ダニエル・ピンクのレビュー一覧
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21世紀にまともな給料をもらって、良い生活を仕様と思ったときに何が必要か、何をしなければならないかについて。自己啓発本。(モチベーション3.0のダニエル・ピンクつながり)
■今の仕事をこのまま続けて良いか、3つのチェックポイント→今ある危機
1.他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか→中国、インドなど安い労働力
2.コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか→自動化による置き換え
3.自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか→価値観の変化
1と2の答えがイエス、あるいは3の答えがノーだと、このままでは不十分
→コンセプトの時代。答えのない社会。この -
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ネタバレ【気になった場所】
格差社会で避けること
・他国(特に途上国)ができること
・コンピュータやロボットにできること
・反復性のあること
VUCAの世界で求められる人材
・多くの人の意見を聞いて自分の考えをまとめられる人
・壁にぶつかったら、それを突破するアイデアと勇気を持った人
成功するために必要な感性
→デザイン+物語+調和+共感+遊び+生きがい
→後天的に備えられる資質
右脳と左脳の相違点
・右脳は左半身を、左脳は右半身を制御する
・左脳は逐次的に、右脳は右脳は全体的に瞬時に処理する
・左脳は文を、右脳は文脈の処理を得意とする
・左脳は詳細を分析し、右脳は大きな全体像としてとらえる
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ネタバレこれからの時代は、右脳を活かして新しいことを発想する力が必要だ。
その理由は、1)途上国に優秀な人材がいる、2)ロボット技術が発展し仕事が置き換えられる、3)世界中にアウトソーシングが可能になる、ためだ。
ここで、生き残る方法が、右脳型の仕事である。よって、今後は、デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがいというキーワードをもとに、カンニングを上手に利用して行動に移す力が求められていると説く。
この本は、この6つのキーワードについて説明しているのだが、「うん、そうだよね、大切だよね」で終わってしまっている気がする。
読者の中には、この本を読んで、例えば「デザイン」と聞いて、ビビッと来る人もい -
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様々な分野のプロたちが綴る、問題解決をテーマにしたインタビュー本。面白いなと思ったのは、ヤン・チップチェイスの話で、あるルワンダの女性が電気が通ってからというもの自分の家にはアイロンがあるということを魅せつけるために、外出の頻度が高くなったというもの。表面的に見栄えのするものを消費者は買い、自分の社会的地位を高めているのだ。企業側は消費者の内面を知り、純粋な動機や欲に焦点を当てて商品を生み出すべきだ、と彼は語る。政治や流通など、様々なものはトップダウン方式で一般人に還元されるので、我々が”バカ”であればあるほどトップ側は得をするという現状を改めて知り、純粋に怖いと思った。
また、アニタ・エルバ -
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ネタバレ【6つのセンス(感性)】p27
デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがい
「ハイ・コンセプト」:パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力など。
「ハイ・タッチ」:他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他の人びとが見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力などである。p29
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左脳は逐次的、論理的、そして分析的に情報を処理するが、右脳は非直線的で、直観的、本能的、そして包括的、全体