あらすじ
麻倉征、19歳、大学生。彼には8歳年上の同居人がいる。ひとり暮らしをする征に父親が寄越したお目付役・瀬尾篤史だ。幼い頃から傍らで自分を見守ってくれていた瀬尾と数年ぶりに一緒に暮らすことになった征だったが、瀬尾に対してどうしても素直な態度が取れない。かつて征にとって誰よりも大切な存在だった瀬尾。だが、ある時を境にふたりの関係は大きく変わってしまっていたのだ……
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一気に読んでしまった
未成年の大学生で雇用主の息子×年上のサラリーマンの物語
小さい頃から一緒に居て、愛情が芽生えないなんてないし
当然想いを告げることも立場上出来ず。
お互いの想いを隠してきた
大人になり、自分の想いにけじめをつけることでようやく結ばれた
素敵なお話だった
Posted by ブクログ
切ないんだけどお互いの想いが伝わるから苦しくはなかった。ほんとは干しでも良かったんだけど、もう少しくっついてからのはなしが読みたかったから4つで。
Posted by ブクログ
再読。「彼と、彼」を読んでからこっちを改めて読むと、裏では新見さんと佑も色々あったんだよなぁ〜と感慨深いです。当たり前だけど、それを全く感じさせてない辺りがまた面白い(笑)それは瀬尾と柾側にも言えることだけど。 柾もやっぱり意地っ張りすぎるかな。でも彼の健気なところはすっごく萌えw想いが通じ合ったあとの甘々っぷりにはニヨニヨですv
Posted by ブクログ
08/5/26
世話役×御曹司のお坊ちゃん。
椎崎さんの本は何冊か読んでますが、これはかなり好みでした。一番好きかも。
スレたくても根が素直な受が可愛らしかったです。
敬語の攻がキレてに敬語を忘れるのもツボでした。
『うん。もうおれ、おまえいらない』170P
Posted by ブクログ
帯のあおり文句が『あなたに触れる許可を、俺にもらえませんか?』だったんだけど、てっきりこれは年下坊ちゃん受→お目付け役攻のセリフだと思い込み、なんだかすごい健気な子の切ない片思いを勝手に連想してました(汗)・・・。小悪魔気取りはあくまでも”振り”で、健気な片思い(でも実はずっと前から両想い)なのは間違ってなかった。主人公がちょっとやさぐれた子になっちゃうエピソードに絡めて、想いあっているのに、お互いがお互いに負い目を感じているという設定には十分説得力があったんだけど、結構早い段階で攻も受を大切に思ってるのがわかっちゃうから、主人公がぐるぐる思い悩むのが、なんか・・・。いや、嫌いだったらそんなことも、あんなこともしないよ?って19歳の男子の心境にはちっとも感情移入できませんでした。でも、とにかく攻の敬語には萌えたな~~。『先に許可を取っておきたいんですが。――キスしても構いませんか?』に・・・。