ダニエル・ピンクのレビュー一覧
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ネタバレ自分の仕事が、自分の事業が、自分の会社が、グローバリズムの広がりとコンピュータが台頭する中で少しでも長く生き延びるための指針を得ようと読んだ。その上で「生き残るための3つの問い」を立てた。
1 自分のこの仕事は、他の国ならもっと安くできるだろうか?
2 自分のこの仕事は、コンピュータならもっと早く、正確に、数多くできるだろうか?
3 ゼロから生み出した自分の仕事は、相手に独特な体感・価値を提供できているだろうか?
僕はこの問いのうち1と2を今でも初めてお邪魔するクライアントとの打合せの席で必ず言う。自分自身に言い聞かせるためにも。 -
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ネタバレ.
ハイコンセプト/Daniel Pink 著.
Daniel Pinkさんの本は本当に面白い。
訳者の人も相当優秀なんだろうけど、原書ならもっと面白いんだろうか。
英語勉強して、洋書読みまくりたいなぁ。
これからの正解のない時代には、右脳をいかに使うかが大事らしいです。
右脳は全体を捉えたり、デザインしたりするときに働く脳で、これまで評価されてきた分析だったり、論理に関する左脳とは違うもの。
でも、右脳全開で良いかというとそうではなく、右脳で生まれたアイデアを市場に適用できるかどうかを左脳で判断して実行していく必要があるのだと。
だから、独創性があり、分析的でもある人が活躍できるような -
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ネタバレ2005年に出版された本だが、15年経った今となっては大いに納得する内容だ。
15年も前に本書に巡り会い、右脳主導思考、ハイ·コンセプト、ハイ·タッチの重要性に気づき、6つの感性(デザイン·物語·調和·共感·遊び心·生きがい)を磨いている人は今頃その効果を実感しているだろうか。
今からでも遅くない、いや、これから「ハイ·コンセプトの時代」が到来しているのではないだろうか。この先、より重要視すべき6つの感性が求められる時代になっているのではないだろうか。
ならば、著者、ダニエル·ピンクが与えてくれた、本書に記された6つの感性の重要性を噛み締めながら、その磨き方·ツールを積極的に利用していきたい。 -
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テクノロジーの発達に伴い、情報を入手する手段は飛躍的に広がったものの、その情報シャワーの中から、人間の心に刺さる、そして、行動を変える、促すような、情報を投げるのは、きわめて難しくなっている。
そんな中で、どんな考え方、能力が必要か、脳の使い方から論じてくれるのが、このダニエル・ピンクの一冊である。
だいぶ前に読んだのだけど、定期的にページをめくりたくなる、定期的に「6つのコンセプト」を戒めたくなる、座右の1冊といっても過言ではない。
常に心に刻んでいる、私にとっての重要なフレームワーク。
以下、抜粋:
『新しい時代を動かしていく力は、これまでとは違った新しい思考やアプローチであり、そこ -
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大前さんの本は個人的に学びが多くて好きで何冊か読ませてもらってますがこの本は自分が「新しいこと」を考えるのが好きだったのもあって手に取りました。
「この人はどんな風に新しいことを考えるんだろう」「この人がいう新しいことを考えるってどういう意味だろう」、そんなことに興味があったので。
読んでみた感想ですが、とっても良かったです。直観的な動き方、考え方をしてる人、あなたの時代が来ますよ!^^
「新しい時代」といってもこれまでのやり方がガラっと変わるわけではなく、これまでに積み上げてきたものをよりレベルを上げていくには新しいことをする必要があって、そのためにはこれまで後回しにされてきた要素が -
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ネタバレ今年初の五つ星評価。
筆者が言いたいことは次のとおり。
「ソーシャルメディアはあなたが参加しようとしまいと、とにかく始まってしまっている。社交性(ソーシャル性)を持ち合わせた人は、この新しいテクノロジーを活用してさっさと自分のつながりをもっと強化していくだろう。あなたは2つの選択肢の前に立たされている。「妨害者となるか」(邪魔をするか)あるいは、「遅れずに参加するか」(乗船するか)だ。」(p215)
そのほか、
・ソーシャルメディアはマーケティング用途と同じくらい、学習に対しても有効(p4)
・ソーシャルラーニングは人々の仕事の進め方を根本から変える(p18)
・ソーシャルラーニングは情報 -
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出版社/著者からの内容紹介
21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか。本書はこの「100万ドルの価値がある質問」に初めて真っ正面から答えを示したアメリカの大ベストセラーである大前研一
目次
第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」の時代(なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ)
第2部 この「六つの感性」があなたの道をひらく(「機能」だけでなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」では -
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数多くの研究結果を元に、論理的に「後悔」の必要性を説いている一冊。
後悔という漠然とした概念を「基盤に関わる後悔」、「勇気に関わる後悔」、「道徳に関わる後悔」「つながりに関わる後悔」の構造で体系化されている点は非常にわかりやすかった。
私の場合「勇気に関わる後悔」が多いと感じる。
・あの時転職していれば・・・。
・周りの空気を読まずに、自分の意見を主張できていれば・・・。
・あの子に告白していれば・・・。
枚挙にいとまがない。
本書によれば「行動しなかったこと」という経験は、皮膚の内側に後悔の種子を埋め込むことにより、無限の推測を生み苦しむ。だからこそ行動すべき。と述べられている。「行動 -
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21世紀の3つの危機
1.豊かさ→機能だけでなく、美しさ、など重要
2.アジア→グローバル化、日本人も出稼ぎ?!
3.オートメーション→AI、テクノロジー
今の仕事をこのまま続けていいか 3つチェック
①他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか
②コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか
③自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか
→一つでもNOは深刻
今後の判断基準にしたい!
印象に残ったこと
6つのセンスの特に2点
「議論」よりは「物語」
事実は誰にでも瞬時にアクセスできるため、一つひとつの事実の価値は低くなる
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事実を「文脈」に取り入れ