林信行のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
スマートフォン市場に興味があったので読みました。
レビュー評価通りでとても面白かった。
グーグルとアップルの販売戦略・戦術の違いや、2社のこれまでの歩み、対立するようになった経緯が繰り返し述べられているので、再確認しやすい。
iPadって意外とあまり使えないんじゃ?と思っていたが、間違いだった。iPadとPC・ネットブックの違いは、ITunesが同期できるかできないかというだけであって、もしiTunesがクラウド化すれば、iPadがPCに取って代わり、PCやネットブックはゴミ箱行きになるという。
あとは、ITワード(カタカナ)が多用されているので、それにも強くなれると思う。 -
Posted by ブクログ
経験と知識が増えるにつれて、私たちのやるべき事が複雑化され、更に会社という枠組みに呑まれて私たちは自由な発想を活かすことが出来ない。そんな世の中に何故スティーブ・ジョブスはシンプルという私たちの本質に固執することができたのか。当たり前のようで当たり前ではなくなってしまった私たちのシンプルさを、荒々しいやり方とはいえ、1人の男が果敢に取り戻していく実話。まだまだ世の中はしがらみでいっぱいだが、20年前(現在2022年)と比べるとアップルのお陰で私たちの生活は一変したといって言い。iPhoneが登場した2006年以前の生活様態が全く思い出せないくらい、今はiPhoneにお世話になっている。この感想
-
Posted by ブクログ
アップルの軌跡をデザイナー、ジョナサンアイブの視点からみた物語。
デザインとは、ただ電子基盤に皮を被らせて化粧を施すことではない。
消費者にどんな商品を提供して、どう彼らの生活を変えたいかに思いを巡らせることである。
そのためにどんな機能を用意し、どんな形状にし、その機能や使い心地を実現する製品には、どういう開発の手順を踏んだらいいかをしっかりと考え、さらにはそれを市場でどう流通させ、どう宣伝するかにも配慮することだ。
製品の企画から開発、販売、さらには販売後のアフターケアに至るまで、全てデザインすべき要素がある。
この一節にどおり、著書の中には様々な工夫があった。
また、この一節だけでも -
Posted by ブクログ
断捨離、禅など、シンプルの精神に共通する概念が、最近やたらと支持されている。
アップルが支持されるのも、アップルが生み出す製品や、そこに息づく精神が時代の潮流とマッチしているからだそう。
その潮流とは?目の前にはものが溢れ、めまぐるしく入れ替わり、自分自身もその中で糧を得て暮らしているのに、
どこかでそんな暮らしに嫌気がさしている。
そこに現れたのがシンプルの権化アップル。普遍のでざいんと、堂々とした佇まい。好きにならないわけがない。
シンプルに生きれば物欲もなくなるのだろうか。
・社内でやりとりされる電子メールをあけて、厳しい目で読んでみるといい。あいまいな表現がはびこっていることに気づく -
Posted by ブクログ
"わが社の災害対策の参考になるかなぁと思って手にした本。
Google社の素晴らしさはわかったが、組織として対応することが前提のわが社ではあまり参考になることはなかったと思う。
Google社は、とにかく優れた技術者、エンジニアの集団ということがよくわかる。災害危機対策も自然と優秀な人間が集まり、アイデアを出し合い実現していく。
アメリカの本社とも連携を取りつつ、被災地に必要なサービスは何かを考え、必要なものを具体化して提供する。コアメンバーの機動力と使命感が周りを巻き込みながら集団として組織としての対応へと変化していく。
ITの技術を賛歌するものではないが、ITの様々な可能性が試さ -
Posted by ブクログ
ネタバレアップルの名デザイナー。ジョブズとともに時代を作った、作っているジョナサンアイブに関する一冊。
デザイン思考の参考資料として、デザインのあり方について、学べたよい一冊。
<メモ>
・デザインとは消費者にどんな商品を提供して、どう生活を変えたいかに思いを巡らせること。
・本当に大切なのはそこに込められた手間と心配り。
・ドローイングとスケッチ、対話と議論がものづくりの過程には欠かせない。
・気持ちが高揚することが重要。
・ゆるやかな組織構造、協調的な仕事の流れ、コンサルタント的な考え方
・目標を定めようとする段階では、製品のストーリーについて語り合う。製品をどう見るかについて話し合う。製品に何 -
Posted by ブクログ
ジョナサン・アイブ。
iMac、iPod、iPhoneとアップルが成功を収めたさまざまな製品のデザインに関わり、スティーブ・ジョブズが最も信頼したデザイナーです。
最近で言えばiPhone7の新色。ジェットブラックをこうやって磨いたとかキチガイみたいに説明してる動画に出てくる人です。w
どういう人物なのかとか、どういう上司や部下がいたという内容になるのですがやはりジョナサン・アイブが1番影響を受けたのは職人だった父な気がしました。
やっぱり親の仕事を近くで見ていたのでしょう。
アップルのデザインの秘話も多く、面白かったのがiPodのハードウェアは日本の東芝のものだったということ。
直径わずが4