宇奈月香のレビュー一覧
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購入済み
愛の重さ
ヒーローのヒロインへの想いが切なくて切なくて…。どれだけ自分自身を見てくれ!と言いたかったか。本当にヒロインのことだけを考えて愛しているのがよくわかった。しかし、弟はクズ過ぎたなぁ。最後に幸せな未来が訪れて良かった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ理屈抜きで魂から惹かれ合う愛もあるのだろうなと読んでいて思った。
記憶がなくても、髪の色が違っていても、明確に言葉では説明できない状態であっても、初対面でお互い感じるものがあったことがその証拠。
特にヒーローは長年の想いを拗らせていたから、余計に把握が早かった。
本人に人違いだと散々言われ、周囲からも止められる中、皇太子の立場を時々(いや多々か?)逸脱しての猪突猛進っぷり。
いや、ちょっと待て待て、突っ走りすぎだと心配になるほど。
特に火事の一件からの押し倒しは「待て待て待て待て!!!」と読んでいるこちらが非常に焦った。
彼女が彼の長年の想い人であることは間違いはないのだが、彼女自身がまだそのことを思い出していないし、そもそも火事のせいで大混乱しているさなかにやることじゃなかろうにと。
彼自身の立場も盤石なものでもないのに。
諸々の問題が何一つ解決していない中での情事。
想いだけで突っ走っている彼の何と青臭いことよ。
俺様皇太子の筈なのに、どんどんヘタレというか、ワンコ化していくんだよな……しかも、躾ができていない感じのワンコ(要は待てができない)
それに比べて、主人公の彼女の方が、色々と弁えていた気がする。
彼の想い人(何しろ彼が勝手に付けた名前で呼んでいたため、主人公の名前と違っていた)は自分ではないと思っていたし(故に随分悩んだ)自分が皇妃としての器ではないことも弁えていた。
過去のことを思い出してからは、王国軍に粛清された人の娘、つまり咎人の娘だから、より彼に相応しくないと悩み続ける始末。
これについては後々真相が明らかになるが、大嫌いと否定しつつも惹かれていく想いを必死に殺そうとしていた彼女の方が余程大人だった。
ヒーローはただ想いを伝えるばっかりで、あまり実が伴っていなかったし。
そりゃ彼女の侍女にボロクソ言われても仕方がないとは思う。
でも、それでも彼の愛は本物だった。
彼女が瀕死の状態になってからは、見ていられないくらいの憔悴っぷり。
皇太子がそれでいいのかと色々な意味で心配になったが、彼女なしに生きていけないのは間違いないのだろう。
最後は本当に怒涛の勢いでの弱体化……これでは、どちらが子供か分かったものではない。
まさかここまで可愛いキャラになるとは思わなかったよ、アーロン様。
女性陣の方が本当に逞しかったからなあ。
侍女もしかり、主人公のライバルキャラもしかり。
主人公の過去に関わる陰謀の真相に迫る話でもあるので、ラブロマンスの中に謎解きな要素もあり、最後まで恋愛面でも謎解き面でもハラハラさせられた作品だった。
突っ走るだけの彼が周囲をちゃんとまとめて、その上で主人公を手に入れる展開が終盤までどうしても見えなかったから。
まあ今後は彼女が傍にいることだし、どうにかなるだろう。
……多分(まだ心配はしている) -
Posted by ブクログ
ネタバレ二人の溝、情報が足りないゆえの勘違いやすれ違いが解消される日は来るのだろうかと、割と終盤まではらはらした。
どちらも互いに好きで夫婦となったはずなのに、どちらにも負い目があって、素直になれないでいる。
ヒーローは最初から彼女の言葉に耳を貸さないし。
(彼女のことが好きすぎて嫉妬のあまり暴走しているともいう)
しかも、主人公は彼の前だけでは声が出せないという枷付き。
これでどうやって歩み寄るのだろうと。
加えてヒーローにとってのライバルが凄まじい人だからなあ。
ヒーローが不安になる気持ちも分かる。
あんな人が彼女の傍にいたのでは、気も休まるまい。
