落合博満のレビュー一覧

  • 決断=実行

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    ネタバレ

    洋書 Twin Thieves に書いてあることは、成長の妨げは、失敗への恐怖と、他人からの評価への恐れの二つからくると書いてある。落合氏は基本的に同じことを言っている気がしてならない。もちろん一昔前に育った人であるから、伝え方や事例が古風と感じる人もいるかもしれない。
    だが、この人の強さは若い頃に何度も回り道をしながらも、自分の好奇心と好きを押し通せた芯の強さだろう。そこには「他人からどうみられるか?」というものへの麻痺か、恐れを乗り越えた過去があることは、彼の著書からところどころ垣間見れる。


    どんな仕事でも、勉学でも、失敗したって命まで取られるわけじゃない。くよくよ悩むのも、決して恥ず

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    2021年11月22日
  • 落合博満 アドバイス―――指導者に明かす野球の本質

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    割と野球理論や技術的な記述が序盤に出てきたのでそれ程野球に興味の無い自分には選択誤ったかなと思ったけど読み進める内に野球に限らず全てに共通する金言が散りばめられおり参考になった。
    落合氏が優勝を前提に確立論で戦況分析してたのは意外。
    落合氏の考え方には共感する部分も多かったので今後何冊か読んでみよう。

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    2021年07月28日
  • 采配

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    落合監督の流儀がよくわかる本

    不器用であることはできるまでに時間がかかるが、覚えたものは忘れないというメリットがある

    常に観察すること。マネジメントでもこれが一番大事だと思う。

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    2021年07月17日
  • 決断=実行

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    プロ野球の仕組みを理解している人、そして組織マネジメントや人材育成に興味がある人にオススメ。

    「新人や若手の起用で気をつけたいこと」というトピックは知らなかった情報が書いてあった。

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    2021年06月14日
  • 決断=実行

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    落合さんはやっぱり仕事(野球)が好きなんだなぁ。「組織とは小さな『ピラミッド』の集まり」(p46)の話がよかった。

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    2021年02月28日
  • 采配

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    予習より今日の復習が大事。

    ミスは叱らない。手抜きは叱る。

    不安だから練習する。

    意識付けしていこう。

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    2020年05月09日
  • 采配

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    勝負の世界にいたからこそ書けるほんと感じた。
    一つ一つのコメントやそれこそ采配にはちゃんとした落合流の意味があり、それを裏付ける経験から成されていく為、納得感が非常にある。

    現場から見る一次情報から得るものは大きく、自分の見たものを大事にしようと思った。

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    2020年04月11日
  • コーチング

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    野球だけではなく指導する人すべてに通ずる内容。言葉と観察をもってして意図した言葉かけやサポートをこなす。信頼関係の作り方も当たり前のことだけど文字になって読むことにより、具体的にイメージできる内容だった。

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    2019年08月22日
  • 決断=実行

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    自己啓発本のようなもんかな?と思っていたけど、そんなことなかった。著者の考えが、わかりやすい表現で書かれていた。いっときの努力が実を結ばずとも、その過程は別の場で生かされるのでしょう。…そういうこと?w

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    2019年08月13日
  • 決断=実行

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    書かれていることはどれもまっとうなものに聞こえる。ただ、落合さんの過去作も読んでいると、既視感を覚えるかも(実際にかぶってるかどうかはわからない)。

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    2019年07月25日
  • 決断=実行

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    私は、落合さんのことを完全に勘違いしていた。

    「オレ流」や中日時代の猛練習などからてっきり、根性論と個人主義の人間だと思っていた。

    しかし、この本では、落合さんの頭の中で展開されていた理屈が語られており、そのいずれもがかなり理屈っぽく考えられているのがわかる。

    向上心旺盛で理屈っぽい落合博満の頭の中を少しのぞいてみることができる本だ。

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    2019年07月15日
  • 采配

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    ○どんな本?
    選手として、監督として、素晴らしい実績を残してきた落合さんの著書。

    ○学んだこと
    ・「嫌われている」「相性が合わない」は逃げ道である
    ・「心技体ではなく「体技心」
    ・自分の目標を達成したり、充実した生活を送るためには、必ず一兎だけを追い続けなければならないタイミングがある。

    ○感想
    落合さんの言葉は、実績に裏付けされた重みがあり、心にスッと入ってくるものが多かった。

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    2019年05月25日
  • コーチング

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    目新しいことがないと思えるくらいすごく真っ当な考えが述べられている。こういうことを野球の文脈でやってきて、結果としてあれだけの成績を残した落合さんという人が本当に凄く思える。決して野球の話だけではなく、あらゆる人に通ずる重要なメッセージだと思う。

