ダニエル・ピンクのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
21世紀にまともな給料をもらって、良い生活を仕様と思ったときに何が必要か、何をしなければならないかについて。自己啓発本。(モチベーション3.0のダニエル・ピンクつながり)
■今の仕事をこのまま続けて良いか、3つのチェックポイント→今ある危機
1.他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか→中国、インドなど安い労働力
2.コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか→自動化による置き換え
3.自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか→価値観の変化
1と2の答えがイエス、あるいは3の答えがノーだと、このままでは不十分
→コンセプトの時代。答えのない社会。この時代を生き抜き、
社会を動かしていく力は、「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」の思考である。
6つのセンスを磨くこと。
■コンセプトの時代に求められる6つの感性(センス)とは
・機能だけでなく「デザイン」
デザインで感情に訴えかけてくるものを創る
「デザイン専門誌」に触れる。How,ID, Metropolis, Nest, Print, Real Simple
・議論よりは「物語」
相手を納得させる話ができる能力
豊かな生活を送る人が増えるにつれ、生活の「意義」を追求する機会が増える。そんなとき、物語が意義を追求するための手段となることが少なくない
・個別よりも「全体の調和」
全体像を描き、ばらばらなものをつなぎ合わせて印象的で新しい全体感を築くき上げる能力
境界を越え、発明でき、比喩を作れる人。
・論理ではなく「共感」
人の話を聞き、人と共感する
・まじめだけでなく「遊び心」
・モノよりも「生きがい」
物質的には豊かになった現代では、目的、超越、精神の充足を追い求める
「私は人生の究極の目的は、幸福の追求だと信じています。これははっきりしています。宗教を信じていようと今井と、あるいは、どの宗教を信仰していようとも、誰もが人生に何か良いことを見いだそうとしているのです。ですから、生きるという行為は、まさに幸福を目指しているのだと思います。(ダライ・ラマ)」
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ネタバレ【気になった場所】
格差社会で避けること
・他国(特に途上国)ができること
・コンピュータやロボットにできること
・反復性のあること
VUCAの世界で求められる人材
・多くの人の意見を聞いて自分の考えをまとめられる人
・壁にぶつかったら、それを突破するアイデアと勇気を持った人
成功するために必要な感性
→デザイン+物語+調和+共感+遊び+生きがい
→後天的に備えられる資質
右脳と左脳の相違点
・右脳は左半身を、左脳は右半身を制御する
・左脳は逐次的に、右脳は右脳は全体的に瞬時に処理する
・左脳は文を、右脳は文脈の処理を得意とする
・左脳は詳細を分析し、右脳は大きな全体像としてとらえる
物を語る能力の本質
→感情によって豊かになった文脈
→誰でも瞬時にアクセスできるようになり価値の低くなった事実でも、文脈に取り入れ感情インパクトを相手に伝えること
調和=絵を描くこと+関連性をとらえること
→全体像を見ること
共感力を高める方法
→感情を持ち、こちらや心にも影響を及ぼす人間と関わり合っているのだと認識できるよう、それなりの愛着を持つこと -
Posted by ブクログ
様々な分野のプロたちが綴る、問題解決をテーマにしたインタビュー本。面白いなと思ったのは、ヤン・チップチェイスの話で、あるルワンダの女性が電気が通ってからというもの自分の家にはアイロンがあるということを魅せつけるために、外出の頻度が高くなったというもの。表面的に見栄えのするものを消費者は買い、自分の社会的地位を高めているのだ。企業側は消費者の内面を知り、純粋な動機や欲に焦点を当てて商品を生み出すべきだ、と彼は語る。政治や流通など、様々なものはトップダウン方式で一般人に還元されるので、我々が”バカ”であればあるほどトップ側は得をするという現状を改めて知り、純粋に怖いと思った。
また、アニタ・エルバースの話では、スターバックスがコーヒー1杯に4ドル払うことを普通だと感じるよう消費者を訓練した一方、音源1つに彼らは1ドルかけることに抵抗を感じていることを例に取り、顧客が「もう少し安くあるべき」と感じる産業は、その産業自体が危機にあると見なければならないとしている。スターバックスが消費者を訓練したという表現が新鮮である一方、的を得ていると感じた。1企業が消費者の価値観を変えうるという非常に興味深い事実である。
全体を通して、インタビュアーの質問は的確で、彼ら(?)の知性をのぞかせている。おそらく、この原版は韓国のものであり、日本とズレた質問や例が散見された。ウォンを日本円に換算するぐらいはしてもいいのでは?と思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【6つのセンス(感性)】p27
デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがい
「ハイ・コンセプト」:パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力など。
「ハイ・タッチ」:他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他の人びとが見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力などである。p29
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左脳は逐次的、論理的、そして分析的に情報を処理するが、右脳は非直線的で、直観的、本能的、そして包括的、全体的に機能する。
【右脳と左脳】p48
①左脳は右半身を制御し、右脳は左半身を制御する
②左脳は「逐次的に」処理し、右脳は「全体的、瞬時に」処理する
③左脳は「文」を、右脳は「文脈」の処理を得意とする
④左脳は「詳細を分析」し、右脳は「大きな全体像」としてとらえる
<メモ>右脳と左脳、有酸素運動と無酸素運動
20世紀:ナレッジ・ワーカー(by ドラッガー)=左脳主導思考 p69
チェスの世界チャンピオン・カスパロフvs. IBM製「ディープ・ブルー」=「脳の限界への挑戦」
1997年、カスパロフ敗北 p88
「ソフトウェア」をコーディングするコンピュータ=エンジニアを淘汰 but PCでも出来ないこと
①「処理能力」より「創造力」
②技術マニュアルで得られる知識より「潜在的知識」
③細かい部分にこだわることよりも「大きな全体像を描く能力」p93
《3. 右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ》
【「体力頼み」から「左脳の勝負」へ、そしてこれからは―】p98
18世紀:農業の時代(農夫)
19世紀:工業の時代(工場労働者)
20世紀:情報の時代(ナレッジ・ワーカー)
21世紀:コンセプトの時代(創造する人、他人と共感できる人)