【感想・ネタバレ】Ｂ＆Ｄのレビュー

ほしよりこ

※「主人公チィチィの特製シール」は付属されておりません。

『きょうの猫村さん』『逢沢りく』（手塚治虫文化賞マンガ大賞）のほしよりこが描く、３歳の天才児チィチィと男たちの世界。雑誌『クウネル』の好評連載にあらたな描きおろしを加えました。

[ブクログ · ★★★★★]

これはいい…！好き！
ほしよりこさんは全く守備範囲にいない漫画家でしたが、ふとこれを手に取って読み始めてみたらツボるツボる…！
男（子供含む）たちのゆるい会話に、ノスタルジックなスタイル。
特に小学生たちの格好と会話が、明治～昭和初期の小説世界を髣髴とさせる手触りで、なんと素敵なことか。
肝心のチィチィはそれほど…と思っていたら、読み進めるほどにやはりツボりました。
こんな世界が描けるほしよりこさんがうらやましい！

[ブクログ · ★★★★☆]

物語のラストがいい。あーお兄ちゃん好きなんだなってわかる。他のキャラも味があってすき。台詞がいちいちおしゃれでいい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　なにがＢでなにがＤかわからなかったが、面白かった。猫村さんが猫なのに家政婦をしている世界と同様、問答無用で容赦なく、チィチィは二歳（途中から三歳）なのに天才で学校（高校か？）に通ってて水泳部のコーチもやっててコーヒーを淹れるのもプロ並みにうまい。
　チィチィもかわいいけど、お兄ちゃん、こちらは平凡な小学生だが、こっちもかわいい。