竹美家ららのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
イエスかノーかのスピンオフ、辰起編。
製作会社のフロアディレクターが担当しているお笑い番組に加え、辰起の出ているニュース番組も担当するようになって、今まで育ってたお笑いの番組のプロデューサーが鬼のワンマンの人だけどその人に憧れてる受けは浸透してるのでそのpの言うとおりに動く、それが当たり前の日常だったのに、報道では自分がどうしたいのか考えろと言われ戸惑う。辰起はちゃらちゃらしていてコミュ充?自分と正反対でちょっと苦手、、、だけど、、、、。
・・・というお話。
受けがあまりにも後ろ向きな子で最初はあんまり感情移入できなかったけど、さすが読ませる作家さんなのでそんなことは気にせずぐいぐい読ませ -
Posted by ブクログ
ネタバレイエスかノーか半分か の続編
潮と知り合って1年、それなりに楽しくやってる。
計の裏番組にニュース番組が組まれ、そのアシスタントが実は旭テレビを受けてたのに計と一緒の年だったために落ちたという話を聞く。それまで他人を意識したことが無かった計なのに、いろいろと追い詰められてきて、、、。
計の焦燥感とかよく出てました。
潮の基本は懐深いんだけど、たまに間違えて計を追い詰めてしまうところとか、良くできていました。
そして、解決して終わりか?と見せかけて最後のトラップ!ビックリ!
でも楽しかったです。
そして、絵がチマ絵なのが全く私のイメージと合わなくって、それがなければ評価4でもいいのに、、、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世が世なら一国の城主になるべく生まれて、今でも『若様』として大切に扱われている湊。一穂さんは大好きなのだけど、ちょっとトンチキもとい奇想天外なその設定になかなか手を出せずにいました。
そんな昔の因習がしっかり残った田舎町に、ふらりと現れた隼人。住所不定無職、天性の要領の良さだけで世の中を渡り歩いてきたような正真正銘のロクデナシです。
一見なんの関わり合いもない物質同士がある時出会って、思いも寄らない結果が生まれる…みたいな、どこかケミストリーっぽい恋愛反応。
隼人は決して悪人ではないけれど、いっそ清々しいほどのろくでなしライフを送っている。人がこっそり胸のうちにしまいこんでいるような感情を、動 -
Posted by ブクログ
とても不幸な生い立ちだけど、自分の顔と体を武器に、打たれ強く生きてきた28歳の尋が主人公。そんな彼が、自分を囲ってくれていた優しい「パパ」を突然亡くしてしまい、一文無しに。どこにも行き場がなくなってしまいます。ところがマンションを出て行く日に、唯一自分の所有する財産である車の整備を頼んだら、偶然にも高校の同級生だった知佳が現れて。
知佳は、かつて尋が恋焦がれていて、あえなく失恋した相手。再会した知佳は昔以上にかっこよくて優しくて、尋は性懲りも無くまた恋心を抱いてしまいます。
尋は、減らず口叩いたり可愛げのないこと言ったりするけど、実はとてもデリケート。ゲイとしてかなりの手練れと思われますが、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主にいい意味で普通のお話です。目を引くような派手さはないけど、ほのぼのアットホームな良質のラブコメ。とにかくブラコン兄の弟溺愛っぷりにニヤニヤ。これといって事件もなく悪い当て馬も登場せず、ただただ兄の盛大な勘違いで話が進行します。年下の攻もよくある『大型ワンコ』系ではなく、クールで飄々としたきれい系です。←こういうの好き。受である壮絶ブラコンのお兄ちゃんは弟の貞操を守るため、身代わりで攻くんとチュッチュッする羽目に陥るのだけど、『同性なのに不思議と嫌じゃなかった』っていうBLテンプレ的な展開です。全体を通して、ほのぼのとかわいい仕上がりなんじゃないでしょうか。
今回はこの作家さんお得意のジレジ -
Posted by ブクログ
非公式部署の刑事・奥村智重×人型の「犬」・石凪信乃
人造人間?めいた登場人物有。
人間の細胞から造られた、犬の特性をもつ信乃の一途な姿がいじらしい。
大切だと伝えた相手が次々亡くなってしまった智重の過去も悲しい。
あらすじ
警視庁の非公式な部署に属する刑事・奥村智重は、人間の細胞から作られた人型の「犬」と呼ばれる生命体・石凪信乃を与えられ、組むことに。自らが傷つけられることなどものともせず、危険の中に飛び込む信乃。「主人」である智重を恋い慕う信乃に、智重は冷たい。時には身体を繋ぎながらも、信乃は智重との距離に心を痛めているのだが...。 -
Posted by ブクログ
[板前×IT社長]
相手の安心と信頼を完全に獲得するため、
全てを受け入れ、我慢を重ね、それを若干楽しんでいる攻め。
啓一が元彦に出会えてよかった。本当にそう思った。
最後の誤植はちょっと致命的だったな~
一瞬、誰?って思ったし。そのお陰で感情移入できなかった。
残念。
☆あらすじ☆
板場にばかり張り付いて料理のことしか眼中になかった谷元彦だったが、板前頭として勤める料亭を近頃訪れる美貌の青年をつい目で追ってしまう。彼はIT系ベンチャー企業を躍進させたやり手実業家・北村啓一。その北村が料亭の一室を代議士との密会に使用していることを知った谷は、北村のことを深く知りたい、という抑えがたい衝動に