椎崎夕のレビュー一覧

  • ブラザーコンプレックス 【イラスト付】

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    ネタバレ

    椎崎さん鉄板の〝ネガティブ健気受〟ではありません。
    健気と言えば健気だけど、兄弟想いの普通の高校生男子でした。
    既読の椎崎さん作品の中では一番好きかもしれない。
    兄弟モノとしても、ストーリー展開も、キャラ設定も、どれをとっても目新しくはないと思う。
    でも個人的にはいろいろ〝どストライク〟で非常に楽しめました。
    わたし自身は初の〝実兄弟〟モノでしたが、実は本当の兄弟ではないというオチ付きだった…。な~んだ。

    海外転勤中の両親の留守を守っている三兄弟。
    一番上の兄俊和は既に経済的に独立していて、人気ホラー作家として生計を立てている。
    学生時代は整った容貌&並外れた実行力で有名な生徒会長様だった。

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    2013年01月05日
  • 言葉にならない

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    ★3・8
    椎崎さんらしいお話でした。いやな奴出てきたり(笑)勝手な思い込みでナオがずっとぐるぐるしてた感じ。だから中々進展しなくてとにかくじれったかった!周りの人の助言がなければ進まなかったんじゃ?(苦笑)でも、椎崎さんの書かれるこのぐるぐるっぷり大好きwすごい良かったです。

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    2012年12月14日
  • 言葉にならない

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    ネタバレ

    決して悪くはないけど、特別言うこともあまりないという感じ。
    悪い男にひっかかりやすい…アッ(゜O゜;なんかデジャブな健気な子が、ちょっと強面だけど頼りになる男前攻めを好きになって、ひとりであーでもないこーでもないするお話。受の直人が本当に頑張りやさんでいい子。男を見る目はないけど、卑屈な感じではないので好感度は高いです。
    一方の攻めの周防はいつも黒ずくめでまるでヤクザな風貌だけど、実はバイクを飛ばして星を見にいっちゃうような意外な趣味の持ち主で、大学で天文部に所属する直人と星つながりで一気に心の距離が縮まります。
    見かけによらず面倒見がよくて兄貴肌の周防にどんどん心を傾けていく直人。うっかり打

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    2012年11月20日
  • 三十二番目の初恋

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    ネタバレ

    余裕のある大人に健気にがんばっている子がかわいがり倒される話は大好きです。
    が、しかし、受の想の『どうせ俺なんてオモチャみたいに扱われても当然』的なダメっ子ぶりに結構イラッとしました。
    あまり感情を表に出さないけど、大人で包容力のある医者の梶山と普段なら全く接点のないようなかわいくてちょっと隙だらけな感じの美容師の想。
    梶山の痴話げんかに巻き込まれた形でけがをしてしまい、仕事も住む場所も失ってしまった想。
    責任を感じた梶山が自分のマンションに想を居候させたことから始まる奇妙な同居生活。
    お互いに今までにない心地よさを感じて…的な展開は有りがちだけど嫌いじゃない。
    だけど、これでもか、これでもか

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    2012年11月17日
  • 恋愛未満

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    スピンオフ作品のようですが、
    「恋愛以上」は読んでません。

    先生粘り勝ちですね!(?)

    一軒家住みのおじさんに惹かれる属性が自分に
    あるような気がしてきた。

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    2012年10月24日
  • 不器用な策略

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    ネタバレ

    幼なじみに不毛な片想いをしている一基は犬猿の仲の年下の同僚ハルカに気持ちを見破られ、その事を脅しのネタに恋人のふりをする羽目になる。
    大嫌い同士スタートって妙に萌えるww
    大嫌いと言いつつも、ハルカが実は一基を気に入ってるのは序盤から透けて見えてて、腹黒そうなきれい系の生意気な年下くんが、常に敬語の華麗な言葉攻めを駆使して、兄貴肌でいわゆる男前受の一基をどうやって丸め込んで籠絡するのか楽しみにしながら読んでました。
    でもハルカが予想してたタイプと全然違ったww 一基に怒られてしゅんっとなったり、拗ねたり、超子供。ちょっとダメわんこ。めんどくさくて、わかりづらくて、一基も鈍いから、思いこみや勘

