ほしよりこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
四編の短篇集。『たろちゃん』は忘れている人と人との繋がりを思い出させてくれます。友達になるには、ネットも携帯電話も必要ありません。ブログで書かれる個人的な日記さえ必要ないのです。自然にごく自然な付き合いの中で友達になっていくんですよね。ただ連絡をとる手段は、ネットからでもいいんじゃないかとも思います。そこまで描かれているストーリーです。
『僕とポーク』は心温まる作品です。ブーちゃんの一生を抱え込むこと。そのことがどんなに情操を深めることができるか、この作品は問いかけていると思います。
その他の作品はとにかく人間の滑稽な部分がクローズアップされていて、単純に面白いです。 -
Posted by ブクログ
「たろちゃん」「僕とポーク」「文豪の苦悩・・・」「鳥」の4本立て。(「鳥」は2ページもの。)
どれもが良質のショートフィルムを見ている様な味わい。
アハハ、と声をあげて笑うほどではないけれど、クスっと笑えて、少しだけ泣けて、あったかい気持ちになれる。
えんぴつで描かれた様なラフな線が、そうした「ほっこり感」をかもし出すのに一役買っている。
「きょうの猫村さん」の中で、劇中劇として結構なページを割いて描かれた刑事もののドラマが好きだった人なら、この作品もきっと好きになれるはず。
この人は絵も独特だけれど、お話の筋を考えるのが本当にうまい。というか「あーあるある、こんなドラマ!」という気持ちになる。 -
Posted by ブクログ
ほしさんの絵が以前から好きで、
好きなアーティストも読んだというので、
気になって読んでみました。
結果は・・・
上巻だけでは掴めなかった。
親子の話、
自分の感情と、外から見た自分。
周囲に見える「自分」。
人との心の距離・・・。
色々とそれらしいことを思いつきながら読んだけれど、どれもそうじゃない気がして。
ママはどうしてああいう人なのかなとか、
パパは卑怯だなとか、
単純な感想もあったけど、
全てズレてる気がする。
この本を読んだ人の感想を聞きたいです。
そしてどんなラストを迎えるのか。
関西側の方がよっぽど家族が温かいし
絆を感じさせた。
今後の展開が気になるうううううー。