落合博満のレビュー一覧

  • コーチング

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     中日の落合監督が中日の、というかプロ野球の監督になる前ぐらいの本。今だったらどんな風に考え方が代わっているか知らん、というのはまた別の興味なのだけれども、書いてあることはごくシンプル。組織の中で自分を生かすにはどうしたらいいか、という部分に関しては「自分がすべき仕事」と「組織の中の自分」に関して完全に割り切っている。このあたりが現役時代の落合の「仕事人」の姿勢として特筆すべき点でありましょう。
     会社のシステムがむちゃくちゃだったり不満があったり、ということは往々にしてあるだろうけれども、そもそも会社が社員のことを守ってくれるのだ、と云うところにべったりしすぎるのも困りもんだよ、と云うこと

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    2013年07月03日
  • コーチング

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    落合博満氏の考えるコーチングについて書かれた本。
    サブタイトルにあるように、コーチングにおいて重要な要素を、
    掛ける言葉と、強い信念の重要さを挙げている。
    自身の実体験を下に書かれた内容はその納得感も高い。

    「俺流」とも言われたように、自分のやり方を貫く姿勢のイメージが強いが、
    本書を読むとそのバックボーンとなる考え方がよく理解でき、
    「俺流」が極めてまともな考え方に則ったキチンとしたものであると分かる。

    野球に限らず、ビジネスにおいても使える内容である本書。
    マネージャーにもお奨めできる1冊。

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    2013年03月05日
  • コーチング

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    野球好きにはたまらない本!
    勉強になるしエピソードもおもしろい!

    監督になる前からこれだけ考えて自分の信念を持っているのは凄い
    これだけの観察力や分析力を持っているから三冠王を3回も取れたのだろうし、監督初年度からドラゴンズを優勝に導けたんだなと納得!!

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    2013年01月30日
  • コーチング

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    ネタバレ

    落合氏が監督を退任された後のタイミングでこの本を読んだのですが、当時から殆ど考えのブレもないことが感じ取れ、見通しの鋭さに驚きを禁じえませんでした。
    個人的に、打撃の最適解は個人個人で違うからおいそれと指導できないという旨の主張については異論があるので、★4つとしました。
    ただ、リーダーの考え方として、組織の在り方として、プロ野球団のみならず、一般の社会人でも示唆を得られるような考え方が随所に散りばめられていて、読んで良かったと素直に思える本だったと思います。

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    2012年10月07日
  • コーチング

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    2001年に出版された本。
    ということは、落合監督になる前に執筆されたものである。

    コーチ、指導者、選手、部下。
    野球を通じて教える側と教えられる側を経験した著者の経験談や自己分析内容などを独特の言い回しで(平たくいうと、実直に)綴られている。

    んー。
    なんというか。

    意外と繊細でマメな方なんだなと、読み終わって感じた。

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    2012年08月12日
  • 采配

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    ネタバレ

    ※追記:
    「お前、出世するぞ」と言ってくださいましたが、
    残念ながらその予想は外れておりますよ。

    落合監督にお会いする機会がありました。
    とてもあたたかい方で、感動しました(^-^)

    事前に、お会いする際に失礼でないよう「采配」を読みました。
    やはり、落合監督ほどの成功者の言葉は重みが違います。
    以下、ネタバレですが私が感動した部分を挙げたいと思います。
    ビジネスマンの能力向上には、監督する側される側両方において意識しておかねばならないポイントがありそうです。
    心のチクッと痛む指摘も多々ありました。
    スポーツの世界もビジネスの世界もそのポイントはなんら変わらないんですね。

    ●「状況を直視

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    2022年09月25日
  • コーチング

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    「采配」が面白かったので、読んでみた。教える側だけでなく、学ぶ側にも読んでもらいたいと思った。
    自分にとっては、「良いコーチ」と言われたいのか、それとも「良いコーチ」になりたいのか、という言葉が一番響いた。

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    2012年07月16日
  • コーチング

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    落合監督の独特の考え方が書かれている。共感する点もあり、新鮮な点もあり、とても参考になった。ちょっと違った角度から考えるヒントをもらった。

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    2012年03月13日
  • コーチング

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    コーチは自分からは口を出さず、とにかく観察し、教えられる側に何が足りないのか、どこを直すべきかを予め分析し、アドバイスを求められたら指導できるようにしておく。

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    2012年02月14日
  • コーチング

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    現役を引退してまだ2年、コーチ経験といえば横浜の春キャンプでの臨時コーチだけ、という時に書かれた本書。やはり、というべきか、コーチングよりも選手としての自己成長・自己研鑽に紙幅が割かれている。そこは獲れなくても三冠王奪取を公言していた落合氏らしい考え方で、常に目線を上に向けていくことに氏の真骨頂があるのだろう。

    コーチの仕事は教えることでなく見ていること。そして何が良くて何が悪いかを分析する能力がなければならない。

    バッティングは人から教わらず、自分で考え感性を磨いていくもの。対して、プロの守備はプロの指導者から徹底的に教わらなければ身につかない。

    結果が良かったから「ああ気分が良い」と

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    2012年02月05日
  • 決断=実行

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    落合さんのインタビューや、対談動画を見て、著書を読んでみようと思った。