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    2012年10月07日
  • ぎこちない誘惑

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    いい人の仮面を被った腹に一物ある攻めって嫌いじゃないです。
    そんな本作、椎崎さん曰く甘めに作ったとの事ですが、うーん甘い?かなぁ……。
    いつもと変わらないような、いつもより甘いような。でも面白かったです。
    受けにだけいい人の攻めの受けの溺愛っぷりがいいですね。読んでて楽しいです。受けの子は健気で過去が重めです。重い重い。
    脇役で出てきた糸川くんという子が結構お気に入りです。いい子だーと思いながら読んでいました。
    あと子猫描写が可愛くて可愛くてついついニヤけてしまいました。

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    2012年10月05日
  • 恋愛以上

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    ネタバレ

    同級生の再会愛らしい出だしに一気にテンションが高まるも、思ったよりずっとシリアスなトーンだった。でも嫌いな感じじゃなかった。
    10年間消えなかった想い。
    高校の同級生で親友だった遠山に自分の密かな恋情に気付かれてしまったと思った隆は、一切の連絡手段を絶ち逃げ出してしまう。
    それから10年、不本意ながらも再び昔の仲間として再会した遠山と隆。
    過去を追求してくる遠山に本音を見透かされ半ばやけくそで挑発すると、遠山は意外なほどあっさりと隆を受け入れる。なし崩し的に始まってしまった恋人の真似事に隆は再び“逃げ癖”を発揮する。この時の隆のバッサリぶりがあまりにも独善的でそこまでやるか?!って気もしたのだ

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    2012年09月17日
  • 恋愛以上

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    かつての親友×ゲイを隠しているリーマン

    性格も何も可も違うのに、妙にウマがあい親友だと思っていた相手。しかし、卒業式の翌日、相手に黙って主人公は姿を消してしまう。
    数年後、同級生に見つかっての再会をはたすが、姿を消す原因を親友は覚えていなかった。覚えていないならそのまま疎遠になりたいのに、状況はそれを許してはくれなかった。

    姿を消す原因は「居眠りしてる相手にキスしちゃったから」というものですが(あらすじに書いてあるのでネタバレにはなるまい)
    それが主人公にとって、ゲイを自覚するきっかけにもなっていて、
    小さくとも大きな事件だったということがわかります。
    対して相手についても、主人公に対する

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    2012年08月05日
  • 『コイビト』

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    新装版(旧:花丸文庫同タイトル) 

    ・初出
    『コイビト』…花丸文庫『コイビト』(1999年3月刊)
     ゼニス・ブルー…書き下ろし
     四年目の告白…書き下ろし

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    2012年08月04日
  • あなたの声を聴きたい

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    初めて読む作家さん。

    早見さんが亨を何かと気にかけてくれてる人達(配達バイトの梶元さんとか居酒屋バイトの村山さんとか)にことごとく嫉妬しそうな未来図が見える(笑)

    「亨(あきら)」が頭の中で「とおる」ってなっちゃうので、「あきちゃん」呼びになかなか慣れなかった。

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    2012年07月19日
  • ぎこちない誘惑

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    「スペアの恋」スピンオフ

    「スペアの恋」が結構好きだったから期待したんだけど、普通。
    前作とのからみはほぼ無し。

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    2012年06月30日
  • ぎこちない誘惑

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    加藤がなぜ慎を気に入ったのか、よくわからなかったのが気になるが、慎は健気でかわいかった。
    加藤が慎を好きになった理由がもう少し納得いくものがあれば、もっとよかったなと思う。

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    2012年06月30日
  • ぎこちない誘惑

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    不幸受だれど、今回の彼はしっかりしてますね。ウジウジした所がなくって気に入った。ただ加藤が慎の事をいつから好きになった?っていうのがずっと気になって、これといった場面ってなかったんですよね。一緒いて段々と?そんなに一緒に居たわけじゃないし、最初は黒幕ごとあぶりだそうという魂胆だったはず。その辺りをもうちょっと感じ取れたらなって思いました。最初から優しかったし比べられない?感じ。スピンオフ?と考えたのがSEだった!じゃぁ上司か!とピンと来た。確認取りたくて出してチラッと確認、今から再読します♪