このすれ違いが単に二人の言葉が足りていないというだけだったら、多分ここまでこじれていない。
何しろライバルキャラも含めて、外野が色々手を出してきているので、拗れる拗れる。
そもそもの原因は主人公の母親だし。
主人公を脅して金をむしり取っていた女性に嘘情報流されていたことも拗れた原因。
そしてライバルキャラ。
彼本当に怖すぎ。
彼が実際にやったことは前二人ほどのキツさはないと思うが、一番陰湿で捻じれてた。
彼を前によくぞ主人公は貞操守れていたなと、しみじみ思う。
そりゃヒーローも勘違いするよと(だからと言って再会直後に襲っていい理由にはならないが)
捻じれて拗れてぐっちゃぐちゃになった分、解消するにはやはり荒療治にならざるを得なかったわけで。
まさか命を張るような展開になるとは思わなかった。
でも、ああでもしないと、二人の溝は埋まらなかったろうなとも思う。
それほどまでに拗れていたから。
命を懸けた甲斐はあって、その後はこれまでのすれ違いを埋めるかのような濃厚な毎日が続いてもう……ごちそうさまです。
二人の邪魔をしてきた奴たちをどうするのかと思いきや、母のことはさておき、特に犯罪行為に走っていた彼女への沙汰がまさかの方向性で、これにも驚かされた。
いや、主人公もう悟りきってないか?
あの境地に至れたのが凄い。
持って行かれたお金、精神的苦痛は計り知れなかったのに、ここで復讐しないのが凄い。
旦那ならまず間違いなく再起不能に陥れていると思う(それだけ妻にベタ惚れだ)
そして例のライバルキャラと言えば……
ヒーローが必死こいて最後も釘を刺しにいったのに、そもそも主人公に最初から恋愛対象として見てもらえていないことが発覚して、最後の最後で可哀想な奴になりさがるという。
思わず笑ってしまった。
おい、あれだけ強キャラ感出していたのに、勝負する前に最初から負けてたなんて、なんと哀れ……滑稽ですらある。
こっちの展開はスカッとできて個人的にはよかった。
彼も変に捻くれずに真正面からぶつかればよかったのにね(それでも多分負けるから、やっぱり哀れ) -
Posted by ブクログ
ネタバレ双子の入れ替わりを割とあっさり読者側には開示したので、その点は少し驚いた。
彼視点の話が間に挟まるので仕方のない構成だが、彼のティーナに向ける愛情が嘘偽りないことも早めに分かったので、読者側の精神的ストレス軽減にもなった。
少なくとも、自分は安心して読めた。
あれがティーナ視点オンリーで、彼女と同様に「このシモンは誰? この愛は本物?」なんて翻弄された暁には、多分動悸息切れの激しい読書となっただろう。
ありがたや。
(自分が書くなら、彼視点は終盤にならないと明かさない気がする)
ただ、入れ替わりのことも、彼の愛情が本物なことも、読者側(アンド使用人たち)は知っていることだが、無論ティーナは知らないわけで。
襲撃事件のことで記憶が飛んでいるのもあるが、早く正体に気付け、そうしたら楽になれるぞと何度思ったことか。
最初から両想いだったのに、彼が少し意気地がなかったことと(そう、手は早いが生真面目故にヘタレ)ティーナはティーナで彼の態度を真に受けて嫌われていると思い、自分から婚約解消してしまう始末。
非常に遠回りした恋だった。
しかも、命がけである。
何しろ、彼の弟がとんでもない外道だったので。
最終的に彼にも多少救いはあったが(悪役が分散されたし、ティーナが何だかんだで彼の内面を理解してくれたため)でも、外道で下種なことは事実でもあって。
互いに互いを羨み、コンプレックスを抱いて、方向性の真逆な二人が出来上がった……双子の運命は切なくも苦しい。
結構切なくドロドロした展開となったが、最終的には結ばれるべき二人が結ばれたので本当によかった。
記憶が戻る前から溺愛されていたしね。
子どもは五人欲しいとのことなので、頑張れと生暖かい視線で見守りたいと思う。
余談ですが、書店で買った後に、表紙の彼の右手がいかがわしい位置にあることに気付きました。
やっちまった!(イヴァンおまえ!) -
ネタバレ 購入済み
途中までは結構辛い
この作者さんらしいヒーローとヒロインです。
