月04日
  • マット・スカダー わが探偵人生

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    ローレンス・ブロックの、私立探偵スカダーのシリーズとして、最初に読んだのは「八百万の死にざま」だったと思う。相当昔の話だ。その作品で、ローレンス・ブロックも、スカダーのシリーズも好きになり、ずっと読んでいる。
    この作品が、スカダーのシリーズは最終作になるらしい。
    ただ、この作品は、「私立探偵」としてのスカダーが事件に取り組む話ではなく、スカダーが探偵になるまでの話を、回顧しているという仕立ての物語。私立探偵ものとしてのスカダーのシリーズは、そういう意味では前作で終わっていたのだ。この本が面白くなかったとは言わないけれども、最後の作品であれば、やはり私立探偵スカダーに合いたかった。

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    2026年01月17日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)安定感がスゴイ。菊地秀行の魔界都市ブルースみたい。

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]美女とのセックスが羨ましい。

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    2025年09月19日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    依頼、業態の説明、エイレングラフの力技(金の力など)による勝利、という水戸黄門のように紋切り型の展開を繰り返す様式美の短編集。エイレングラフが強引に(捏造、買収、なんでもありでむしろ作中一番の悪では)勝利をもぎ取り成功するし、まあまあ俗物で依頼人が美女だとすぐフィジカルな関係になったりするの、やりすぎてていっそ清々しかった。外見にコンプレックスがあるからお洒落に心血注いでるのかな?なんだかかわいい(笑)
    1篇が数ページなので隙間時間に読むのにちょうど良かった。

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    2025年09月07日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    殆ど同じパターンで話が始まり、そして終わる。なかなかに一つ一つば面白いとは思うのだけれど、種明かしをされても、それほどの爽快感もなく…

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    2025年06月22日
  • エイレングラフ弁護士の事件簿

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    最初は面白いと思ったんだけど、だんだんウンザリしてきました。時々、雑誌で読む分にはいいけど、続けて読むとそうなってしますね。パターンがある程度見えてしまうので。あと、私は短篇がダメなのかも。

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    2025年05月23日