有坂あこのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
姉妹の戯言
・「知らないと不安になる。だからみんな本や漫画を読む。ネットで調べる。映画を観る。
賢い人に聞いたりする。熱中して、それらを体験していれば、まるで物語の中に入ったみたいに、
旅をしているみたいに、錯覚できる。気分は、心は夢は、自由に、いろんなところを巡っている。
でも、ほんとに自分の目で見なければ、手で触れなければ、知識は知識のまま。ただの想像のまま♪」
「ゲームの中で、どれだけダンジョンを攻略しても、アイテムを集めても、魔王を倒して世界を救っても、
どんな大冒険をしても、実際には一歩も進んでないの。知らないまま、想像だけが膨らんでいくの」
「知識だけあっても意味はないの。だから想像だけしても意味はなかったの。
あなたはどこにも行けなかったの。いろんなところに、わたしを連れて行ってくれるつもりだったのに、
どこにも行けなくて、だから何も知らないの。見えないの。蓄積されず、成長もなくて、からっぽのまま」
「でも、これもあなたが望んだことなの。夢には願望が象徴となって現出する事もあるの。
あなたは、漫画や絵本を読み聞かせてあげたかった。共に空想上の世界で遊びたかったのかも。
でもそれができなくて」
「夢を見ているだけなの。いろんなところに行きたかったのに、あなたは行けなかったの。
ねえ、どうして知らないふりをするの?知らないふりをしている限り、どれだけ歩いたって無駄。
実際に歩きださないと、一歩も進んでいないのと同じなの。
全速力で走っているつもりでも、現状維持しかできないの。どこへ行っても、どこを探しても、
あなたが欲しいものは見つからないの。距離は縮まらないの。哀しいだけなの。決して赤の女王には追いつけないの」
・「息苦しいのは我慢してるからですよ」「呼吸を止めたら死んじゃうでしょ!」
「ねえ、どうして大事に隠して、宝箱の奥に仕舞っておくんですか?」
「隠すことで、我慢することで、歪んで形を変えて、毒や怪物になっちゃうかもしれないのに?」
「食べずにずっと仕舞っておいたら、冷蔵庫に入れても腐っちゃうよ!」
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ゲート」シリーズの著者、柳内たくみ氏の著作。ゲートよりも短いので終わりのほうでは読み終えてしまうのが寂しくなるほどであった。それだけ登場人物たちに感情移入していたということ。終わり方もさわやかで、感動もし、笑えて読み終えた。もっと読んでいたかったと思える小説。
内容は第二次大戦直前の、フィンランドとソビエトの「冬戦争」。結果的にフィンランドが負けたのだが、ソビエトに一矢報いて併合することを許さなかった戦い。政治的な内容はほとんどないが、一部終わりのほうで説明があって歴史的な背景を知ることができる。これが日本だったら「さっさと降参していれば戦争の悲劇は防げた」などとマスコミが騒ぎそうな戦い。負けたが一矢報い、それゆえに蹂躙と隷属、そして共産化を逃れた誇るべき戦い。
描写も柳内たくみ氏らしく極めて健全。ヤングアダルト向けともいえるか。敵も味方もキャラ立ちしていて非常に面白い。
文句なく星五つ。 -
購入済み
勿体無いなぁ
これで完結なのは実に勿体無い。確かにラノベとしては毛色が違うけど、表現力·文章力は巧い。
もっと読みたいので機会がああれば書籍化して欲しい -
購入済み
気に入った♪
予想外に面白かった!
