椎崎夕のレビュー一覧

  • ひとでなし

    Posted by ブクログ

    さらっと読まずに、きっちり読むと二人の心情が見えてきます。
    長峰と里見の心の内を知りたいと思って読みすすむ、謎解きのような読後感。面白いです。

    リーマン、お仕事系ですが。お仕事はそっちのけで、バツイチ仕事ができる男、長峰が、延々出向先の上司、里見にロックオンされ、ペット扱い、軟禁調教されています。
    長峰はもともと攻だったせいか、性格なのか、何しろひとに主導権を譲りたくない男。ところが、里見はその上をいく超俺様で、上司としても申し分ない能力のある相手だから、さすがに一筋縄じゃいかない。
    力の差で長峰はあっさり捩じ伏せられていますが、それでもプライド高くてなかなか折れません。持ちこたえています。

    0
    2010年12月02日
  • ひとでなし

    Posted by ブクログ

    本当、ひとでなし!! 長峰にしてみれば、里見こそがひとでなしだと思うんでしょうが、ぶっちゃけ長峰だって同じくらいひとでなしでしたよね。過去の所業とか! サイテー!
    しかし……固執されるのも大変だ……。

    0
    2010年11月17日
  • 弟の親友

    Posted by ブクログ

     焦れったさが、MAXです。
     航さんも伏見も相思相愛なのに、なぜ勘違いか!!
     伝えたい気持ちが歪んだ方へ向かってしまう伏見が、不憫。

     そして、挿絵の佐々成美さんが大好きでたまらない。

    0
    2010年08月23日
  • 名前のない関係

    Posted by ブクログ

    [調査事務所副所長×バーテンダー]
    ツンデレ受け 

    言葉足らずだが強引な攻めと
    傷つくのを恐れるツンデレな受け。

    自分が本気になった事で色々焦れている事に気づかない強がりと、
    彼をここまで臆病な人間にしてしまった大人たちに憤る。
    というところがありました。

    個人的には攻めが余裕すぎる。
    もう少し必死になってくれたほうがワクワクするのに~と思ったりしまいした。
    でも面白かったです。

    ☆あらすじ☆
    男とは愛しあうが妻帯者だけはお断りという美貌のバーテンダー・宮下馨は、つきあっていた相手が実は既婚者だと知り一方的に別れ話を突きつけた。翌日、逆上した相手から暴力を振るわれているところを店の常連

    0
    2010年07月22日
  • 仕切り直しの初恋

    Posted by ブクログ

    [美容室店長×アシスタント]

    三十二番目の初恋のスピンオフです。
    スピンオフとは大体、元の話を知らなくても読めるのが殆どですが、
    これは絶対に前作を読んでからのほうがイイ作品です。
    だって本編よりも前作の登場人物の物語の書き下ろし部分?が凄くいいんです。
    最後の梶山目線の話にほろりと来ました。
    やっぱり梶山先生ですよね。
    仁科も格好よかったですが、梶山先生には負けますw
    そして前作に増して酷い信田。最悪でしたが、片付いてよかったです。

    ☆あらすじ☆
    見習い美容師・相良陽平は、横暴な店長・信田の元を去り、面倒見はいいが男女問わずちょっかいを出すという噂の仁科有吾の店に就職した。その仁科と酔っ

    1
    2010年07月02日
  • 臆病なキス

    Posted by ブクログ

    ※ネタばれ有なので、ご注意下さい。



    前作「壁際のキス」のスピンオフですが、この一冊だけでも大丈夫です。
    壁際~に出ている雄生ですが、相変わらずな性格なようでちょっと突っ込んだりしましたが(笑)




    佑哉の「変わり」としてその名前を名乗る経緯を読んでいると、そうしなければ自分の心を守れなかったという、由哉の行動がより可哀想だなぁと。
    自分が悪いと思い込んでいた事故で負った心の疵に、柘植が触れた時に、はっとする由哉が印象的でした。
    見方はそれぞれ。それこそ、当事者なのだから重く考えて当然だろうけど、第三者から向けられる意見で違う見解が出来る様になる。
    きっと、それは柘植だから出来たんだろ

    0
    2010年06月01日
  • 仕切り直しの初恋

    Posted by ブクログ

    「シノダ」を辞めた見習い美容師・相良陽平は、仁科有吾の店「RIA」に就職。仁科に惹かれていく陽平だが、信田の嫌がらせがはじまって…。
    三十二番目~の想と並ぶ健気さ。
    信田のことも、想達の恋の行方も2冊かけて大円団。

    0
    2010年04月28日
  • 三十二番目の初恋

    Posted by ブクログ

    骨折の原因となった勤務医・梶山のマンション居候する美容師・瑞原想は、過去に縛られる梶山に惹かれていく。そんな想にも、最初の男、医師・永澤が接近してくる。
    健気に梶山を思う想がいじらしい。

    0
    2010年04月28日
  • 本当のことは言えない

    Posted by ブクログ

    「あなたの声を聴きたい」スピンオフ
    宇宙人のような性格と評される篠倉司は、向井晴臣がゲイであることを知る友人。
    身体の関係を持ってしまったが、篠倉の家族を気遣う向井は…。
    あなたの~の時はちょっとヤな人だった向井だけど、意外とかわいい人だった。

