氷堂れんのレビュー一覧
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主人公の二人が何だか簡単に恋に落ちてしまった印象でしたが、きっと運命の出会いだったのでしょう。
大人の欲望の犠牲になったその子供たちが気の毒でしたが、ヒーローが幸福の道を歩み始める結末で良かったと思います。 -
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ネタバレ随分と遠回りした二人だったなあ。
割と当初から両思いだったようだが、主人公は過去のトラウマのせいで相当考え方が捻くれてしまっていて、相手からの好意を素直に受け取れないし。
相手に合わせて頑張ろうと必死で、折角の好意を素直に受け取れない。
何度、いやもういい加減に受け入れてくれと思ったことか。
一方ヒーローはヒーローで、優しいには優しいが手も早く、本心を見せてくれないから、体の関係は進んでも、心が近づいてこない。
肝心なところですれ違ってるので、非常にもどかしい思いをした。
というか、ヒーローよ。
最初から彼女のことをちゃんと思っていたのなら、最初からそう言っておいてくれ。
思わせぶりな描写 -
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いろいろ詰め込み過ぎのように感じました。もう少し伯爵の気持ちの揺れが丁寧に描かれているとよかったなと思います。
あと貴族なのに庶民のように会話しているのが残念でした。イラストは可愛くてとても気に入りました。 -
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エリカを応援したくなりました
エリカの力が暴走して気を失ってしまった。領地の水質に何が?守ってくれたライが凛としてカッコ良かったな〜。新しい事業で領民たちを救えるのか?エリカ頑張って。
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キレイな顔立ち
エリカが偶然見つけた温泉で癒やされているところ突然やって来て倒れていたのはライという青年。流れでエリカの護衛係に。キレイな顔立ちで、どこかの王子様みたいだね。
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エリカ頑張って
エリカは今世でも前世でも愛した人に裏切られてしまって、男運のなさが可愛そうです。辛かったとしても、ちゃんと前に進もうとする強い心が見られます。巻頭のイケメンは誰?
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ネタバレ鳥に意識を移せる力は確かに通常役に立たないけれど、最終的には夫を守れたよう。
(戦の斥候役となるのかと思ってたけど、流石に王女様にそこまではさせなかったか)
夫は家族に本当に恵まれていない。
特にあの毒母。
王女に口論で勝てなかったから何か仕掛けてくるだろうなと思っていたら、やはり。
不穏な気配は察してはいたんだ。
実行犯もやはりあなたかと。
ただ王女の力と、本当に彼らに力を貸してくれる仲間がいたことで乗り越えられてよかった。
理解者が一人ではない、これがどれほどありがたいことか。
毒母への仕返しがなかったのは少し残念だったが(何しろ主役二人が揃ってお人好し)女神は見ている。
きっといつか破滅 -
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コメディタッチ
狼に育てられた王太子のヒーローと、幼い頃彼を教育して人間らしくしたヒロイン。再び再開して、ヒーローはヒロインにまっしぐら!ヒロインは身分差を考えて彼を受け入れてはいけないと悩むが…。主人公の2人が破天荒でなかなかキャラが濃かったかな。基本、コメディなので軽く読める。狼に育てられた件が意外にあっさりとしてて、そこはもっと重要なんじゃない?って思った(笑)
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もう少し…
年上ヒーローがヒロインを好き過ぎて、自分の欲望を抑えきれなくなるため冷たい態度をとります。設定としては良かったのですが、ヒーローsideもう少しあれば、彼の気持ちがよく分かって甘くなったのになぁ…と残念。イラストはキレイでした。
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美しい主人公
美しいヒーローが自身も男娼まがいのことをしながら、貴族社会でのし上がっていくとともに、美しいヒロインを調教して、高給娼婦として利用するというお話です。
ヒロインは、ヒーローが好きなので、一途に仕えますが、そのヒロインをヒーローが愛してしまう、という設定です。
セックスのシーンが多くて、色々あるので、それがメインで読みたい人には薦められるかもしれませんが、ストーリー展開が私にはいまいちでした。 -
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面白かったけど…
魔法がひたすらに好きで、それに伴う名誉や欲は全く無いヒロインと、研究好き過ぎて生活グチャグチャなヒロインの世話をするオカン系騎士ヒーロー。
とにかく2人とも良いキャラで素直に応援してあげたくなる。ヒロイン憧れの魔法使い登場で、嫉妬してヒロインを襲いそうになっちゃったりするけど、結局彼女の幸せを願って手を貸してあげるヒーローとか、すごい良いヤツで好きです。
ちょっとした事件になるであろう伏線の人物はあっさり読めたので、それは残念。
でもちょっと可哀想だったなぁ。
エピローグで救いがあって良かった。
うーん。
話にもうひとつ盛り上がりが欲しかった気がします。 -
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ネタバレ俺サマというか、過去の一件のせいで引きこもりになってしまった若い作家さんを立ち直らせるために、女性編集さんが体当たりでぶつかっていくお話だった。
この女性編集の真央が本当に真っ直ぐで体当たりで、彼の作品を本当に心から愛していて、若くて青いと言われるかもしれないが(事実あるキャラに言われた)その真っ直ぐさ、青さが非常に眩しく、尊いものに見えた。
羨ましいとも言える。
だからこそ、累も立ち直ることができたし、惹かれたのだろうと思う。
作家として読み手に一途に思われることが嬉しくない訳がないのだから。
編集部を潰さないためにというのが理由だったが、その理由を最後まで隠し通して彼を復帰させたのがいい -
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たった15歳でヒロインに対して形成されたという年季の入った執着とその執着振りがよかったです。
寝ているヒロインに対する愛情表現や、ピアスは自分がつけたいという官能的なシーンにときめきました。 -
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ネタバレ理不尽な理由で家族を奪われたアーレストの復讐心はよく分かる。
そのために聖女を殺して「祝福の儀式」を失敗させ、国を滅ぼそうとするのも分かる。
ただ殺そうとした聖女が純粋培養過ぎた。
生まれながらに聖女として育てられ、ありふれた気付きや幸せを知らない無垢な乙女。
ちょっとしたことで喜んで、名前を呼んでくれる存在アーレストがいるだけで幸せだと言う彼女に、どうして剣を突き立てられようか。
復讐心しか持たず20年を生きてきた彼にとって、それは救いだったか、残酷な運命だったのか。
読みながら途中までこの二人が幸せになれる結末が想像できず、随分ハラハラした。
アーレストが復讐を果たした時、彼の隣には恐ら