    正直、活字ではそこまで引き込まれない。
    落合さんが実際に話している姿、声色、雰囲気があってこそ、魅力に引き込まれるのだと感じた。

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    2025年11月05日
  • こたえあわせ 伝説の舞台裏 落合博満対談集

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    「オレ流」落合さんとレジェンドたちとの対談集
    あの時の裏話が今、明かされる!
    〇8人の対談相手
     ・田淵幸一さん
     ・東尾修さん
     ・福本豊さん
     ・鈴木啓示さん
     ・山本浩二さん
     ・鈴木敏夫さん
     ・張本勲さん
     ・廣岡達朗さん

    〇レジェンドたちの共通点
     ・ハングリー精神の強さ
     ・謙虚さ
     ・落合さんのすごさを認めている

    〇Youtubeでも楽しめる
     Youtubeの対談がベースになっているので、動画がいい人、活字がいい人、好みに合わせてどうぞ!

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    2025年10月25日
  • 決断=実行

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    選手としても監督としても素晴らしい実績を残している落合博満さんの著書

    自分の感情や思考に対して俯瞰できる方なんだと思いました
    だからこそ判断できることがある
    冷静に見れることがある

    組織を作る上でも参考になること
    責任を与えることと、権限を与えることは別
    これを混合してる人いるなぁと
    そういう人って空気を悪くしてる
    そんな実体験と擦り合わせても、納得できる言葉が多かったです

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    2025年09月03日
  • こたえあわせ 伝説の舞台裏 落合博満対談集

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    BSフジで「プロ野球レジェン堂」という番組があるが、本書の対談内容はこの番組とよく似ている。

    対談相手の名前を見て、この本は誰が読むのだろうか?と思ってしまった。
    40歳くらいの人だと伝説の人ばかりなのではないでしょうか。
    高齢者が喜びそうな内容です。
    落合よりも年配の往年の名選手・名監督が対談相手なのだが、一人だけスタジオジブリの鈴木敏夫さんが混じっている。
    プロ野球の裏話を聞きたいので鈴木敏夫さんは本書には馴染まなかった。

    昔の話だからもう時効だろうと、これまで黙っていたことを実はこうだったとばらしているのが面白かった。
    落合は聞き役で、あまり自分のことは話していないが、東洋大学の野球

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    2025年05月03日
  • 采配

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    落合は、2004年から2011年までの8年間、中日ドラゴンズの監督を務め、セリーグ優勝を4回に加えて、2007年にはリーグ2位であったがCSから勝ち上がり、日本一の座を得ている。その他の3年間も、2位が2回、3位が1回という、監督としては文句のつけようのない成績を上げている。
    本書は2011年、落合が中日の監督を退任した年に発行されている。監督を務めた8年間について、どのような考えで指揮を執っていたのかを、自ら語る形で書かれたものである。オーソドックス、勝負に厳しい、采配自体は奇をてらったところがなく、むしろ、勝負が始まるまでの準備に多くの時間と配慮を割いている。そのような印象を持った。
    私は

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    2023年10月26日
  • コーチング

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    やはり考え方が好き

    良い指導者と思われたいか、良い指導者になりたいか
    会社に向けて、メディアに向けて、選手に向けて、どれを取るか
    みたいな話に得心

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    2023年03月08日
  • 決断=実行

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    中日ドラゴンズの監督・GMを経験した落合博満氏の著書。こちらはGM退任後の2018年に発売されており、『采配』からGM経験が加わっている。
    本著では以前の著書に比べ自身の経験や野球の話が多くなっているような感じがした。

    タイトルこそ違うテーマに見えるが根本的に内容は一冊を通して一貫している。
    落合氏の考えは基本的に自分のために最大限努力しやり抜くことが根底にあり、ほとんどこれを別の表現で伝えているに過ぎない。

    また本著においては、データの使い方や部下への関わりなど少し時代にマッチしてない部分もやや見受けられた。
    後半のテーマはやや屁理屈だったり小言だったりが多いように感じた。理屈が通ってる

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    2022年05月21日
  • 采配

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    野球もビジネスも同じ。自立した存在として成果をあげ、その成果が組織の成果にも結びついていたらやりがいにもつながりなおよい、ということか。極限の采配を繰り返してきた監督の意見は重い。さらにその考えは、ドラッカーのマネジメントの考えに行き着くような気がする。

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    2022年01月03日
  • 采配

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    『采配』/落合博満

    やっぱり、奥深いです。
    そんな考え方があるのか~という箇所ばかりでした。

    プロ野球の中日ドラゴンズの監督でもあった著者の「マネジメント」に関するテーマである本書。
    ビジネスシーンでも多分に、当てはまる、それどころか、ズバッと切れ込んでくるところが多いですね。

    ドラゴンズの監督時代は、徹底して、表情は鉄仮面のごとく変わらず、常に勝利第一主義。勝利こそがファンを喜ばせるという考えでした。
    ファンサービスという観点でいえば、物足りないと思ったファンの方もいたでしょうが、勝つための哲学は、随所に本書にまとめられています。

    p11
    本当の意味でのプロとは、自ら考え、責任を持っ

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    2020年06月12日
  • 采配

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    「完全試合直前で代わった山井より、後を投げる岩瀬のがキツイ」

    「一流には自分でなれるが、超一流には協力者が必要」

    野球は職業であるという割り切りにおいては、野村監督と同じ考えをもつ。

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    2020年05月19日