    0
    2010年04月28日
  • あなたの声を聴きたい

    Posted by ブクログ

    宅配バイトの配送先で、早見貴之の祖母春梅を襲ったと誤解された中里亨は…。
    春梅と穏やかな関係を結び、貴之に惹かれていく亨の前に、かつて亨を襲ってきた母親の恋人津島があらわれた。
    つぎつぎに辛い目に遭う亨、頑張ってる姿も痛々しい。

    0
    2010年04月28日
  • 三十二番目の初恋

    Posted by ブクログ

    作家買い。受はあまり好みじゃないが攻が凄くイイ。スピンオフ?の仕切り直しの恋も良かった。椎崎さんは外れがないので安心。

    0
    2010年04月14日
  • きみの背中を見ている

    Posted by ブクログ

    【あらすじ】 ずっと好きだった親友の結婚式の日、嶋津一哉は、酔った勢いで見知らぬ男と一夜をともにしてしまう。夢だと思いたい。けれど肌に残る痕がなによりの証拠だった―数か月後、一哉はある事情から親友の弟・西藤成章と同居することになる。成章は一哉がどんなに素っ気ない態度を見せても懐いてきて一哉のペースを乱す。そんな成章にいつしか一哉も心を許すようになっていった。だが、ある日、成章の背中に見覚えのある傷痕を見つけてしまい。

    本編は好き。
    受さんが凛とした寂しい人で、好きなタイプ。
    親友との関係とか受視点のわんこも好感持てた。
    描写もわかりやすくて読みやすかった。
    なのに残念な気持ちが後味に残った。

    0
    2010年08月26日
  • 三十二番目の初恋

    Posted by ブクログ

    ちょい不思議な題名です。最初の恋が三十二回目?でも、椎崎さんなんで、内容はオススメできます。面白かった。

    0
    2010年03月22日
  • きみの背中を見ている

    Posted by ブクログ

    ずっと密かに片思いしていた親友の結婚式の夜、酔った勢いで一夜をともにした男は親友の弟だった…。っちゅー、年下攻め本です。おもしろかったですよー。若いってそういうことだよね、って感じで。

    0
    2010年03月22日
  • 水底の月

    Posted by ブクログ

    長崎の遊女×異国船の船長

    廓のしきたり、掟に縛られ、人から労られることも知らず
    ただひたすら人目につかないように部屋の中で生きている
    主人公が哀れです。
    そんな彼に惚れる船長も案外無神経だと思いましたが、
    一応攫って逃げるだけの甲斐性はありました(笑)

    互いを思いやる心情が、返って二人を遠ざけてしまったりと
    胸にぐっっと来る切ないお話です。

    0
    2009年10月04日
  • 非保護者

    Posted by ブクログ

    08/5/26
    世話役×御曹司のお坊ちゃん。
    椎崎さんの本は何冊か読んでますが、これはかなり好みでした。一番好きかも。
    スレたくても根が素直な受が可愛らしかったです。
    敬語の攻がキレてに敬語を忘れるのもツボでした。
    『うん。もうおれ、おまえいらない』170P

    0
    2009年10月07日
  • 優しい檻

    Posted by ブクログ

    彫刻家×大物芸術家の秘書
    互いの言葉の足りなさ故に9年もすれ違ってしまう
    恋物語が楽しめます(笑)

    0
    2009年10月04日
  • 弟の親友

    Posted by ブクログ

    08/2/18
    一見頼りなさそうな受だけど芯はしっかりしてて、そりゃ攻も惚れるわなというくらい魅力的な方でした。
    ストーリーもしっかりしてて安心して読めました。

    0
    2009年10月07日
  • 親友と恋人と

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、まさに親友から恋人への過程を綴ったお話なのですが、この作家さんの特性なのでしょうか、とても心理描写が細かく、エッチシーンの為に無理やり話を飛躍させるとかそんなことはなく、丁寧に感情の流れが描かれていたので自然に読めました。また脇役たちのキャラクターもよく作られていると思いました。挿絵もとても綺麗。とにかくキャラクターの描写とストーリー進行が自然でした。「トモダチ」から「コイビト」への変化にも惹かれる方は是非どうぞ。お勧めします。

    0
    2009年10月04日
  • 好きでなきゃいけない 【イラスト付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ▼あらすじ
    フリーターの森野一陽はある日、自転車便のアルバイト中、届け先の造形作家・日比野恭輔が倒れていたところを助ける。あまり人に信用されない環境下で友人もまともにいなかった一陽は、お礼として何かと気にかけてくれるようになった日比野の傍にいるうち、なんだかほっとするような心地になっていった。しかし、そんな一陽の変化を面白く思わない幼なじみ兼同居人の中島祐世に、歪んだ愛情から段々と追いつめられて……!?

    ***

    ストーリーの完全度:普通
    トーン:シリアス
    エロ度:やや低い
    萌え度:やや低い
    総合評価:★3.0

    久しぶりに椎崎先生の作品を読みました。
    表紙も作家さんも好みだったので最初はウ

    0
    2022年06月08日