途中まではエステルが虐げられて可哀想になりますしジェラルドこの野郎!という感じですが、後半はジェラルドがしゅんと大人しくなってとにかく今までの事を償おうという姿勢が見られるのでまぁ…という感じです。
ただやっぱりやり過ぎ感があるので星4で。
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購入済み
気持ちよさそう
何も持たないヒロインに対する王の一途な思いが素敵でした。
残念ながら?、それが歪んでしまったけれど、その歪んだ思いを支配することで発散するようなセックスのシーンにときめきました。S系男子が好きな方にお薦めです。 -
ネタバレ
始まりがロマンテイック
15歳からの出会い、そして再開、実は昔あっていたという設定がロマンティックで好きです。ヒロインが家族の中で感じてきた劣等感を御曹司が徐々に癒していく。二人の思いがむすばれて本当に良かった。絵も好きです。
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ネタバレ 購入済み
オペラ座の番外編
オペラ座の恋人を読みたくて購入。
本編ではこどもが生まれる部分がさらっと書かれてたので、今回詳しく読めて楽しかったです。
また更に続きが読みたくなりました~ -
ネタバレ 購入済み
色んな味が楽しめます
シヲニッタさん、お帰りなさい!ゴージャスで頭の良いカップルはやっぱり何でも計画的なんですね(^◇^;)。高級リゾートの世界も垣間見れて、歌曲も科学も自然もと、情報満載。短編と言えど、満腹です。
とは言いつつも、当たり前かもしれませんが、短編なのに作家さんそれぞれお話に特色があって、面白く読めました。個人的には『3日間のシンデレラ』が良かったかな。
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購入済み
遅れてきた初恋
ヒロインの境遇が可哀想すぎる!特に父親サイテーでした。そんなヒロインを救ってくれたヒーローは、地位も美貌も兼ね備えた完璧公爵様なのに、本気で人を好きになったのがヒロインが初めてで。遅れてきた初恋を拗らせたヒーローはなんだか可愛かったです。ヒロインが最後は幸せになれて良かったー。
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購入済み
良かった
前半のご無体ぶりはなかなか読むのがしんどかった。媚薬とか使うシーン、TLではわりと出てくるけど私の好みではない。けど、散々な無体をやらかしたヒロインが実はずっと好きな子だったとわかった後のヒーローの後悔はなかなか。そりゃそうだろ。
謝ることも出来ず心の中で詫びたってかなりの酷い事してるよね。
でもソーニャにもっとも相応しい歪みっぷりはやっぱり妹。もう少し登場させてヒーローと絡めても面白そうなのに。絶対ヒーローのヘタレっぷりが際立ったはず! -
ネタバレ 購入済み
意見が割れそうなタイプのお話。
評価を見てから迷いつつ購入しました。
ヒーローが人違いとはいえ物語の前半で、ライラにしてきた数々の辱めのシーンは結構来るものがあって顰めっ面になりながら読み進んではいたんですが
読み進めているうち境遇は良くないけど二人の暖かい(?)過去が語られてる部分もあり、話の結末に希望を見出しながら読み進めることが出来たので 色々なサイトで読むのを挫折したり、終わりが良くてもヒーローがヒロインにした事は人としてどうなんだ。っていうレビューを購入前に結構見ていたので構えていましたが思ったよりさらっと読むことが出来ました!!
妹が清々しいほどに狂っていてキャラが立ち過ぎてて個人的にお気に入りのキャラです(笑)救いようのない狂いっぷりでしたけど、もし妹が生きていたなら救われてくれ〜と個人的に願います(笑) -
ネタバレ 購入済み
凄く良かったんだけど、最終的に母親だけを悪者にして
父親は良い奴扱いなのが納得いかない
息子を殺したのはむしろ父親なのだから、母親以上の罰を受けて欲しかった
それが無かったら☆5