最初は「なんじゃこりゃ?」的感覚で読んでたけど、
読めば読む程に味の出る旨い珍味並みに面白く興味のそそる作品だった。
意外や意外。
さて2巻。 -
Posted by ブクログ
最近自分が非常に気に入っているシリーズの最新刊。
後書きでは打ち切りを匂わせるような言葉が並んでいたけど、Twitterを見る限りどうやら無事続刊は出るようで
今回は表紙にもなっている灰エルフのギルセリオンが割とメインになっている
カレルとセシリアが見る夢のせいで灰エルフには凶悪なイメージしかなかったけど、この巻を読む限り外界と隔絶されながらも逞しくそして賑やかに生活しているのかな
その中でギルセリオンは自分の部族の安寧を最優先に考えているが、最長老のファウンロールは人間への復讐を忘れていないと
いわば灰エルフの中では異端に分類されるのがギルセリオンということになるのかな。だから今回のフライスラント侵略においても最長老の思惑とは異なった行動を取る
そしてギルセリオンの戦いも幾つか描かれるのだけど……。その戦い方は見事の一言。飛んできた矢を手で掴んで放ち返すシーンは「火の国、風の国物語」のアレスを思い起こさせるね。
弓術や剣術が相当な腕前で馬術の腕前もある。本作の他の主人公、カレルとヴェッセルが謀略メインであることを考えるとギルセリオンの圧倒的な戦い方は差別化が図られている印象
だというのにギルセリオンが最も得意としていることが別にあったとは……
第一巻ラストで登場した時からその才能は垣間見えていたけど、ギルセリオンの得意分野って房中術なのかよ!戦記物の主人公クラスがそんな特技があるなんて他に見たこと無いよ!
この巻ではその特技が遺憾なく発揮されて、本当に領地獲得に役立っているし……。
ギルセリオンと刺し違える覚悟で初夜を迎えた生娘をたった一晩で籠絡してしまうなんてどんな事をしたのさ……
巻の後半ではカレルの活躍が描かれる。
ギルセリオンの戦場を縦横無尽に駆け回るような戦い方と比べるとカレルの戦いは下準備が大半を締めているのも有って地味な印象を受けてしまう
いや、カレルもカレルで常軌を逸したような戦いを繰り広げているんだけどね
得体の知れない灰エルフの集団に単身潜り込み、信用をある程度勝ち取った上で罠の真上に布陣させてしまうんだものなぁ
セシリアの未来視という反則技はあるものの、それを踏まえた上でもあり得ない戦法である。そりゃフィクトル総督だってそんなカレルの戦い方を目の前にしたら兜を脱ぐというもの
次の巻では灰エルフの脅威を前にして司教領の内乱を収める感じになるのかな?
本来なら政略結婚以外の意味を持たない重要人物との婚姻。だというのにそこにコルネリウスと少女というキーワードが並ぶだけで、何が起こるか全く想像できなくなるとは
次巻の展開も今から楽しみで仕方ないな -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでいて此処までワクワク出来る戦記物ってなかなか無い。それでいてどの人物も非常に魅力的に描かれているのだから堪らない
今回登場したキャラクターの中では主要人物というわけではないが、幼い少女でありながら戦場を一変させるきっかけを作ったヴィルは驚きのキャラクターだった。
最愛の父親と別れて泣きじゃくっていた7歳の女の子があれ程の活躍をするなんてそうそう見られるものじゃない
舞台は異世界で人間以外の生物も存在して居るが、魔法などは存在しないように見える。そして文明レベルもそれほど高くはない。その為か戦争の様式はかなり古めの印象。純粋に指揮官の戦術や兵力が物を言う戦争。
だからこそアレンヘムを率いる立場になったカレルがセシリアの能力により自分の死に際を見られる点は大きな意味を持ってくる。一軍の将がどのタイミングで死を迎えるのかが事前に判り、何度もトライすることで回避の方法も見えてくるというのはこの世界ではちょっとずるい能力とも言える
なら、カレルはその能力に頼り切って油断するような人物かと言えばそうではなく、周囲を驚かせるような戦術を練り上げることも出来るとても魅力溢れる主人公となっている
第1巻から対立しているフィクトル総督はその手腕を見るにかなり有能な人物であり、彼が仕掛ける罠も普通であればまともな対応など出来ず降伏するしかない代物。しかし、自身の生き死にに関するターニングポイントが判り、戦術眼も優れているカレルがフィクトル総督の仕掛けた罠を不利な状況であっても寡兵を以って打ち破るさまは痛快と言う他ない
自分たちより遥かに多い軍勢を一滴の血も流さずに降伏させてしまう手腕は素晴らしいの一言。
この巻で他に印象的な出来事を上げるとすればマリアンの理想である「すべての人々が幸せに暮らす」なんて夢想を図らずもヴェッセルとカレルはその胸に懐き行動していくことになった点か
ヴェッセルは母の遺言を受けたマリアンによって押し付けられる形で、カレルはセシリアに相応しい男になるため。彼ら自身はそんな理想は可能だなんて欠片も思えないのに、その理想を叶えるために奔走することになる。
でも、よくよく考えればこの物語の着地点としてはいずれやってくる魔王の侵攻を五芒国の力を結集して防ぐことなのだから、主人公格がこのような理想のもとに行動するのは後々を考えれば役に立ってくるのかも知れない
何よりもカレルがその理想を叶える気でいると知ったヴェッセルはカレルを信用するようになるのだから悪いことなんて、きっと何もない
そして一難去ってカレルとセシリアの二人は本当の夫婦へ。ラノベなどでは有りがちな肝心な場面で邪魔が入るようなこともないってちょっと珍しい展開
政略結婚の為、二人は惹かれ合って結婚することになったわけではない。しかし、運命を分かち合い互いを助け合うという愛し合う夫婦に必要な想いを持てるようになった二人にとって、政略結婚であってもこのように互いを想い合えるようになったのだから、二人が初めての夜を迎えることに何の障害もないし、二人の仲を疑う理由なんて何もない
……だから、出来ればもう少しそのシーンについては掲載して頂ければ有難かったりするよ?