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    2012年06月21日
  • 恋愛以上

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    前半は結構のって読んでたんですけれど、中盤あたりから、椎崎さんお得意の独りよがりの受け炸裂!今回の受けは結構相手の為と言いながらもそれが自分の為っていうのかな?それが透けて見えた感じでちょっとアレでしたね。健気受けなんだけれど、なんか萌えがいまひとつ。今回の酷い奴は弟だったんですね(笑)でも嫌な奴なんだけれど、思いっきりキッパリサックリと受けが切り捨てた所は結構気持ちよかったですね。この二人よりも河埜の先輩の事が気になってしまいましたね。好きか嫌いか?と聞かれれば好きなお話なんですけどね~。

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    2012年06月08日
  • 恋愛以上

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    じわっとくるお話です。遠山は複雑な生い立ちから刷り込みされた雛鳥のように河埜になつきます。河埜はよこしまな感情を押し殺し離れることを決意するわけですが、刷り込みされた雛鳥はたまったものじゃありません。
    という話・・・・ちょっと違うか。10年たってからの再会愛?
    ただ、こういうのも誘い受になるのかしら?

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    2012年06月04日
  • 親友と恋人と

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    ネタバレ

    あらすじ★いつも隣にるのが当あたり前になっていた・・・★
    祐一にはもれなく貴則がついてくる。坂下祐一と中司貴則は、学部は違うがいつも一緒にいる親友同士だ。お人好な祐一をいつも中司がフォローしているのだ。だが、中司に好きな人がいると知ったとき祐一はなぜか胸が苦しくなった。どうして?そんな胸の痛みに気づかない振りをしていたのだが、ある誤解からすれ違い中司から拒絶されるようになってしまい・・・

    結果、攻めがどう謝るのか。
    センセイのお話はいつもそこに向けて浸って読みます。
    感触オンリー、その点が少々物足りなかったです。はい。

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    2012年06月01日
  • 非保護者

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    ネタバレ

    帯のあおり文句が『あなたに触れる許可を、俺にもらえませんか?』だったんだけど、てっきりこれは年下坊ちゃん受→お目付け役攻のセリフだと思い込み、なんだかすごい健気な子の切ない片思いを勝手に連想してました(汗)・・・。小悪魔気取りはあくまでも”振り”で、健気な片思い(でも実はずっと前から両想い)なのは間違ってなかった。主人公がちょっとやさぐれた子になっちゃうエピソードに絡めて、想いあっているのに、お互いがお互いに負い目を感じているという設定には十分説得力があったんだけど、結構早い段階で攻も受を大切に思ってるのがわかっちゃうから、主人公がぐるぐる思い悩むのが、なんか・・・。いや、嫌いだったらそんなこ

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    2012年04月27日
  • 臆病なキス

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    先に読んだ「壁際のキス」のスピンオフ。
    こっちの方が好きかな。
    受けの子が、性格はいいんだけど、控えめすぎ、臆病すぎ、遠慮しすぎ・・なのにちょっとイライラ。
    やり過ぎ感があるかな。もう少ししゃきっとさせても、話は成り立つと思うのだけど。

    それにしても、あの劇団の経営側がイマイチわからん。
    なんで、あんな里村みたいなのを放置してたんだろう?
    多少危惧はしてたみたいだけど、それでもロケに同行させてしまうあたり、何考えてるのかわからん。

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    2012年04月22日
  • 壁際のキス

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    受けも攻めも、妙にオトコマエで古風なしゃべり方なのが気になった。
    いや、別に嫌じゃないんだけど。

    もひとつ盛り上がりに欠けたかなあ。
    少し、この人に飽きかけてんのかな?

    BLって作家によってかなりパターン化されてくるからな。

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    2012年04月21日