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    2019年04月14日
  • 決断=実行

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    野球が事例にはなっていますが、語られているのは「プロの指導者としての仕事に対する姿勢」と「プロとして、プロの世界で生きていくのに必要とされる仕事観」です。我々、マネージャーにもプレーヤーにも今求められている姿勢だと感じています。

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    2019年04月02日
  • コーチング

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    本書の著者は、元プロ野球選手で、現役時代3度の三冠王に輝いた落合博光。現在(2008年)、中日の監督を務めているが、本書出版時、監督ではなかった。従って、執筆当時、指導者としての実績はなかったということになる。が、本書を読めば、彼が監督として成功している理由が良く分かる。彼の現役当時、マスコミで「俺流」といわれた個人主義、自己中心的発想はまったくなく(「俺流落合像」はマスコミが作り上げた幻想だろう)、ひたすら野球に取り組む求道者としての落合がここにある。野球を通じて培った経験、知識は、著者の指摘通り、社会生活やビジネスの場面においても十分参考になる。さすがに一流の人物の言は深い。

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    2018年10月23日
  • 落合博満 アドバイス―――指導者に明かす野球の本質

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    中日のGMを退任した落合さんが社会人野球の指導者に向けて書かれた書。野球とは直接関係のない人が読んでも気づきのある一冊になっている。

    野球の本質である勝利に関して愚直なまでに考え実行するところに、やはり見る者を惹きつける魅力があるように感じられる。

    落合さんの目指す野球は勝つ野球であり負けない野球である。とりわけ、シーズンを1勝139分けがベストと考えていることや9回2アウト満塁1点勝っている場面でイチローに打席が回ったらというところは読み応えがあった。

    ここ最近の中日はBクラスに低迷することが多く、最後まで見ていられなかったり球場まで足の遠のくことが多いが、そんな中だからこそできること

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    2017年07月10日
  • 落合博満 バッティングの理屈

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    現役時代、三度の三冠王を取った落合博満が文字通りバッティングについてとことん解説した一冊。

    自分は本格的な野球経験はないので、座学という形でしかないけれど、それでも色々と目から鱗になる記述が多かった。
    右バッターと左バッターの構造的な違い、スタンスに拘る必要はないこと、体形は関係なく、スイングスピードが大事なことなど、色々と勉強になった。

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    2016年03月06日
  • コーチング

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    ネタバレ

    史上唯一人の三冠王三度獲得者、そして三度のリーグ優勝監督。
    選手としても監督としても成功し続ける落合博満。
    本著ではその落合博満の「生き方」「考え方」を垣間見る。

    彼は自分をエリートではなかったという。
    エリートではなかった自分を、自ら一流に育てあげた実績・経験を元に、
    関わってきたプロ野球関係者とのエピソードを交えながら、
    「コーチングとは?」「良いコーチ、悪いコーチとは」を本人の言葉で語る。

    その根底には「自分の人生をより実りあるものにしよう」という信念が見えた。
    同時にとてもクレバーな印象を持った。
    中身の無いプライドに捕らわれず、最短距離で目標に向う合理的発想と、
    這い上がる過程で

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    2013年11月16日
  • コーチング

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    ○「見ているだけ」が理想のコーチング
    ○手取り足取りではなく,ヒントを与え,自ら考えさせる
    ○「そんなことは常識だ」と言う前に,納得できる理由を示せ
    ○部下に気持ち良く仕事させるのも上司の仕事
    ○まず部下に腹の中のことを全部吐き出させよ
    ○良いコーチと言われたいのか,良いコーチになりたいのか
    ○第三者を介しての言葉のキャッチボールは危険
    ○上に立つ指導者でも,分からないことは分からないという
    ○部下の専門分野に強くなれ
    ○周囲に目標を公言せよ
    ○結果が出なくとも自分がやってきた事実まで否定するな,他人を観察せよ
    ○よき理解者が3人いれば,人生は見誤らない

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    2013年09月23日
  • コーチング

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    落合博満が中日の監督をやる前に書いた本。部下に対する接し方や育て方や考え方をプロ野球時代の話と、それを一般的に話に置き換えながら話が展開されておりわかりやすい。"自分の役割に徹することが組織が目標を達成するための近道"という話で、選手・監督が自分の役割を理解し、それに徹した例としてワールドシリーズで調子が悪かった4番打者に躊躇無く送りバンドのサインを出し、それを遂行して世界一になった話を例にしていたが、その後著者が中日の監督になって、この言葉を裏付ける采配が数多くあった。この人は口だけの人ではないです。

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    2013年07月13日