それにしても後書きによるともうひとり主人公格のキャラクターが控えているらしい。カレルともヴェッセルとも違うタイプと言うと思わずあのアレスのようなキャラクターを想像してしまうが…… -
Posted by ブクログ
バンドをやっている男子高校生が天才的な歌声を持つ、でもひきこもりの少女に出会って、コンテストに出ようとする話。
うん、題名そのまんまですね(笑)
設定も展開もどこかで見たことのあるようないわゆる定番で、読んでいて予想通りで驚かされるようなことは少しもなかった。
では面白くなかったか? というと、そんなことはない。
うん、面白かった。
だって、この物語には確かに感動がある。
ひきこもりの少女が少しづつそれを克服していく姿も。
締め切りギリギリにプロモビデオをみんなで創りあげる楽しさも。
音楽プロデューサーに才能がないと言われた時の落ち込みも。
それでも、なにかに成ろうとして逃げずに挑んだ先につかんだ喜びも。
いや、いいなあ。
青春だよなあ。
うん、青春だ。
ちなみに恋愛要素を絡めなかったのは、ある意味正解。
どうしたってこれ、女の子二人との三角関係になりそうだものね。
そうなるとこうスッキリとは終われなかっただろう。
でもそこはまた別の話で見て見たい気がする。
そういう意味で、彼らの今後も読みたくなる。
そんな良作。 -
購入済み
俺ガイルをはっきり連想させる内容だけどだからこそ設定等が変わりながら似た内容を読みたい人は楽しく読めるし、思ったより最後は爽やかで読書後は良い気分になりました。これで終わりは残念、続きが読みたいかな。
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無料版購入済み
アイリスかわいい
アイリスのポンコツがかわいいです。
原作は2巻まで読みましたが、原作ではどうしても不足していたアイリスのオドオドっぷり、キョドりっぷりがかわいい。 -
Posted by ブクログ
実在の人物と戦争をモデルに描いたライトノベル小説。
既に出ている伝記?とは違って軽く読みやすかった。また、シモヘイヘの狙撃手としての凄さも描かれていて、クルッカのかわいらしいところも好感が持てる。ミリタリーものであるためか、敵見方関係なく次々になくなっていくが暗すぎることなく、描かれていた。戦争で汚れながらも成長していくクルッカの姿に注目してみるといいとだろう。また、後日談やクルッカの親の話があるともっと楽しめたと思う。
私自身ミリタリーものは雰囲気が暗くなり重くなるので好きではないがこの本は読みやすいと感じた。ミリタリーものを読んだことがないひとに足掛かりとして進めてもいいそんなライトノベルだった。いろいろな意味をこめて、星4つで! -
Posted by ブクログ
はたらく魔王さまの作者の新たなシリーズ作。
今度はコンビニで夜勤する吸血鬼ですよ!
