【感想・ネタバレ】こたえあわせ 伝説の舞台裏 落合博満対談集のレビュー

あらすじ

相対するは、球史にその名を刻むレジェンドたち――田淵幸一・東尾修・福本豊・鈴木啓示・山本浩二・広岡達朗――、そして落合が愛してやまないスタジオジブリの鈴木敏夫。球史に残る伝説の舞台裏をはじめ、「野球」と「人生」について語り尽くす。公式YouTubeチャンネル『落合博満のオレ流チャンネル』内のゲスト対談シリーズ「博満の部屋」発、野球ファン・落合ファン必読の書。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

YouTubeの番組から生まれた本。
あの落合博満がプロ野球のレジェンドたちと対談する。
田淵、東尾、福本、鈴木啓示、山本浩二、張本、廣岡。
1話だけ異色なのがスタジオジブリの鈴木敏夫氏。名古屋の財界からの紹介が二人の縁だという。落合の映画好きな一面がこれまた良い。
最近、元プロ野球選手が雨後の筍のようにYouTube番組をやっているが、この内容は格段に優れているように思われる。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

バッティングの技術論、練習などが面白い。それと落合の先輩に対する謙虚さ。意外!走り込み、振り込みの大事さがあるが、なぜいいか納得しないと今の若者はやらないだろう。

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

会社で管理野球の話が出たので、廣岡さんとの対談が掲載されているこちらの本を購入。
管理ではなく人間がやるべきことと言っていたり、自由が利かないならもっといいものを発見すべきというところは仕事でも役立つことだと感じた。

他にも満足したら人間成長しない。等、心に響くようなワードがあり、時間が経ってまた読み返そうと思う。

ジブリの鈴木さんとの対談が個人的には一番面白かった

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

なるほど、博満の部屋というYouTubeが元なのか。最後の廣岡さんの動画を見たけど、元気だよなやっぱ90なのに。本の写真の笑顔なんか最高だよな、この人。
きっと当たり前のことをきちんとやり続けて生きてきたらああいう顔で笑えるようになるんだろうな。
でも、こたえあわせってタイトルにあるから、どうして落合さんが、ああいうことを言えるのか、ああいうことをできるのか。どうしてそのように考えられるのか、その答えをやっと読めるのかと思って読んでたのだが、まだ読みが浅いからなのか、やっぱわからなかった。

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2025年06月13日

Posted by ブクログ

あまり喋らない落合が聞き役にまわると相手がたくさん喋ってくれるのには驚いた。落合さんは意外と聞き上手。相手を乗せる、話の腰を折らない、相づちがいい感じ。
レジェンド達の楽しそうなイキイキとした会話を引き出す落合の能力には感服。ただ、みんな古いタイプの「走れ!走れ!」の根性論信者の人達ばかりなので、今の世代には受け入れられないインタビュー内容だろうな。皆さん、走り込んだから強くなったのではなく、もともと走れる体力があっただけだったような気もするし。走り込みをあまりしなかったと言われる野茂さん、走り込み否定者のダルビッシュとかとも対談してみて欲しかった。
ちなみに題名の「こたえあわせ」、何の答え合わせなのかはよく分からず。

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2025年06月06日

Posted by ブクログ

往年のプロ野球を知る人には裏話を聞くようで面白いでしょう。
当時のプロ野球に触れていない人にとっては、昔はそうだったんだなぁと興味深く読めるのでしょうか。
今のトレーニングや常識は違う事を語っているかと思う。それを何を言っているんだとバッサリ行くのか、そういう事も有るのかなと思うのか。自分は草野球すらやらないので現役の人がどう思うのか興味があります。
それにしても、どの対談も面白く、一気に読んでしまった。
野球好きなら本書を手にとってみてはいかがでしょうか。

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2025年05月12日

Posted by ブクログ

「オレ流」落合さんとレジェンドたちとの対談集
あの時の裏話が今、明かされる!
〇8人の対談相手
 ・田淵幸一さん
 ・東尾修さん
 ・福本豊さん
 ・鈴木啓示さん
 ・山本浩二さん
 ・鈴木敏夫さん
 ・張本勲さん
 ・廣岡達朗さん

〇レジェンドたちの共通点
 ・ハングリー精神の強さ
 ・謙虚さ
 ・落合さんのすごさを認めている

〇Youtubeでも楽しめる
 Youtubeの対談がベースになっているので、動画がいい人、活字がいい人、好みに合わせてどうぞ!

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

BSフジで「プロ野球レジェン堂」という番組があるが、本書の対談内容はこの番組とよく似ている。

対談相手の名前を見て、この本は誰が読むのだろうか?と思ってしまった。
40歳くらいの人だと伝説の人ばかりなのではないでしょうか。
高齢者が喜びそうな内容です。
落合よりも年配の往年の名選手・名監督が対談相手なのだが、一人だけスタジオジブリの鈴木敏夫さんが混じっている。
プロ野球の裏話を聞きたいので鈴木敏夫さんは本書には馴染まなかった。

昔の話だからもう時効だろうと、これまで黙っていたことを実はこうだったとばらしているのが面白かった。
落合は聞き役で、あまり自分のことは話していないが、東洋大学の野球部を辞めたのは上級生の暴力のせいではなく、自身の怪我のためだと明かしていた。
プロ入りする前の学生時代の話題やドラフト・トレードの話も多くて楽しく読めた。
法政大学時代に山本浩二が投手で田淵とバッテリーを組んでいたことなど知らなかった。
何を考えて野球をしていたかを知れて良かった。

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2025年05月03日

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