ほしよりこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026 07/04
タイトルが好き。
何かの比喩かなって思ってたら、本当に腹を噛まれていた!
彬子女王が抱いていた子犬に嫉妬した飼い犬くんが噛んだ。そしてそのページのほしよりこさんのイラストの飼い犬くんの顔っていったら。好きすぎる。
彬子女王とご友人や側衛さんや看護師さん達との関係性が良いのが会話からわかって「ふふっ」てなる。晴れ女の彬子女王と強烈な雨男の側衛さんが一緒に外出すると、雨が降ったり止んだりするので、京都府警さんに「小競り合いはやめてもらえます?」て言われたエピソードとか、良い距離感の馴れ合いが何かいいなぁ。彬子女王の親しみやすい雰囲気が伝わってきて、ほのぼのしちゃう。
お米とか和菓子とか食べ物エピソードがいっぱい出てくるのも親近感がわく。
彬子女王はとても好奇心旺盛な方で新しいことに挑戦するお姿には、元気をもらえる。
月見饅のエピソードでの「月々に月みる月は多けれど月みる月はこの月の月」の言葉が美しくて、すごく好きになった。
彬子女王も「きっと宇宙とつながる魔法の言葉だ」って仰っていて、同感です。
皇室行事だったり神様の話だったり「日本」の国の素晴らしさにも思いを馳せる機会をいただいた。
とても楽しい読書体験でした。 -
Posted by ブクログ
彬子女王によるエッセイ集。前著『赤と青のガウン』ではオックスフォード大学での生活がメインでしたが、こちらは日本での皇族としての公務や日常が親しみやすく綴られています。
自らを「事件体質」と称しているようになかなか経験しないような面白いエピソードが盛りだくさん。我々が知り得ない常に皇宮護衛官がいる生活は興味深くも微笑ましくもあり、側衛さんへの信頼が伝わりました。さりげなく登場する友人なども超大物で驚きでした!そして時には日本美術の専門家としての見識、日本文化への深い理解をも綴られていて教えていただくことが多かったです。
これまで遠い存在だった皇族が身近になったような親近感を覚えたり、やはり皇族はすごい!と感じることの行ったり来たりでとても面白かったです。
そしてご紹介しなくてはいけないのが随所に描かれているイラスト。漫画家ほしよりこ氏の温かみのある挿絵により作品の世界観がより一層引き立てられています。 -
Posted by ブクログ
2025.10.19
旅エッセイ2連続。かなりページ数が多くて読むのを怯んでいたけど売れてしまったので仕方なく(?)読んだ。
エッセイなのでひとつの旅のページ数は少なくても旅の数が多く、その多くが地味な旅(笑)なので、興味ないところは読むのがしんどかったりで中弛みして読むのに時間がかかったけど読後は「旅に行きたーい!」という気持ちに。
私も旅は飛行機や鉄道の「何もできない移動時間」が好きで、始点から終点までのんびり鉄道に揺られながらおやつを食べつつ本を読み、飽きたら窓の外を眺める旅をしてみたい。
文庫版の注釈では2011年の東日本大震災がいろんなもの、ことの境目になっているような気がした。
【気になった旅】
・栃尾(新潟県・長野県)のほだれ様
→かなまら祭りみたいなもの?
・仙台・山形の芋煮
→芋煮食べ比べしてみたい
・岡山県の人間ドック温泉
→嫌なことの後に温泉って最高
・後生掛温泉(秋田県)の湯治
→長逗留して体を癒したい
・琴平(香川県)の金丸座
→歌舞伎を生で観てみたい!
・いわき常盤ハワイアンセンター
→テレビで気になっていた。日本のハワイ行ってみたい
・インド
→インドは20代じゃないともう行けないな…と思っていたけど、マハラジャエクスプレスならいけそうな気がした!インドの新たな可能性を感じた。
「裏が、幸せ」も読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
日本版『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』。
一般の方から寄稿してもらった嘘みたいな本当の話を集めた短編集。
都内某所のイベントで、古本のくじを引いた際に当たった本。
アメリカの普通の人たちに寄稿してもらったショート・ストーリーの中から佳作をラジオ番組で朗読する『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』。
それの日本版です。
すべて誰かの身に起きた実話、とのことですが、本当に嘘みたいに不思議な話、奇跡のような話がたくさん集められています。実話かどうかはちょっと疑いつつも、「友人から聞くスベらない話」っぽくて面白い。
読み心地としては、新聞とか雑誌に載っている読者からのお便り紹介。あれが延々続く感じと言ったら近いかも。
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Posted by ブクログ
一般の方から募った短編集。一つ一つが1,000文字以内ということなので、さらさら読める。短いのは一行だったり。
アメリカのナショナルストーリープロジェクトの日本版ということだそう。
私は最初から通して読んだけど、手元に置いて、好きなとこだけ読むのもありかもしれない。
新聞の読者投稿の小話みたいなのを読むのが好きだったけど、そんな感じのもあり、ブフォッと笑ってしまうのもあったりする。
元の?アメリカのものとは違うタイプのに仕上がってるとのことで、そちらと読み比べてみたくなった。
たまにオチというか、ポイントがわからないのがあって、選者の内田先生に聞いてみたい気にもなった。