いや、確かに夜しか活動できない吸血鬼が生活するとしたらやっぱり夜勤しかないよなあ。
その発想が面白い。
物語的には主な登場人物の顔見せ的な、まさにこれからお話が始まるぞと言う巻だった。
主人公を取り巻く女性陣たちは、メインヒロインはポンコツででも実は名家だったり、闇の世界で権力を持つ不老不死の妖娘や、そして圧倒的な力を持つ敵であり主人公のある意味生みの親でもある古妖吸血鬼と、なかなか豪華だね。
そしてそんな女性陣に振り回される主人公にはご愁傷様、もとい、爆発しろと言いたい^^ -
Posted by ブクログ
隣国との戦争、内乱、灰エルフ防衛戦と来て今回は他国への侵入展開。元々魔王復活が2年後と明言されているから、どうしたってクライマックスを感じさせる展開をこの時点で匂わせるのは無理だと判っちゃいるが、それでも対魔王戦がまだまだ先の話と思うと流石に色々と思わなくもない
それでも個々の戦闘・戦術シーンは面白いものばかりだから主な気持ちとしては「良いぞもっとやれ!」という気分になるのだけど
この作品って勿論戦記物ではあるんだけど、この巻を読むと婚姻要素もかなり重要な要素を占めているように思える
本作の物語はカレルとセシリアの婚姻が認められることから始まり、第2巻では結婚式に辿り着くために何度も死を体験し、第3巻では婚姻を部族統治の手段として用いるギルセリオンが登場した。そしてこの第4巻ではコルネリウスとヘンリエッテの婚姻がセッティングされたことから騒動が始まっていく。
本作はいずれ訪れる魔王との戦いに向けて国を纏め上げていく事に重きを置かれているが、それが戦争の勝利や同盟だけでなくこういった部分にも表れているのだろうね
そう考えると婚姻相手が居ないヴェッセルってどういう立ち位置なんだろう?と思わなくもないが。イエッタとかは流石に相手としては違うだろうし
今巻では重要人物ヘンリエッテを守護する人物としてノルベルトが登場する。流石に彼が第4の主人公になるというわけではないだろうけど、準主人公と言って差し支えないほどの活躍をしているね。偶然とはいえカレルやヴィッセルをして腹黒い参謀だと思わせる程の妙案を思いついたのだから
まあ、彼の本来の役割は実直に物事をこなすことであるようだし今後はカレルの下で有能な手駒として活躍することになるのかな?
そして今巻のメインとなるのはやはりヘンリエッテとコルネリウスだろうね
以前から意外な弱点として子供好きと知られていたコルネリウス。そして子供でありながら大望の影で後ろ暗い想いを抱くヘンリエッテ。こんな組み合わせが婚約を前提に揃ったらそりゃ面白い事態にならないわけがない
コルネリウスは亡き妹を思い出させるヘンリエッテを前にして余計なことを喋ってしまうし余計な優しさも見せてしまう
同様にヘンリエッテも子供を子供として扱いどんな我儘でも聞いてやろうというコルネリウスを前にして自分が隠していた本心を詳らかにせずに居られなくなる
コルネリウスはヘンリエッテに頼られる大人としての面を見せるようになり、ヘンリエッテはコルネリウスに大人に庇護される子供の面を見せるようになる
今のところの二人はどう見たって恋人や夫婦のようになんて見えないけれど、何年か経てばこの二人は良い組み合わせになるのではないかと、そう思えるような描写ばかりだったね
本作は毎回ラストをトンデモ発言で締めくくるのが恒例になってきているが今回もかなりのレベルの爆弾発言が。というか、あの発言だけでも次巻への期待が高まるのだけど、後書きでその期待感を更に助長させるような言及が…!
