竹美家ららのレビュー一覧
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【あらすじ】
警視庁の非公式な部署に属する刑事・奥村智重は、人間の細胞から作られた人型の「犬」と呼ばれる生命体・石凪信乃を与えられ、組むことに。自らが傷つけられることなどものともせず、危険の中に飛び込む信乃。「主人」である智重を恋い慕う信乃に、智重は冷たい。時には身体を繋ぎながらも、信乃は智重との距離に心を痛めているのだが…。
【感想】
『千流のねがい』にリンクしている特殊な設定は、志水ゆきさんの漫画『是』にも通じるところがあるでしょうか。
南総里見八犬伝の登場人物の名前を与えられた信乃(主である智重が拒否したので、名付け親は一水先生)の健気さがいっそ哀れなほどです。智重の過去もかなり痛いの -
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【あらすじ】
満月の夜、神社の格子越しに美しい金色の「神様」を見て以来、神社に通う小学生の颯太。颯太が見たのは、「神」のレプリカ「きつね」だった。ある日、先代の跡を継ぐため社にやってきた「きつね」の凛は「神様」を呼ぶ颯太の声に我慢できず答えてしまう。やがて颯太と凛は心を通わせるようになる。存在すら知られてはいけない「きつね」と人間の恋の行方は…。
【感想】
征士郎(神主)に手作りの和菓子を強請る凛の可愛らしさに、ただもう撃沈 & 颯太の強運っぷりにひたすら脱帽。
先輩《きつね》の鞘と征士郎の詳しい話は番外編で読めます。こちらはもう切なくて切なくて…。泣かされました。最後のほうでは、ちょっと -
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波瀾万丈な筋書きと反比例するように、かなりしっとりした話。
受けが判りやすいくらい薄幸、健気、儚げ系なので、もう少しイラッとした話になるかと思いきや、存外楽しんで読めた。
そこそこ男の子気質も発揮するのが良いのかも。
10年以上前に出た本の文庫化されたものです。
それにしても上海好きなのな、作者さん。
タイトル通り第二次世界大戦前夜の上海が舞台で、主従、幼なじみ、離別と再会辺りがキーワードのBL。
10年前の作品だからなのか、作風なのかエロ度は低め。
エロエロを読むのも好きだが、この作者のしっとり読ませるBLは他人様にお勧め出来ると思う。
『透過性恋愛装置』は好きなんだけど『いとし、いとし -
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ふわぁー。これは上級者向けだったかもしれません。。。
私のようなエロ描写苦手な者には、ちょっと苦しい内容になっておりました。。。m(_ _)m
男女で同棲のカップル。
男男で同棲のカップル??
どちらもセックスレスで悩んでおりました。
ある日の間違いメールから、その悩んでいる同士が意気投合してしまうわけですが、、、
最初っから男性のそういうお悩み!?
私には理解が追いつくところではなくて、、、
一穂さんの作品ですからね、超特急で読めてしまったのですが、感情移入型の読み方をする私には、感情移入出来る対象がいなかったからか?ちょっとこちらは難しかったです。
ほんと、すみませんm(_ -
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「イエスかノーか半分か」の番外編+書き下ろしの2冊目。
これもう1冊あるんだね。
1冊目の感想にも書いたけど
本編を読んでからかなり時間がたってて、2冊目の時に「もう一回本編を読みなおそう」っておもったものの、(2)をよんでしまったので、
前回同様「ん??この人は・・え~っと・・?」って思い返しながら読んだ。
あと、これはいつの時の何だろう?
とか思いつつ。
こちらの最後の「恋はあせらず」が書き下ろしなんですがとても読みごたえもよくていいお話なんだけど、
2回目のえっちに至る話なんですね。
それまでの短いお話の中ででも、さんざんヤッてるのを読んだままのテンションで読むと、最初「え?ん?」っ -
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ネタバレ「イエスかノーか半分か」の番外編1
こちらは「ザニュース」のスポーツ担当アナ、皆川竜樹と、ADの深(しん)のCPの話。
とはいえ、前例に漏れず結構お仕事小説の空気の方が大きい。
竜樹は明るくて人に好かれ、声が大きい、いわゆる陽キャな子。顔もそれなりによい。
アナウンサーとしてはまだかけだしだが、「ザニュース」のレギュラーにあるのもなかなかすごい。
でも、彼には彼のちょっとした悩みがあったりする。
そして、ずっと大好きなバラエティ「ゴーゴーダッシュ」の制作に加わりたくて、その制作会社にはいるために大学も選び、なんとか入社し、なんとかその番組のPである栄にも「パシリ」「子分」として仕事ができ -
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ネタバレ「イエスかノーか半分か」の2巻目。
人気アナウンサーの国江田計と、クレイアニメ映像作家の都築潮は
お互いの家を行ったり来たりしながらお付き合いを続けている。
計の番組「ザニュース」の裏番組として「ニュースメント」という番組が始まった。
司会進行のサブとして木崎というタレントが起用された。
が、この木崎がアナウンサーばりに活舌と声がよく、計はびっくりする。
どうやら木崎は小さいころからアナウンサー希望で計の局を受けたが落ちたらしい。
それも、計と同じ年。
計は裏方志望で受験し、社長に「アナウンサーになれ」と言われてなったくち。
夢とかじゃない「やれ」といわれてやり始めただけ。
もしかして、 -
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ネタバレ以前、何気にサブスクでアニメを見た。
へ~っておもいつつ見たんだけど、あとで一穂ミチさん原作だと知ったんだよね。
ってことで、
他の物を買うついでに古本屋さんで見つけて買ってみた。
2014年の作品、つまり10年前ぐらいなのか~。なんとなく今と作風が違うのかなって思った。
今調べたら、めちゃくちゃシリーズ化されてるのね。
(アニメはこれの前半?だけだった気がする)
人気アナウンサーの国江田は、物腰が柔らかで優しく穏やかな人物・・・とおもわれているがそれは表だけの顔。
実は、悪態をつき、口が悪くて、だらっとしたりもしている。
家にかえってスエットとマスクと眼鏡をフードをかぶって、お気に入りの -
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ネタバレ「ふったらどしゃぶり」のスピンオフ。
整と離れた和章はスランプになり、デザインができなくなっていた。
田舎にひっこんだ大学の先生(第二外国語を習っただけ)に、書庫の整理を頼まれたので、里に家を借り、山の中の先生の家に通うようになる。
そこ先生の孫の柊と知り合う。
23歳。ドイツの血が1/4のクオーター。先生の家からさらに山の上にある植物園出働いている(どうやらバイト)
整を失って(つきあってはないけど)益々抜け殻っぽくなっている和章は、「きれい」が分からないという。
すこしづつ恩師と柊にかかわることで、かわっていく。
そして柊の古い傷(ここにいる理由)も知る。
整を囲って閉じ込めて、でも