これは益々続きを読みたい欲求が高まっていきますよ? -
Posted by ブクログ
いや、なんと言うか、いろいろツッコミどころ満点なんだけど、思ってたよりも面白かった。
スクールカーストに革命を起こそうとするマルクス主義のヒロインと下層民(笑)の主人公の話。
ゲバラやマルクス主義やら言葉のチョイスは確かに活動家のヤバイ感じなんだけど、やってることは特に普通だよなあ(笑)。
ヒロインのヤバさよりもむしろ主人公の妄想の方がいろいろやばい気がする。
そう言う意味でのハイライトはヒロインが爆弾テロを引き起こすと妄想して主人公がヒロインを抱き倒す場面。
いや、笑わせてもらった。
いろいろ恥ずかしいけど、でも青春だよなあ(笑)
物語の構成的にはちょっと『俺ガイル』を思いだしてしまうのだけど、まあそれほど気にはならない。
むしろ主人公がラノベお約束の鈍感さなのが、もうちょっと頑張れとしか(笑)
なんにしても読んで愉しかった。
あと、余談だけど、後書きでこんなに笑ったのは初めてかも(爆)
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Posted by ブクログ
師走トオル先生最新作。
師走先生の「火の国、風の国物語」は自分の中で戦記ファンタジーモノとして最高峰に位置しているのも有って同先生による再びの戦記ファンタジー開幕は楽しみで仕方なかった。
本作の舞台設定は198年前に魔王が居たが英雄たちによって倒されある程度平和が保たれている世界。そして主人公のカレルは特にこれと言って特別な能力は持っているようではないようだけど、遥か昔に滅びた魔王についての知識は誰よりも持っている。
世界観や主人公の設定は突出したものは無いけれど本作で特徴的と言えるのは<アレンヘムの聖女>がもたらす予知夢とその発動条件。自分のが死ぬ未来を体験できるがそのためには<アレンヘムの聖女>であるセシリアと同衾しなければならない……。この部分だけ見ると発表レーベルがアダルト系だったら「そういう」展開は確実に起きそうだ(笑)
死の予知夢と魔王に関する豊富な知識。それを武器にカレルが活躍する展開は始まったばかりということも有ってか本人の戦闘能力の低さのせいか、まだまだ抑えめのようにも感じられる
むしろ、もう一人の主人公と言わんばかりに登場し、<魔王の左腕>を用いて人の心を読み策略を巡らせるヴェッセルと今後どのような絡み方をしていくのかが気になってしまう。
予知夢に従い<狂嗤の団>を率いるカレル、権謀術数を繰り広げるヴェッセル。「火の国、風の国物語」のあの二人を思い出せれる二人組が本格的に手を組み魔王相手に戦う展開は来るのだろうか?
ラストはカレルの衝撃発言で次巻へ。や、何かしら誤謬を含んだ表現なんだろうけど、ちょっと次巻でどのような波乱溢れる展開が巻き起こるのか、カレルのアイディアがどのように戦乱を収束させるのかが気になってしまう -
Posted by ブクログ
久々にラノベを読んだ
大まかに、登場人物の関係性だけを見ると、
完全に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」に一致する
細かな内容としては面白く読めた
たまに分からない世界史の用語が出てくるけど雰囲気で笑えた
ラブコメロマンスになりかけな部分をあちこちに置いてあるのは、全く王道で、良い
ラノベの特徴なのだろうけど、
最近のアニメ作品やラノベ作品のタイトルや用語(「ソウルジェム」だとか)がしつこく出てくるのが嫌い
読者にサブカルチャーへの教養を試してるのか、面白いつもりなんだろうけど、面白くはない。所詮ラノベだと感じた
こういうのって大体、続編が出ようがなんだろうが、一巻ごとに話を一回ずつまとめるものだろうし、本作品もそうなんだろうけど、終わり方が潔くない -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙&タイトル買いのアルファポリス文庫。
作家さんは『ゲート』の作者、柳内たくみ氏。
つまりはミリタリー物。
1939年のフィンランド、ソビエト間で行われた冬戦争をべースに、
実在した《白い死神》シモ・ヘイヘと、主人公クルッカの物語。
射撃に才「のあるクルッカは、
男装してクルック・サムライネンとしてスオミ軍に志願。
配属された第三十四歩兵連隊で『白い死神』と敵軍から恐れられる
狙撃の天才シモ・ヘイヘと出会う。
そして約100日間の戦闘の物語へ。
正直、表紙買いするにはちょっと重かったな。450P超でイラストなし
文章硬めですからねえ…
でも文章の方は読んでるうちにすぐ慣れますけどね。
十分面白いですし。
にしてもガッツリミリタリー物。しっかり狙撃物。
手に汗握るバトル展開でしたねえ。
ストーリーも綺麗に纏まってましたし、
若干クルッカが、ウザいくらいでしょうか不満点はw
視点が入れ替わることで戦闘中の心の動きが見えるのも魅力ですね。
敵味方の矜持あっての物語ですからね。
一方方向視点の戦争物なんてドキュメンタリーかプロパガンダにしかならない。
物語として素晴らしい。
ミリタリー物好きにはお勧めしていいのではないでしょうか